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 スノーデン LION/ライオン ~25年目のただいま~

“なかった時代を想像できなくなっている”
    
             

  「未来よ こんにちは」の主人公は突然孤独になってしまいますが、それはインターネットに浸りきっていない“健全さ”のおかげかもしれない。なかった頃から生きているオッサンだけに痛感します。ネットに接続するためにはIT機器を用いなければならない。ただPC、スマートフォン、タブレットなどは電卓のお化けに過ぎない。プログラムを走らせる(runさせる)ため、常にコマンド入力が必要。

 一方的なTVと違う最大の特徴はここ(双方向)だから、ポテトチップをつまみ食いしながらボケっと見るワケにいかず、痩せるには良いかもしれない。確かに“ネットに浸る”ことが常態化すると、TVってただ“ガミガミとうるさい”だけになってしまう。もっともウェブサイトからは信じられないくらいの情報が、常時更新され垂れ流されている。“必要なものだけ”抽出できているか心もとない。

 WIREDの“マケドニア番外地潜入、世界を動かした「フェイクニュース」工場へ”という記事はなるほどと頷いてしまう。誰でもどこからでも発信可能ということは、アメリカ大統領選のニュースをマケドニアから送ったって良いわけだし。“個々人の選択にお任せ”メディアだけに、“信じたいデマ”に飛びつく人がいっぱいいて、まんまとあの大統領を誕生させたわけで、現在はデマが飛ぶように売れる時代なのだ。

 嫌というほど繰り返しておりますが、やはり本と映画で確認していかないと、生きた心地がしない21世紀。この1年で参考になったのはA.Iに関しての2冊(「人工知能は人類を超えるか」「ビッグデータと人工知能 - 可能性と罠を見極める」)で、出来てもいないのに、よくもまぁ宣伝するなと肩をすくめたりして。合わせて今の我々が描かれている「AIの遺電子」は楽しめるかも。

  権力側の人々にとっては驚異そのもので、宣伝が功を奏しなくなったから逆手にとって使っている。じゃあデマが飛ぶように売れて、我々を監視するだけの厄介なシロモノかといえば、25年間生き別れていた親子を再会させる道具にもなるし、大人の恋の物語を成立させたりする。ただ液晶画面をじぃーと眺めていると、目が疲れるようになったし、今後は映画の上映時間を調べる程度に止めた方が良さそうだ。

LION/ライオン ~25年目のただいま~

 いちおうトシだし、さじ加減は分かっているつもりだから、没入する気にはなれない。アミューあつぎ映画.comシネマからきたメール“当館オープン以来、初めて月間入場者数が1万 人を越えました”にニヤリとしたり、「ジョン・ウィック:チャプター2」から辿っていって、シャーリーズ・セロンの新作「アトミック・ブロンド」を発見でワクワクする程度ですよ。
(7/5/2017)






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