関連テーマ

サイドボックス

ここにテキスト


出し

インターネット

オリーブの樹は呼んでいる BLAME! ゴースト・イン・ザ・シェル LION/ライオン 〜25年目のただいま〜 スノーデン                                

↑in 2017

誰も彼もが自分の世界に没入

 

 電車の中でITディバイスを触っていない人は少数派になった。とは言ってもTVとゲームのために使っているだけでは“外で引きこもっている”に過ぎない。子供たちがそうだとして、大人の側も唯我独尊の道へ踏み込んでいる。昨今目にしたwiredの記事“インターネットは「客観性」を殺したか”には「人々が、事実と虚構、その間にあるグレーゾーンを区別することは一層難しくなっている」と記されている。

 

 この事実は内田樹氏のブログ“日本はこれからどこへ行くのか”で触れられていることと合致する。ただし、これも私めの選択による情報なので心許ない。確かに大量の情報にアクセスできることはその逆よりはマシかもしれないが、人によって異なる認識は話が通じなくて厄介。よって“強力な指導力による統一”を人々が欲した結果、誕生したのが我が国の現政権では?と漠然と思っている。

 

 先端を行く人々は「ブラックハット」「ピエロがお前を嘲笑う」で描かれていて、国の偉い人間なんて相手にしていない。そして神様を描写する時も必要になってきた。悪名高い独裁者を虜にして、自殺の名所もすぐに判明スティーブ・ジョブズが簡単にアクセスできるツールを世に出してから、大した年月は経ていないのに世界は大きく変化している。

 

 最悪の使い方は「ドローン・オブ・ウォー」で、これが機械任せになるのも時間の問題。では“機械任せ全てが悪いことか?”はwiredの記事“SNSのダークサイドを見つめる仕事”を読むと反論できない。コンテンツモデレーションなる仕事は“見るに堪えないコンテンツ”を削除していくのだそうな。この辺の実情を反映した物語は映画の題材に適していると思うがどうか。「アップルシード」で描かれた戦争を経て、「ハーモニー」で描かれた世界が出現するのか。
(7/5/2016)

 

もはや欠いてしまうと21世紀にならなくなった

 

 Twitterを映画に組み込んで、21世紀の日常物語として上手くいったのが「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」。ラストにインターネットの描写が入ってホッとしたのは「ミックマック」で、それは「はじまりのうた」もご同様。ブラジルの底辺で生きるガキどもだって使い方は知っている(「トラッシュ!-この街が輝く日まで-」)。「アメリカン・スナイパー」もキチンと衛星電話の描写を入れている。

 

 逆にタイムパラドックスにもかかわらず、この“しちめんどうくさい”要素をスッパリ取り除いて上手くいったのが「プリデスティネーション」。脅かしているのはSF映画、マスコミだけでなく、ごく平凡な世界でぼんやりと生きている庶民とてうかうかしていられない。どんどん更新されていく膨大な情報量を整理するどころか、その流れに巻き込まれて・・・。

 

 「フィフス・エステート/世界から狙われた男」を電車の中で書いている最中にJMMのメールが届き、神様のおぼし召しか?というくらいの内容で驚く。3月9日発行の“儲からない書籍を出版する意味”はお読みになってはいかがでしょう。冒頭で挙げられている例は“マスメディアを通じて与えられる情報は平均から逸脱したものばかり”で、本質を突いている。

 

 ディバイスの電源落としちゃえば静かに暮らせるんだけど、“今を生きてる心地がしない”から、結局朝起きると覗いちゃうんだよね「LIFE!」の主人公みたいにさ。
(3/12/2015)

 

もう既に日常になった

 

 TV宣伝(ニュース)などと徹底的に悪口書いているけれど、微塵も不動の地位が揺らぎそうもない。やはり庶民の生活には欠かすことができないんでしょう、ワシ以外の家族は毎朝、毎晩延々と見ている。そんな中で「TVなんて」とつぶやくと、「じゃあ、インターネットはどうなんだ」と突っ込まれることになる。もちろんTVより優れているとは思わないが、少なくとも“一方的じゃない”のは間違いないし、映画の中で日常的に使用されている、“ネット端末ディバイス”の光景には説得力がある。今回「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」「ネバー・バックダウン」を古臭く感じなかった最大のポイントがココ。特に高校生による総合格闘技もの「ネバー・バックダウン」に描かれている世界こそ21世紀だと思うんだけどねぇ。
(3/8/2014)


 今や日常になっていて、時代記号としても重宝するコンピュータ、通信機器。観客が違和感を覚えるのは景色にではなく、人々が使用しているコンピュータのモニターだったりする。「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」がそうだったし、「コロンビアーナ」も少女時代がフロッピーディスクで、現代は写メールから一発で身元が割れたりする。欧州でも貧乏人とて食い入るように眺めている(君と歩く世界」)。でも欠落しているからといって“無い方がイイなぁ”と思ってしまうのはトシのせいか(「明日の空の向こうに」)。

 

 道具に過ぎないと思うんだけど、電車の中では大勢が食い入るように液晶画面を注視している。インターネットは認識を変えるのか?単純かもしれないけれど、爆発的に情報量は増えたと痛切に感じる。選択肢は殆ど無限大で、人によっては“あなた次第よ”で、人によっては“途方に暮れて”、人によっては“オレは知らん”になる・・・ではなく、それすら選択として包括してしまうと言ったところでしょうか?今までだったらTVが新しいと連呼していれば、“嘘も100回言えばホント”になったが、“嘘くせぇ、じゃあ調べてみるか”のツールとして実に重宝する。

 

 今朝(6/5/2013)のコトだか、interFMバラカンモーニングを聴いていると、ジュリアン・アサンジのことに触れていて、3週間ぶりにTVつけてみりゃあ、首相の後ろに経団連会長が映っている。まるでマイク・タイソンの後ろにドン・キングが笑っている映像のようだが大丈夫なんでしょうか?ドン・キングについては「モハメド・アリ かけがえのない日々」をどうぞ。
(6/5/2013)
top

 

 一口に「インターネットとはなんぞや」と説明してくれる頭の良い人は周囲にいないので、正直分からない。なるたけ「ネットはね」などと言わないようにしている。言った途端に赤っ恥かきそうだし・・・。ただ映画では早い段階から作品が作られてきて、ガツンと殴られたような気がした。「MATRIX」とか「攻殻機動隊GHOST IN THE SHELL」はただのSFネタ以上のインパクト。それは描かれている世界が確実にそれ以前とは違う次元に移行していて、新鮮だった。なにせそれまで先頭をいっていたのは「ブレードランナー」「AKIRA」だから。文字通りブレイク・スルーしたのだ。ただSFネタとして使う場合、最新事情に通じてないと、瞬く間にコメディにしか見えなくなってしまうから大変。更にその厄介な世界を物語の中に組み込まなければならない。果敢に挑戦した「東のエデン」に信者が誕生するのは当然。同じ神山健治の「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」はオススメ。革新的に見える「インセプション」はこの範疇に入らないんだものな。

 

 合衆国じゃあもう日常で、「ジュリー&ジュリア」にしても「食べて、祈って、恋をして」にしても生活に組み込まれている。「消されたヘッドライン」「マイレージ、マイライフ」のように前世紀の連中が、この今世紀のツールを使いこなす現代人に追いまくられている情景は今後もっと増えていくかも。「ランド・オブ・プレンティ」なんかけっこう早い段階で生活の一部として描かれているから、さすがヴィム・ヴェンダースといったところでしょうか。

 

 もちろん恐ろしさも見せつけられてしまうので、本筋ではないけれど「マイティハート愛と絆」のように使われてしまうこともあれば、アップされた映像によって映画がより早く完成し、同時代性を獲得する例もあります(「リダクテッド 真実の価値」)。ま、「イーグル・アイ」のように典型的な前世紀の“機械は信用できない”パターンもあれば、「ブラックサイト」なんてホントに怖い。せっかくだから「ミックマック」みたいに使うのが良いのでは。

 

 わが国ではネット端末が小型ですので、海外だとスパイのツール(「007慰めの報酬」とか「ナイト&デイ」)なんだけど、あの使い方が日常。作っている連中は“仕事が麻薬”で日々進化ではなく、秒単位で先イッちゃってる(「ソーシャル・ネットワーク」「バトル・オブ・シリコンバレー」)。サンドラ・ブロック主演の「ザ・インターネット」が今(2011年)では“懐かしの1本”になってしまいますね。
(2/2011)

 

前のページ  次のページ

 

top

 

インターネットが描かれているか、チョロっと出てくるものまで 50音順

ある天文学者の恋文 帰ってきたヒトラー 神様メール スティーブ・ジョブズ ハーモニー               

 


アイアンマン3  アジョシ  RD潜脳調査室
ある天文学者の恋文  暗殺者  イーグル・アイ イヴの時間  
いのちの子ども  インストーラー  Virginia ヴァージニア  
エリジウム  ウィキリークスの秘密 ジュリアン・アサンジ完全密着
エレクトリック・ドリーム  オリーブの樹は呼んでいる

帰ってきたヒトラー  彼女はパートタイムトラベラー  神様メール
キック・アス  キック・アス/ジャスティス・フォーエバー 
きっと、星のせいじゃない。  君と歩く世界
99分、世界美味めぐり  キングスマン  
グリーン・ゾーン  クロニクル
ゲッタウェイ/スーパースネーク
消されたヘッドライン  小悪魔はなぜモテる?!
攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG
攻殻機動隊 S.A.C SOLID SATE SOCIETY 3D
攻殻機動隊ARISE1  攻殻機動隊ARISE2
攻殻機動隊ARISE3  攻殻機動隊ARISE4
攻殻機動隊 新劇場版  ゴースト・イン・ザ・シェル
コロンビアーナ  コンテイジョン

ザ・イースト  ザ・インターネット  
砂漠でサーモン・フィッシング
幸せの1ページ  SHAME-シェイム-
ジェイ&サイレント・ボブ帝国への逆襲
ジェイソン・ボーン
シェフ 三ツ星フードトラック始めました
シチズンフォー スノーデンの暴露
JAPAN IN A DAY [ジャパン イン ア デイ]
ジュリー&ジュリア  スティーブ・ジョブズ  
ステイ・コネクテッド〜つながりたい僕らの世界
スノーデン  スリーデイズ  セレステ∞ジェシー  
007慰めの報酬  ゼロの未来  ソーシャル・ネットワーク  
ソードフィッシュ

食べて、祈って、恋をして  追憶の森
ドラゴン・タトゥーの女  トランスフォーマー  
トラッシュ!-この街が輝く日まで-
トランセンデンス  ドローン・オブ・ウォー  トロン:レガシー  
ドン・ジョン

ナイト&デイ  ネイビーシールズ
ネバー・バックダウン

her/世界でひとつの彼女  パーソン・オブ・インタレスト  
ハーフ・デイズ  ハーモニー  はじまりのうた
ピープルVSジョージ・ルーカス  ピエロがお前を嘲笑う   
東のエデン  東のエデン king of eden  
東のエデンparadise lost  5デイズ  フライト・ゲーム  
フィフス・エステート/世界から狙われた男  フッテージ
ブラックサイト  ブラックハット  BLAME! 
FRANK -フランク-  ブレイキングニュース  
プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命
ホワイトハウス・ダウン

マイ・インターン  マイティハート愛と絆
マイレージ、マイライフ  MATRIX 
マトリックス リローデッド
マトリックス レボリューションズ
ミックマック  未来を生きる君たちへ 
ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
メカニック

ヨルムンガンド  ヨルムンガンド/PERFECT ORDER

LION/ライオン 〜25年目のただいま〜
LIFE!  LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語
楽園追放 -Expelled from Paradise-
ランド・オブ・プレンティ  リダクテッド 真実の価値  
リベンジ・マッチ  LUCY/ルーシー
ルート・アイリッシュ

 

top

 

関連作

  ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女

 

 スウェーデンからアッと驚く推理小説の映画化。もちろん合衆国もアッと驚いたからデヴィッド・フィンチャーリメイク。でも元をただせばダークなイメージのサイコ・サスペンス映画は、フィンチゃーのお得意だったような・・・(「セブン」)。軍需産業にハメられて、財閥の失踪した娘を捜すことになるジャーナリスト。この大枠(財閥一族の因縁)がたまらなくて、まるで横溝正史の「犬神家の一族」のよう。更に北欧ですからナチスドイツの影もチラついて、グイグイと引き込まれていく。そしてタイトルの“ドラゴンタトゥーの女”=リスベットが登場して決定的に、もちろん物語が傑作ってことです。物語を牽引していく謎の女と主人公の関係は、ウィリアム・ギブソンの「ニューロマンサー」を思わせる。またハッカーであるリスベットの手口がわりと生々しいのが良い。

 

 実際ハッカーは通常の人間には分からないことをしてしまう連中なので、それを説得力のある映像にするのはけっこう難しい。ネットから対象のパソコンに侵入、ファイルを覗く、大げさすぎず分かりやすい。日常的に使用している我々にとっては、けっこうゾッとしてしまう部分。更に21世紀ともなれば“偉そうな連中にまともな人間なんかいない”こともかなり露骨に見せつけている。ま、リスベットの過去は第2作、第2作へとバトン・タッチ。ラストにリスベット大変身でビックリ、ぜひご覧になってご確認を。ジェーン・チャイルドみたいな鼻ピアスのパンク娘だったのに、サンドラ・ブロックかと思った。もちろん特典映像で主演女優ノオミ・ラパスを確認したけれど、本編とはぜんぜん違って正統派美人、必見です。監督はドイツ勢が活躍している2011年ですが、リメイクの元ネタはスウェーデン発が続くのかな?「ぼくのエリ200歳の少女」みたいに。

オススメ★★★★☆

Amazon.com

DMM.com

top

 

  ザ・インターネット

 

 公開当時「スピード」 も当ったし、人気も上り調子だったサンドラ・ブロックが出ているだけで観に行った。よって彼女の水着姿しか覚えていない(情けない)。ま、初期段階のネット環境を垣間見るには適している作品かも。既にサンドラ扮する主人公は自宅で仕事をしていて、デリバリーにネットを使い、チャットもしている。その当時は日本に環境そのものがなかったから、見てもちっとも分からなかったけれど、なるほどと肯いてしまう。

 

 ただ「JM」とおんなじで、記憶媒体がフロッピー・ディスクどまりのところは時代を感じさせる。モニターはソニーでマウスはアップルというのは「バトル・オブ・シリコンバレー」を観た後だと実に面白い時代記号。ただネットに深く突っ込んで進行させるのではなく、“得体の知れない国家の装置”の一つとして当時の日本人にも分かりやすく出来ている。「イーグルアイ」とか「エネミー・オブ・アメリカ」のようにスケールがでかく、洗練されてはいないかもしれないけれど。
オススメ★★★☆☆ 

Amazon.com

DMM.com

ホームページ テンプレート フリー

Design by

inserted by FC2 system