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映画会社特集U

 彼女の人生は間違いじゃない BLAME! LION/ライオン 〜25年目のただいま〜 ナイスガイズ!  永い言い訳                        

ミニシアター系の映画会社(正確には仕入先)

 

 40代以上の人の認識ですけれど、日本の大手映画会社といえば東宝だったり、東映だったり、松竹だったり。角川映画とかテレビ局が製作した作品もレンタル屋の棚に占める割合は大きい。近所にメキメキ進出しているのはTOHOシネマズで、じゃあ東映は?と思っていたら、よく行く桜木町のブルク13は東映の子会社T・JOYと関連があるみたい。T・JOYのロゴが気になったのは「009 RE:CYBORG」 からで、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」 も冒頭に東映の波がはじけて、この会社名が目を引く。

 

 ただヱヴァンゲリヲンに関しては「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」まではクロック・ワークスという会社が配給で、タイ映画「レイン」以来独特のロゴ・マークは印象的。そこで今回は劇場運営を兼ねない3社をピック・アップ。インディ系の会社でまとめた“映画制作会社1”に続いて何かの参考になればですけれど、劇場で鑑賞していると昨今はよく目にします。ギャガ(GAGA)「JAPAN IN A DAY [ジャパン イン ア デイ]」「アーティスト」 も。アスミック・エースは昔よくサンプルビデオを貰ったのでよく覚えている老舗。各社映画だけでなく、アニメーションでも当たりが結構あって、レンタル屋としては要注目。さらに配給が主ですから、かぶってしまう作品も多々あり(「オーケストラ!」とかね)。でも作品選択のセンスは抜群。
(11/22/2012)

 

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アスミック・エース(Asmik Ace)  50音順

神様メール ハイネケン誘拐の代償 記憶探偵と鍵のかかった少女 大統領の執事の涙   

 


アデル ファラオと復活の秘薬  イヴの時間
インストーラー  ヴィドック  裏切り者  
エンド・オブ・ホワイトハウス  オーケストラ!

帰ってきた時効警察  渇き  
記憶探偵と鍵のかかった少女  空気人形 
クヒオ大佐  クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち
ゲットラウド  コーヒー&シガレッツ

ザ・ムーン  時効警察  シティ・オブ・ゴッド
シルク  SOUL RED 松田優作  
それでも恋するバルセロナ

大統領の執事の涙
トランスポーター  トランスポーター2 
トランスポーター3  トレインスポッティング 
トワイライト/初恋  トワイライト・サーガ/ニュームーン

永い言い訳  ニューシネマ・パラダイス

her/世界でひとつの彼女  バーバー  
ハイネケン誘拐の代償  8月の家族たち  
ハチミツとクローバー  東のエデン  
ピンポン  50/50フィフティ・フィフティ」 
武士の家計簿  ブラインドネス  プレシャス

ママの遺したラヴソング  マルコヴィッチの穴  
ミシェル・ヴァイヨン  めぐりあう時間たち  
妄想代理人  モールス

誘拐犯  四畳半神話大系

ランド・オブ・プレンティ  恋愛睡眠のすすめ
ローグ・アサシン

ワン・デイ 23年のラブストーリー

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ギャガ(GAGA) 50音順

ラ・ラ・ランド たかが世界の終わり ネオン・デーモン ヒッチコック/トリュフォー マダム・フローレンス! 夢見るふたり                  

 


アザーズ  アニー・リーボヴィッツ/レンズの向こうの人生
あの日の声を探して  アバウト・シュミット  
アメリカン・ドリーマー/理想の代償  アレクサンドリア  
ある天文学者の恋文  アンダーワールド  アーティスト  
ヴァン・ヘルシング
イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
海街diary  裏切りのサーカス  英国王のスピーチ  
エイプリルの七面鳥  エヴァの告白  
エデンより彼方に  
エンパイア・オブ・ザ・ウルフ  海よりもまだ深く
オーケストラ!  黄金のアデーレ 名画の帰還  
オー・ブラザー!

帰ってきたヒトラー  彼女の人生は間違いじゃない
完全なるチェックメイト  鑑定士と顔のない依頼人  
奇跡  グッバイ、レーニン! グランドフィナーレ
クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち
グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札  毛皮のエロス
コッホ先生と僕らの革命

最強のふたり  ザ・ウォッチャー
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
サンバ  ザ・コア  ザ・セル  砂漠でサーモン・フィッシング
ザ・ファイター  ザ・プロフェッショナル  サラの鍵
シェフ! 〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜
ジゴロ・イン・ニューヨーク  SHAME-シェイム-  
シチズンフォー スノーデンの暴露  シッコ  
シモーヌ  Shall we Dance?(合衆国版)  
白雪姫と鏡の女王  ジェヴォーダンの獣  ジェーン・エア 
JAPAN IN A DAY [ジャパン イン ア デイ]
ジョンQ最後の決断  シング・ストリート 未来へのうた
シン・シティ  シン・シティ/復讐の女神
スコルピオンの恋まじない  スティーブ・ジョブズ  
スポーン  スラムドッグ$ミリオネア  
スリーデイズ  世界にひとつのプレイブック  
セクレタリー 秘書 セッション ゼロ・ダーク・サーティ  
そして父になる  それでも生きる子供たちへ  それでも夜は明ける

大脱出  ダイアナ  第9地区  
大統領の料理人  たかが世界の終わり  チェ 29歳の革命  
チャイルド44/森に消えた子供たち  チョコレート
天才スピヴェット 
  

ナイトクローラー  ナイロビの蜂  9〈ナイン〉〜9番目の奇妙な人形〜
21g  ニュースの天才  ニューヨークの恋人  ネイビーシールズ
ノッティングヒルの恋人  ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ

裸足の1500マイル
ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い  
ハート・オブ・ウーマン  バイバイ、ママ  バベル 
バーン・アフター・リーディング  秘書 セクレタリー
美女と野獣  ビッグ・アイズ  ヒッチコック/トリュフォー
羊たちの沈黙  ヒトラー〜最期の12日間〜  ヒドゥン  
Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち  
ファイナルファンタジー   ブラインドネス  
ブルークラッシュ  プレステージ  ボーリング・フォー・コロンバイン  
僕の彼女はサイボーグ  ボビー・フィッシャー/世界と闘った男
ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習
  
マスク  マッハ!  マンデラの名もなき看守
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
マダム・フローレンス! 夢見るふたり
ミレニアム ドラゴンタトゥーの女  メイジーの瞳
めぐみ-引き裂かれた家族の30年  モネ・ゲーム

欲望のバージニア  4分間のピアニスト  
U-571 

LION/ライオン 〜25年目のただいま〜
ラフマニノフある愛の調べ  ラッシュ/プライドと友情
ラ・ラ・ランド  LOOPER/ルーパー  ロード・オブ・ウォー  
ローラーガールズ・ダイアリー

私の中のあなた

 

 

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クロックワークス(KLOCK WORX) 50音順

湯を沸かすほどの熱い愛 エール!     

 

荒川アンダーザブリッジ
荒川アンダーザブリッジ×ブリッジ
インストーラー  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
エール!  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破  
オンリー・ゴッド

キャビン  CUBE  
グアンタナモ、僕達が見た真実

ザ・ガンマン  さらば、愛の言葉よ  シドニアの騎士  
シドニアの騎士(劇場版)  シドニアの騎士/第九惑星戦役
少年は残酷な弓を射る  人生はビギナーズ
セブン・サイコパス  セレステ∞ジェシー 


地球、最後の男  チチを撮りに  ドライヴ  

ナイスガイズ!  日常

PARKER/パーカー  ヒトラーの贋札
複製された男  BLAME!
フランス特殊部隊GINGIN[ジェイジェン]
フルートベール駅で
ブルーノ  ブルーバレンタイン

劇場版マクロスFイツワリノウタヒメ  
劇場版マクロスFサヨナラノツバサ  マッハ!
ミケランジェロの暗号  モンスターズ 地球外生命体

湯を沸かすほどの熱い愛

ラルゴ・ウィンチ裏切りと陰謀  ランナウェイズ
リーガル・マインド 〜裏切りの法廷〜

 

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  地球、最後の男

 

 サスペンスでヒッチコックの作品を超えるのが難しいように、SF映画の金字塔「2001年宇宙の旅」はほとんどモニュメントのようにそびえ立つ。で、超越するよりは踏襲して、“自分のテイスト”を少しだけ滲ませるのが正解といった新人の1本。監督、脚本、撮影を兼ねたウィリアム・ユーバンクは「モンスターズ/地球外生命体」でギャレス・エドワーズがエイリアン映画に挑戦だから、こちら(ハードSF)を選択したのか?なるほど「月に囚われた男」のダンカン・ジョーンズが、今更ながら凄かったのねとも思うが、並行鑑賞して実力を見比べるのも一興でしょう。確かにダンカンの方が優れているようにも見えますが、そこはそれサム・ロックウェルもケヴィン・スペイシーも出ているんだから。

 

 スタンリー・キューブリックのアレは人類前史から始まりますけれど、本作は遡ること南北戦争当時の合衆国。たぶん「猿の惑星」とかも想起させる仕掛けなんでしょうけれど、狙いは“孤独”を描いているのでは?「アイ・アム・レジエンド」などはピンでいけるウィル・スミスを主演させることで、観客を退屈させません。しかし本作の主演ガンナー・ライトは見たこともない人だけど、彼ら陥る“自問地獄”は切々と我々に訴える力がある。意外だったんですけれど、「月に囚われた男」が2009年、「モンスターズ/地球外生命体」が2010年製作で、2作とも英国産。合衆国のインディ系とて負けてはいない心意気があったのか。「彼女はパートタイムトラベラー」と2本立てでいかがでしょう。
オススメ★★★☆☆

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 妄想代理人

 

 残念ながら亡くなってしまった今敏の「東京ゴッドファーザーズ」「パプリカ」の間に位置する作品。深夜とはいえテレビで放送されていたことに驚く内容。21世紀の日本に蔓延する病を描くにはシリーズものが必要だったみたい。各エピソードにはテレビのワイド・ショーで“心の闇”とか言って、やり過ごされている現象が扱われている。堤幸彦(「ケイゾク」)や園子温(「恋の罪」)の作品と並行して鑑賞すると、いま自分がどういう国に暮らしているかがクッキリするかも。「ライク・サムワン・イン・ラブ」のアッバス・キアロスタミなども参考にしたのでは?というくらい容赦ない現実が描かれる。もちろん人々を襲う“少年バット”が作品全体を貫く縦軸で、事件を追う刑事の2人をメイン・キャラクターとして念頭に入れてみると物語がハッキリします。最終回は「パプリカ」に通じるカタストロフィがやってきて、元刑事の2人ははたして事態を収束できるのか?ぜひご覧になってご確認ください。
オススメ★★★★☆  

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  ヴィドック

 

 エドガー・アラン・ポーに遡ること1830年のフランス。原型とも言える探偵がヴィドック。ウィキペディアを漁ると(良くない病)、コナンドイル卿やポーに影響を与えただけでなく、「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャンまでもだそうで、確かに今(2012)となっては掘り出し物。公開当時(2001年)は「ジェヴォーダンの獣」もあって、合衆国産とは違うテイストのフランス発ヴィジュアルは新鮮だった。それもそのはずで、本作の監督ピトフは「エイリアン4」までジャン=ピエール・ジュネの心臓部分(ヴィジュアル・エフェクト)で、「ジャンヌ・ダルク」も独特だった。

 

 フランスを代表する俳優ジェラール・ドパルデューの魅力はいつまで経っても分からないけれど(「仮面の男」とかね)、本作には不可欠。混乱の時代にあるフランスで、もともと犯罪者なのに警察の偉い人になったり、世界最初の私立探偵になったりと破天荒な歴史上の人物は彼こそふさわしい。また彼の追う事件も後の世界一有名な私立探偵が扱いそうな科学的な側面を持った仕掛けのあるもの。アッと驚くラストは内緒ながら、「フェアウェル さらば哀しみのスパイ」のさる役者がカギ。必ずコチラからご覧ください。          
オススメ
★★★★☆

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