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吸血鬼映画

 ドラキュラZERO オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ ビザンチウム     

吸血鬼映画のごく一部

 

 結果的にだけどスパイ映画同様に、ヴァンパイアものも人気が継続している(「ダーク・シャドウ」 「Virginia ヴァージニア」)。手掛ける人もワールド・ワイドで合衆国だけではなくロシア人だって(「リンカーン/秘密の書」)、スウェーデン人だって(「ぼくのエリ 200歳の少女」)、韓国人だって(「プリースト」)・・・。最後の一発が「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart2」で締める2012年、ファンタジーが品薄にならないように、モンスターものの1バリエーション、吸血鬼映画も連綿と続きそう。なにより作り手もさることながら、好事家も多いしね。
(11/16/2012)

 

 映画好きとしては恥ずかしながら、ホラーがダメ。ところが好物の匂いに逆らえず、ついつい食堂に入ってしまう習性と同じく、吸血鬼映画から何か怖がりでも引きつける香りが漂っているみたいで、予告編の段階で魅入られてしまいます。ただしヴァンパイアに太陽はダメ、にんにくはダメなどの禁忌があるように、“ホラーがダメ”という矛盾を抱えておりますので、恐ろしく数のあるはずのほんのごく一部しか楽しめない。

 

 もともと菊池秀行の小説が大好きで、「吸血鬼ハンターD」が出発点でしょうか。亜流と思える「ウルトラヴァイオレット」なんかもB級だけど好きになってしまう。血が出るのはダメだけど、要素として“モータル/イモータル”の部分に惹かれるからかもしれません(Dの旅がまさにそう)。加えて美形が必須ですから、モンスターもので最も量産されているポイントではないでしょうか。ただ怖がらせるだけでは終わらない魅力がある。

 

 出ている役者さんからするとA級は「ドラキュラ」 、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」。準A級がトワイライト・シリーズ、「アンダーワールド」といったあたりでしょうか。しかし完全にB級のジョン・カーペンター監督作「ヴァンパイア/最後の聖戦」は映画好きの方大推薦。ジャパニメーションの2本も大好き。

あくまで出演者的に・・・、Class Bの方が面白い方もいらっしゃるはず。
(11/10/2010)

 

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無意味なれど、吸血鬼映画あれこれ

ヴァージニア リンカーン秘密の書  

 

Class A

 ぼくのエリ200歳の少女  ドラキュラ
 インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
 Virginia ヴァージニア  ヴァンパイア

 

Class A'

 オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ
 ビザンチウム  モールス  デイブレイカー
 トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2
 トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1
 エクリプス/トワイライト・サーガ   
 ニュームーン/トワイライト・サーガ  トワイライト初恋
 クィーン・オブ・ザ・ヴァンパイア
 アンダーワールド  アンダーワールド 覚醒
 ハンガー

 

Class B

リンカーン/秘密の書  ダーク・シャドウ  プリースト
ドラキュリア  ブレイド  ドラキュラZERO 
ヴァンパイア/最後の聖戦  ヴァン・ヘルシング
渇き  ナイト・ウォッチ  デイ・ウォッチ
ディラン・ドッグ/デッド・オブ・ナイト

 

ジャパニメーション

バンパイアハンターD  BLOOD THE LAST VAMPIRE

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吸血鬼映画

  ヴァンパイア

 

 岩井俊二は本作で証明した、一人6役こなしても素晴らしい吸血鬼映画を撮りあげられることを。かえすがえすも「モンスターズ 地球外生命体」のギャレス・エドワーズは早かったのねと「言の葉の庭」を経ているだけに痛感する。大人数が邪魔になるというのではなく、違った効果を映画の中に持ち込めるのが魅力なのかもしれません。主要キャストは2人のエイリアンものとは違って、本作のキャストは極めて豪華だ。ケイシャ・キャッスル=ヒューズ(「約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語」)が出てくる。「パルプフィクション」のアマンダ・プラマーが出てくる、レイチェル・リー・クックは「シャンプー台のむこうに」以来か・・・。冒頭のシーンで「Love Letter」が大好きだっただけに、色味のない画面が素晴らしかった。

 

 連綿と作られる吸血鬼映画なれど、こってり上に乗っかっている“お約束”をあっさり捨てちゃって、独自路線を貫いた監督に感服。画面だって「ぼくのエリ200歳の少女」に見劣りしないのはさすが。手持ちカメラで撮ったって、撮影者に画家の才能がなければ映画は成立しないのです。ちょっと前に見た「恋のロンドン狂騒曲」の後でも遜色なし。ジジイの映画に欠けているIT機器が重要性を持っているのは今世紀当然で、サイトで知り合うというのは「妄想代理人」にも出てきた。自殺しか考えられないってのは、ホントに救われない世の中になっちまいましたね。

 

 吸血鬼が餌食をおび寄せる自殺サイトで気がつくんだけど、本作は日本を想定していたのでは?キリスト教徒が多い国では厳しく禁じられていて、頻繁に起こっているのは我が国だ。さらにアルツハイマーの母と同居という設定にしても、樹海を思わせる森にしても。ただし唯一の日本人キャスト蒼井優が図らずも、無理だったことを証明。起伏に乏しい顔の点で、ヴァンパイア映画を成立させるのは難しい。緒形拳の「咬みつきたい」を見つけるのが難しいように、我が国と吸血鬼とは相性が悪い。魔界水滸伝の加賀四郎によると、ありとあらゆる妖怪のパターンがあるのに、吸血鬼パターンだけが完璧に欠落しているのだそうな。「バンパイアハンターD」は遠い未来、「BLOOD THE LAST VAMPIRE」は米軍基地内とかね。

 

 画面はシリアスながら、ユーモアが随所に散りばめられていてまるで退屈しない。吸血鬼=サイモンは高校の先生だけに、生徒に命の大切さを説くけど、橋で飛び降り自殺しそうな人には「DNAの研究です」などといって近づいたり。吸血鬼より恐ろしいのが通り魔の猟奇殺人鬼で、これも数が多いからニュースにならない我が国で進行中の病を表しているのかも?「キスト」とかまで思い出させてくれる、吸血鬼映画で必要なエッセンスと無駄を省いた、後々エポックになりそうな作品です。それは中身もさることながら、製作体勢も含めてね。
オススメ★★★★☆

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  ぼくのエリ 200歳の少女

 

吸血鬼のルーツ、北欧から新しいタイプのヴァンパイアものが登場しました。あるいは吸血鬼映画の形式を用いた“スウェーデン映画の秀作”の方が妥当かもしれません。雪景色は絶品で、懐かしい響きかもしれないけれどアートシネマといった趣がある。ヴァンパイアものである以上、ホラーの要素が入っていなければならないけれど、作品全体を覆う静謐な雰囲気はそれを忘れさせてくれる。いじめられっ子の主人公はもちろん孤独で、夜中に独りでいると、運命の少女エリと出会う。映画通が怒っちゃうかもしれないけれど、「フランケンシュタイン」の化け物をモチーフにしたヴィクトル・エリセの傑作「ミツバチのささやき」に迫る内容。

 吸血鬼映画が好きな連中はグロ好みもいるけれど、耽美趣味も兼ね備えていて、この神経症ともいえる美しい情景描写はたまらないでしょう。凍えるような寒さが伝わってくる世界で、2人の宿命的な出会いは果たして・・・。リメイクする場合確かに余地はいっぱい残っているけれど、観客に想像を膨らませる部分こそがこの作品最大の魅力かもしれません。セリフも少なく、観ていると自然に伝わってきます。激しい愛の物語ではなく、静かな染み入ってくるような余韻に浸る吸血鬼映画が生まれるとは。
オススメ★★★★☆

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  バンパイアハンターD

 

 一度第1巻をアニメ化しているので、第三巻D‐妖殺行の映像化。なんと言ってもセリフが英語だったので、Dの雰囲気はコレである。奇人変人のマーカス兄妹もバルバロイ一族も動きの激しい映画にはもってこい。このクォリティを維持して全巻映画化して欲しいと思った。でもそうはならずに何年経ったんだっけ・・・。ま、Dの世界観を大体網羅しているので、入り口としても文句なし。ラストは異論はあろうとも大好きな締めくくり。
オススメ★★★★☆

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  ヴァン・ヘルシング

 

 モロに「吸血鬼ハンターD」と内容が被っている。主演のヒュー・ジャックマンはもちろん美貌ということで選ばれたことは間違いない。ところがDの実写映像化は日本映画では無理なので、案外楽しめるかも。もちろんワールド・ワイドに“D”が広まっていることはこの1本が証明している。「ブレイド」も“ダンピール”の設定は完全に移植されていると思うんだけど・・・。ただしケイト・ベッキンセイルが強気の女として登場するのはかっこよいし、「リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い」に匹敵する漫画チックなCG娯楽大作としては十分合格。ラストのなぁ、Dの“決めの部分”がギャグになってしまうとは・・・。
オススメ★★★☆☆

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  クィーン・オブ・ザ・ヴァンパイア

 

 亡くなったR&B歌手アリーヤの奇怪な艶姿も凄いのですけれど、トム・クルーズの後を受けてレスタトを演じているスチュワート・タウンゼントも悪くなかったですね。カリスマ・ロック・シンガーにまんまとなりおおせて、夜な夜なグルーピーを毒牙にかけるなんて正義の人=トム君だったら演じられなかったかも。
オススメ★★★☆☆

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