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ミニシアターと私2

マイビューティフルガーデン 光をくれた人 ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命 ムーンライト シーモアさんと、大人のための人生入門                 

 “各回入れ替え制が生み出したもの”はたぶん・・・。

 

 次々にミニシアターが無くなることで、映画の特色も消えようとしている21世紀の我が国。ミニシアターで始まったのが“各回入れ替え制”と“入場の順番整理券”で、後から座席指定が導入された(「第九軍団のワシ」の時もオーディトリウム渋谷は入場整理券)。六本木にあったシネ・ヴィヴァンも、恵比寿ガーデンシネマも順番整理券の先駆けで、一般娯楽作と差別化する意味でも、“全員に座ってご覧いただく”意図があったんでしょう。“上映終了まで出られない”、“閉じ込めるのか”なんて批判もあった。座席指定は今では常識なんだけど、昔の映画館には一般席と指定席という区別があった。渋谷パンテオンなど別料金を支払って、2階席で拝めるのは気分が良かった。また指定席では気分良く観賞できるけれど、一般席で困ったことに遭遇したこともあった。

 

 新宿での割合が多くて、「ボディガード」の時はせんべい食べてるバーさん2人組が延々おしゃべりしてて、まるで中身が頭に入ってこなかった。入場料が安かった時のテアトル新宿なんて、よくいびきが聞こえてきた。渋谷、銀座の劇場では見られなかった張り紙“就寝目的の入場はお断り”なんて新宿ならではなれど、それも懐かしのエピソード。不快ではあっても、思い出として記憶された映画だったが、現在主流のシステム=各回入れ替え制+座席指定で失った代償は大きい。プログラムの一つ“2立て”ができなくなり、途中から見始めて2回目の途中で出る、という選択の自由はもはやない。気楽さが失われ、たまたま観た作品に魂を奪われ、映画好きが誕生なんて機会は少なくなったのでは?

 

 だってさ、好きなら延々と観るじゃない?若い奴なんて金はなくとも時間はあるし。いいトシこいてなんですけれど、「トランスフォーマー」なんて3回連続でも飽きずに観た。つまり半日映画館に入り浸っていたわけで、2007年の相鉄ムービルでの体験が最後になった。立ち見は「バイオハザード」が最後で、言いだしゃきりがないけど、映画の内容以外で若い人が記憶する部分ってあるのかな?確かに高い料金で、向ける視線がシビアになるのもうなずける。マナーの悪い観客が排除されて、お行儀の良い観客が多いことは、映画レビューを読むと一目瞭然。実に詳細に不備を突いていて、オッサンだけに世知辛くなったなぁと感慨深げです。あまり人のことは言えないけれど、ワシの場合取り扱う商品だったし、ダメなら黙殺だけど・・・。

 

 つい最近「私が愛した大統領」TOHOシネマズ・シャンテで観て、システムは現在のものながら、作品のチョイスは健在でホッとした。銀座テアトルシネマがサヨナラしちゃったからね。「それでも愛してる」以来ご無沙汰の、シネスイッチ銀座ともども今回はひとまとめです。
(10/5/2013)

 

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シャンテ・シネ

MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間 シークレット・オブ・モンスター アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場 ある天文学者の恋文    

 

 最も作品選択に信頼のおけるミニシアター。ここで予告編を見てしまうと、まず行く羽目になる。昨年は「コッホ先生と僕らの革命」「ソハの地下水道」がそうだ。正確に何本観たかなんて思い出せないが、行った回数ではダントツの1位。トシのせいもあるし、生活費が逼迫しているしで行けないけれど上映作品が近所でかかるので(「最強のふたり」)、見逃さずに済んでいる。もっともメインの4階で上映されるモノ以外は地方都市だと厳しいのが悔しい(TOHO シネマズさんお願いします)。

 

 4階の劇場は真ん中辺から後ろは前の座席が完全に目線下に位置するので絶好の鑑賞環境を提供。ウトウトしたが「ベルリン天使の詩」は素晴らしかった。「デッドマン」は忘れられない。ビクトル・エリセ二本立てはありがたかった。もしココまでなくなってしまったら?は絶対に考えたくない。だって映画が失われてしまう気がするんだもん。他のミニシアターはホームページで上映作品リストありますけれど、見つけられませんでした。よって、記憶を頼りにピックアップしてますので、全然不正確。

(10/5/2013)

 

観賞作品 50音順

 

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場
あの日の声を探して  愛のめぐりあい  
ある天文学者の恋文
アル・パチーノ/リチャードを探して
インサイド・ルーウィン・デイヴィス/名もなき男の歌
裏切りのサーカス  エヴァの告白  エド・ウッド  
エル・スール  黄金のアデーレ 名画の帰還
オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ

完全なるチェックメイト  鑑定士と顔のない依頼人  
危険なメソッド  靴職人と魔法のミシン  クラッシュ  
恋人までの距離  コッホ先生と僕らの革命

最強のふたり  ザ・イースト  ザ・ロード  サンバ  
シークレット・アイズ  シークレット・オブ・モンスター
ジゴロ・イン・ニューヨーク  
ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命
少年は残酷な弓を射る  スターウォーズ/帝国の逆襲  
セッション  セルフレス/覚醒した記憶  
セントアンナの奇跡  ソハの地下水道

だれもがクジラを愛してる。  誰よりも狙われた男
追憶の森  デッドマン  デビルズ・ノット  
チョコレート とらわれて夏
トランボ ハリウッドに最も嫌われた男

ナイト・オン・ザ・プラネット  

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
バーバー  8月の家族たち  光をくれた人
複製された男  プロミスト・ランド
ヘイル、シーザー!  ベルリン天使の詩

MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間
マクベス  ミケランジェロ・プロジェクト  ムーンライト
メイジーの瞳 

ヤング≒アダルト

ライフ・イズ・コメディ/ピーター・セラーズの愛し方  
ランナーランナー  Re:LIFE〜リライフ〜
ルーム  6才のボクが、大人になるまで。

私が愛した大統領

 

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シネスイッチ銀座

それでも愛してる 4分間のピアニスト

 

 今では親のかたきのように憎んでいるTVなれど、この劇場と映画番組ミッドナイトアートシアターは切り離せない。上映作品のCM毎回打ってたし、「ワールドアパート」が最初だったかな?「キスト」などはすごかったが、「Love Letter」は大好きで、「落下する夕方」はしつこく5回も観に行った。「それでも愛してる」以来ご無沙汰なれど、良い作品がこの劇場に足を向けさせてくれるでしょう。

 

 シャンテシネと違って、初期の頃から邦画も上映していたから「木村家の人々」「ココニイルコト」「かもめ食堂」などは“らしい”とうなずいてしまう。シャンテも「スターウォーズ/帝国の逆襲」を上映したりと、二番館(この呼称は40代オッサンでも馴染みがない)の役割を担った側面もあるのかな?「グラン・トリノ」とかね。しかしなんと言っても大ヒットしたのは「ニューシネマ・パラダイス」ですよ。

(10/5/2013)

 

 

観賞作品(50音順)

 

アーティスト  アイ・アム・サム  
愛についてのキンゼイ・レポート  アメリカ、家族のいる風景
オーケストラ!

海洋天堂  かもめ食堂  華氏911  キスト  君のためなら千回でも  
木村家の人々  クライング・ゲーム  グラン・トリノ  グランドフィナーレ
グラン・ブルー  ココニイルコト

さすらいの女神たち   さよなら。いつかわかること
さらば、愛の言葉よ  幸せになるためのイタリア語講座  
シーモアさんと、大人のための人生入門  シューティング・フィッシュ  
そして、私たちは愛に帰る  それでも愛してる  

チェ28歳の革命  チェ38歳別れの手紙  ディナーラッシュ
天才スピヴェット

ニューシネマ・パラダイス  

バスキア  裸足の季節  裸足の1500マイル  
ブルージャスミン  ベッカムに恋して  ベンジャミン・バトン    

マイビューティフルガーデン
ミックマック  みなさん、さようなら  未来の食卓  
めぐりあう時間たち  もうひとりの息子  モダーンズ

4分間のピアニスト

落下する夕方  Love Letter  落下の王国  
リトル・ダンサー

ワールドアパート

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観賞作品

  エル・スール

 

 ネタ本に「才能のある監督が一生かかって一本撮れるかどうかの傑作」と書いてあり、まったく同感。ただし、ある種(ミニシアター系)の作品が好きな方に限ります。何人かの映画好きに見せましたけれど、反応は薄かった。台詞がなくとも映画は語ることができるのだ、を最も端的に表しているのがカフェのシーン。映画の快楽で淀川長治氏が「ビュアに響いてきたなぁ」と語っている通り。初上陸はシネ・ヴィヴァンで、ビデオで見る悔しさを張らしてくれたのが、リバイバル上映のシャンテシネ「ディーバ」と同じで観た劇場も含めて、記憶から遠ざかることはまずないな。

オススメ★★★★★

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  Love Letter

 

 これを見た瞬間、大林宣彦(「転校生」)を継承するのがこの監督だと認識した。その後岩井俊二をスルーするのは、この作品が苦い思い出と共にあるため。ただし「ヴァンパイア」には惹かれる。ポスターにもなっている中山美穂の横顔が確実に美しく、「お元気ですかー、私は元気でーす」のところでもらい泣き必至。韓国映画の「イルマーレ」も素晴らしいが、コレがあるからあちらの恋愛ものには負けまいと勝手に思っている。並行鑑賞されるとクッキリしますが、00年代の韓国映画に与えた影響は大きいはず。シネスイッチ銀座といえばこれか「落下する夕方」がすぐに思い浮かぶ。

オススメ★★★★☆

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