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9.11

虐殺器官 スノーデンシークレット・アイズ ザ・ウォーク ドローン・オブ・ウォー         

世界が狂い始めた日

 

 人々が忘れっぽいので、その日が含まれる週にマスメディアが、特集を組むのは間違っていない。2001年の同時多発テロから10年以上経過しているので、悲嘆にくれる日々から、合衆国は解放されつつあるのか?「崖っぷちの男」のような作品を怖がらずに、撮ることも見ることも出来るようになった。ただ、東日本大震災とその津波が起こした原子力発電所の事故は現在進行中なので、どうしても頭から離れない。

 

 もっともアチラの国では“端を発した事態”は継続している。「ゼロ・ダーク・サーティ」は1年前だけど、あっという間に忘れ去られようとしている。オバマ大統領は現在旗色が悪いようだけど、擁護するかのように大統領を描いた作品が出てきている(「エンド・オブ・ホワイトハウス」)。戦争は失政だから、共和党にアメリカ人はうかうか票を投じたりはしないだろう。

 

 あの男は止めることもできたのに、そうはしなかった。「ローン・サバイバー」の遠因もまた彼なのだ。“世界が狂い始めた日”なのだと振り返って気づかされる。もちろん「その前から世界はそうなんだ」と言われればその通りかもしれない。しかし少なくとも現在進行中の事態はこの事件が原因。戦争を起こすのは容易なれど、終結させるために費やされる犠牲は計り知れない。
(3/28/2014)

 

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映画が描いた“アメリカ同時多発テロ事件”いわゆる“9.11”

 

 いつの間にか浸透してしまった、マス・メディアが東日本大震災を“3.11”と呼ぶ習慣。物事の名称を略して言うと本質を見失うと思うので、違和感を覚えてしまう。もっとも“アメリカ同時多発テロ事件”を“9.11”と言うことに慣れてしまっているから大同小異だけど。ただ記号化が良い悪いではなく、名称が似ているからと言って、似て非なるものを同一視するのは誤り(と自分に言い聞かせている)。

 

 人口密集地における無差別殺人という点で、我が国のオウム真理教が起こした“地下鉄サリン事件”とあの悲劇は同じ。ところが今(2012年)に至るまで本心は理解不能、“なぜあんなことしたの?”本のタイトルを思い出せないけれど、吉本隆明氏が“オウム真理教の教義を理解しないと・・・”という部分がずーっと引っかかっている。手掛かりとして村上春樹著アンダーグラウンド 是枝裕和監督の「ディスタンス」 があるけれど、どうしても納得がいかない。

 

 しかし「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を観て主演のトーマス・ホーン君の熱演に感動、いい年したオッサンが“考えたって分からないこと”に悩むようじゃあしょうがない、“頭の隅”には置いておくとしても。
(2/21/2012)

 

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ページに乗せた直接触れていると思われる作品

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い 再会の街で

 

ランド・オブ・プレンティ  ワールド・トレード・センター
ユナイテッド93  再会の街で  扉をたたく人
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い  

 

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派生していると解釈している作品

アメリカン・スナイパー 誰よりも狙われた男 フェアゲーム ルート・アイリッシュ

 

2005年

戦争のはじめかた  炎のメモリアル  ロード・オブ・ウォー

 

2006年

ジャーヘッド  シリアナ  Vフォーヴェンデッタ
グッドナイト&グッドラック  トゥモロー・ワールド

 

2007年

グアンタナモ、僕達が見た真実  ボラット  キングダム 見えざる敵

 

2008年

大いなる陰謀  さよなら。いつかわかること
ハンティング・パーティ  チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
告発のとき  リダクテッド 真実の価値

 

2009年

ブッシュ  消されたヘッドライン  バーダー・マインホフ理想の果てに

 

2010年

ハートロッカー  グリーンゾーン  ヤギと男と男と壁と  ブルーノ

 

2011年

フェア・ゲーム  ブローン・アパート

 

2012年

ルート・アイリッシュ  パーソン・オブ・インタレスト

 

2013年

アウトロー  ゼロ・ダーク・サーティ

 

2014年

ローン・サバイバー  NY心霊捜査官
ファーナス/訣別の朝  誰よりも狙われた男
フライト・ゲーム  おやすみなさいを言いたくて

 

2015年

アメリカン・スナイパー  ドローン・オブ・ウォー
アイアン・ソルジャー  

 

2016年

ザ・ウォーク  ニューヨーカー誌の世界
レディ・ソルジャー  スポットライト 世紀のスクープ
シークレット・アイズ  アメリカン・レポーター
シチズンフォー スノーデンの暴露 

 

2017年

スノーデン  虐殺器官

 

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関連作

  ワールド・トレード・センター

 

 ページに載せようとしていたけれど、見送ってしまっていた1本。それは「ユナイテッド93」と同じく辛い作品で、店に貼るPOPにできなかった。ワールド・トレード・センタービル倒壊に巻き込まれて、奇跡的に生還した二人の消防士を丁寧に追ったオリヴァー・ストーンのストレートな1本。“題材に意義あり”と実力のある俳優が続々出演。ニコラス・ケイジ、マイケル・ペーニャ、だけでなくマリア・ベロ、マギー・ギレンホールだけでなくスティーヴン・ドーフまで。

 

 信じられないことにあのオリヴァー・ストーンが倒壊したビルの下敷きになった2人を、ドキュメント・タッチで追っている。“陰謀説の最先鋒”のような男が、時間経過も含めて2人の証言を元に、過度な演出を控えて生々しく描く。演じるニコラス・ケイジとマイケル・ペーニャは、ほとんど後半二人だけで映画を保たせなきゃいけないんだけど、素晴らしかった。
オススメ★★★☆☆

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  カウントダウンZERO

 

 TVニュースに満足せず、余計なもの(本で得た知識、ドキュメンタリー映画)に毒させていると、ひたすら“為政者はそろいも揃ってアホだな”と思ってしまう核爆弾に関する緊急レポート。ロシアでは核物質の扱いがぞんざいで、いろんな国に垂れ流し。合衆国は必死の作戦でそれを回収しようとするのは「ピースメーカー」でも描かれていた。遠くで爆発するなら日常の生活が優先するので、たとえ核爆弾の材料であっても金に換えちゃう。過度に恐怖を倍化しない造りにはしているけれど、ため息出ちゃいます。

 

 原爆の父=オッペン・ハイマーから始まって、オウム真理教もロシアに買い付けに行っていたし、我々の認識を刷新する材料のひとつ。バカじゃないはずだから、エライ人々はやってることが“愚かな行為”だと知っているはずなのに、“競争”になった途端に歯止めが利かなくなる。案外これが資本主義 の落とし穴なのかも。押井守 はその著書コミュニケーションは、要らない  で、「福島の事故は人災で、第三の原爆を落としたのだ」と記している。確かにいやな事実なので、まさに“直視しなければならない現実”。「太陽を盗んだ男」が実に“警鐘を鳴らす1本”だったと今さらながらに唸ってしまう。なぜかプロデューサーが「イングロリアス・バスターズ」 のローレンス・ベンダー。
オススメ★★★☆☆ 

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