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現時点10(12/16/2016 10:47:30 PM))

              

 難儀な21世紀です

 

 現在の20代は学校でウィルス対策ソフトをPCに入れるよう勧められるんだそうな。その女の子と「Windows10はしょっちゅう止まるよね、参っちゃうね」という会話が成立することで安堵するオッサンですけれど、頻繁なアップデートに慣れっこの昨今、チョッと気になることがある。本来プログラム(今じゃ、アプリって言うの?)とは完品で取引先に納めるものではなかったか?

 

 いや、分かりますよ指数関数的に増えるデータ、相互に作動させるには逐次書き換えが必要なこと。また株主にアピールしなきゃなんないから、次から次へと新規プログラムを発表する必要性。とは言ってもそれは売り手の都合で、ユーザーには関係ない。ウィルスとは便宜的にそう呼んでいるだけで、0、1のデータはデータ。もしアップデートされてる中にウィルス対策ソフトを稼働させて、他社製のファイルを排除、自社の映像配信のみを視聴するよう仕向けるナニかが仕込んであったら?

 

 ネットで繋がっているかもしれないけど、行き来している情報は大したことはない。という古臭い人間だから、映画館に行くついでに街の様子もジロジロ眺めて帰ってくる。家から動かずにTVだけを見ている、電車の中でもスマートフォン、タブレットに齧り付いて“引き籠っている”と・・・。ごく最近本屋さんに行って、愕然としちゃったからこんな妄想ばかりが膨らみます。

 

 Amazonで古本も安価に手に入る、kindleなら夜勤帰りの電車の中でも新刊が購入可能。などという生活をしてきて、ホントに久しぶりに書店に行って、さ迷った。しょっちゅう出入りしている店なら“どこに何がある”かは見当がつくけど、情けない。それも購入予定の本をネットで在庫確認した上で・・・。DVDレンタルのクセが、“本を買う”というごく数年前まで当たり前の行為を変えている。

 

 “知らず知らずの間に変わり果てた地点に自分がいる”ことを嘆いていたって仕方ない、前に進むしかない。確認するためにも「星に願いを、いつでも夢を」「コンビニ人間」が必要だった。もう唖然とする世界に私めは生きているんだな、現在進行中なのは人工知能に関してなんだなを「WIRED(ワイアード)VOL.26」「ビッグデータと人工知能 - 可能性と罠を見極める」で知る。それは「シン・ゴジラを私はこう読む」も手伝ってくれて、生活苦しいのに難儀な21世紀です。
(12/16/2016 10:47:30 PM)

 

 

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  星に願いを、いつでも夢を

 

 作品世界が波乱万丈でも、書いてる作家は“身も蓋もない現実に生きている”(「幸せの1ページ」をご参考までに)。この人がプライベートを披露している部分がまさにそうで、私めにとって役立つ情報はそれ以外。経済に関して、政治に関して、マスコミに関して、TVニュースをただの宣伝に見せてしまうほど、核心を突いて無駄なく教えてくれる。お陰さまで苦い良薬。

 

 関心を寄せているのが人工知能、それもディープラーニングというコンピュータ技術というのはさすが伊藤穣一氏(「WIRED(ワイアード)VOL.26」)を友人に持つ人。きっと蓄えられた情報を元に作品に昇華するのではと今から楽しみ。なんでかっていうと、2冊「ビッグデータと人工知能 - 可能性と罠を見極める」「人工知能は人類を超えるか」読んでもサッパリだし。また、“作家は、読者に見抜かれたり、併走されたりしたら終わり(p155)”が可笑しくて仕方ない。
オススメ★★★★☆

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  コンビニ人間

 

 読了後“一人としてまともな人間が出てこない”という認識は私めが古いからで、今を描く場合、物語を構成する日本人はこういった人々でなければ。前段階として「戸越銀座でつかまえて」「銭湯の女神」を読んでいて、体勢作りができたけど、“そんなハズはない”とは“こういう日本であってほしい”という願望が抑制しているからで、作者の観察眼は見事だ。特に主人公=古倉さんの部屋に居候する白羽さんなどは、実際にいるからね。

 

 何年かレンタル屋の店長をしていたので、日本人がどんどん変化していく様子を見てきた。劣化と称しても良いし、“高齢化が進む時代に適応した”と言っても良い。大量の非正規雇用が常態化して出現させた社会の一幕。同じコンビニが舞台でも「コンビニたそがれ堂」とはワケが違って、やけに生々しい。ただ古倉さんは30年前だったら“職務に忠実で得難い人”だったはず。

 

 彼女を軸にして読むと、他の人間はほとんど幻と化す。呆れ果てるしかない居候、彼女の薄っぺらな友人たち、店長などもそうだ。ひたすら店員として生きている彼女を、異常に見せてしまうのが今の社会かもしれない。倉庫でたまたま見つけたんだけど、芥川賞とは知らなかった。描かれている世界には“美の一分子も含まれていない”から映像化は無理だろうけど。
オススメ★★★★☆

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  ビッグデータと人工知能 - 可能性と罠を見極める

 

 勝手な解釈ですけれど、読んでいて“羽ばたく飛行機はない”というフレーズが頭に浮かんだ。昨今やたら出回っている人工知能に関する情報を濾過することができる。チェスで人間に勝ったといっても、機械が自発的にやったことではなく、開発した技術者が優れていると正されれば確かに。そして「人工知能は人類を超えるか」を再読すると、氾濫する情報とホントのことはキチンと分けて触れられている。

 

 ビッグデータの時代は確実に来ていて、それだけは日々実感する。もっともそれらを人工知能に任せてしまうとはまさに“虫のいい話”。様々なことをいろんな角度から見ていかなければならないし、しんどいお勉強も必要なのでしょう。著者には申し訳ないけれど、半分も理解できなかった。頭の悪さに加えて知識不足が主な原因なのでしょう、でも不貞腐れているワケにもいかない。

 

 きっと“人工知能が仕事を奪った”ということを最大限利用する人間はいっぱいいるだろう。その胡散臭さに対抗するには必要。「ハドソン川の奇跡」が良い例で、積み上げてきたデータから割り出すことはできても、それがない状態で判断するなど不可能。機械はカラクリ、そう見せているだけで実際は違う。はき違えて先走りするのを防ぐためにも、何度も読まないと。
オススメ★★★★☆

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  WIRED(ワイアード)VOL.26

 

 サイトはしょっちゅう覗いているけど、オバマ大統領と伊藤穣一氏の対談が気になりkindleで読んでいる。なんと2人の間の関心事も人工知能だ。また大統領が「スター・トレック」のファンで、「オデッセイ」もお気に入りとは。読んでいると生きた心地になる時もあり、遅れている自分にガッカリもする。動画配信サイトMUBIを紹介している記事なんか特に。

 

 CDV-NETと併読するとAmazon、Netflixといった2大プラットフォームについてもお勉強になる。自社製のコンテンツであるから、広告収入を気にすることなく1シーズン2シーズン発注されるんだとか。そのへんを念頭に置いて「ツインピークス」「ハウス・オブ・カード 野望の階段」を見比べるとストーリーテリングで違いも出てくるのかな?
オススメ★★★★☆

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  「シン・ゴジラ」、私はこう読む

 

 日本映画は「シン・ゴジラ」「君の名は。」の年だった、と後々振り返ることになるだろう2016年。いろんな人が観たんだなぁ、映画とは問いを投げかける性質もあるんだなぁと感心してしまう。娯楽のハズなのに皆さん真剣で、石破元防衛大臣の仰ることは正しい。害獣駆除で自衛隊出動、北海道から戦車を移送するシーンも不可欠でしょう。

 

 また元大臣が語ってくれる国防に関しては情報更新に役立って、今後自衛隊が出てくる作品を観る時は参考にさせていただく。その反面「シン・ゴジラ」がラッキーな映画だったことも分かった。自衛隊が積極的に全面協力したアレ(タイトルは本著をお読みください)、「機動戦士ガンダムUC episode 7 虹の彼方に」が素晴らしい福井晴敏が原作を書き、「闇の子供たち」の阪本順治が監督したアレは精緻すぎて・・・。

 

 文芸評論家・加藤典洋氏の分析はものすごく勉強になる。同時にその分析に足る情報量を作り手が込めた作品であるからスゲェと感心してしまう。リリースされたら何度も見てしまいそうだ。なお副次的だけど、電通文化とは今後TVを眺める指標になるかもしれない。表現の自由を奪っている空気を醸成するモノが何なのかのヒントとしてね。
オススメ★★★★☆

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