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パッケージ化されたTVアニメPART3

      

女の子にこそ希望がある21世紀

 

 もちろん気づくのが遅いんだけど、次から次ぎへとアニメーションは面白い試みをする作品が出てくる。TVを見なくなっちゃったので(「荒川アンダーザブリッジ」が最後)、“新しい”とされるものには縁がない。でも商品の貸し出し状況を見ていれば、何が“受けているか”を身体が記憶します。昨年などは“萌系キャラ”嫌いで損をしてしまった「とある魔術の禁書目録」、本屋さんに原作が大量に並んでいるのを見て納得。

 

 ただ今回2003年の「LASTEXILE ラストエグザイル」は参照というかたちで載せていますが、オススメの2作品は主人公が女の子。映画ですともう男の子はへっぴり腰で出てこなくちゃ、作品の説得力が雲散霧消(「僕達急行 A列車で行こう」)。「キックアス」などは典型で、男の子がショボくて情けないほど面白く仕上がる。翻ってクリステン・スチュワートエレン・ペイジ「17歳の肖像」のキャリー・マリガンも「マイレージ、マイライフ」のアナ・ケンドリックも・・・。「プレシャス」を観ても、酷な現実に立ち向かっていくのは女の子たち。

 

 アニメはちゃんとその流れで成立していて、10年以上前だったら男の子たちの役回りを取っちゃった。ギャグも冒険活劇もオッサンから見ると“コレ男の子の役回りだったよな?”を元気一杯でやっていて21世紀に相応しい。「日常」「ラストエグザイル/銀翼のファム」をぜひどうぞ。
(4/23/2012)

 

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TVアニメPART3

  日常

 

 これがEテレ(教育テレビ)で放映されていたことに驚く。いけない、いけないと思いながら、一度ハマるともう抜け出せない。底知れない魅力のギャグマンガのアニメーション。原作が4コマ漫画と思いきやそうではない。山手線の原宿駅でコレのデッカイ看板を目にしたのは去年(2011年)のことで、角川書店が強力プッシュしていた。なんでそんなに自信があるのか?は見るまで気がつかなかったけれど凄い。ゆっこが床に落としたソーセージを“3秒ルール”などと言って食べちゃうところから、もう抜け出せない。登場キャラクターではみおちゃんがお気に入りで、コッソリ書いている彼女の漫画は“すけぇ”の一言。「とある魔術の禁書目録」 と同じく、オーディオ・コメンタリーもパッケージソフトならではのお楽しみ。
オススメ★★★★☆

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  ラストエグザイル-銀翼のファム-

 

 今のところ(4/23/2012)“4”までしかリリースされていないけれど、出るのが今一番待ち遠しいのは「荒川アンダーザブリッジ」に近い。もちろん見るきっかけになったのは、主題歌担当が坂本真綾(「マクロスF」)とschool food punishment(「東のエデン」)が大きい。コラボレーションという売り文句には飽き飽きしていたけれど、一聴の価値あり(「Buddy」)。コレを見て「LASTEXILE ラストエグザイル」の続編だよと言われ、並行して見るとよりワクワクするかも。

 

 なにせキャラクターが継承されていて、ディーオ・エラクレアとタチアナ・ヴィスラだけでも美味しい。王女様を助ける活発な主人公ファムの役回りが、男の子のモノだったのは遠い昔。それにしても野生児そのものって感じで、ナビゲーターのジゼルと名コンビだ。2人が乗っている、ヴァンシップのイメージは遠い昔に少年ジャンプに連載されていた「Dr.スランプ アラレちゃん」を思い出させる。もはや「ジョン・カーター」で空飛ぶ戦艦が出てきても、「スターウォーズY」 に似ているなぁとは思わずに、コレに似ているとメモリ(頭ん中)を更新しなければ。
オススメ★★★★☆

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  ラストエグザイル

 

 2003年のこの作品までは男の子が主人公でも無理がない。内気な少年クラウスが戦いを通して成長していく物語に説得力がある。少年のキャラクターを形作るために、相棒のラヴィがいるけれど、あとちょっとで喰ってしまうのは続編が分かりやすい。更に“年上の女”タチアナ、“世を忍ぶ仮の姿”の副長ソフィアなど10代の少年が見たら胸をときめかすに違いない女性キャラクターの配置。そしてクラウスとラヴィの父親との因縁がつなぐ艦長のアレックス。

 

 独立作戦を展開する戦艦シルヴァーナは、モロにアルカディア号に被ってしまい「天空の城ラピュタ」と「キャプテン・ハーロック」の合体技だなどと思った。しかしそれだけでなく、肝心のタイトル“エグザイル”に関わる部分にギルドのエラクレアがいて、この完全無欠の悪役VSアレックスがクライマックス。TVアニメを見ていなかったからだけど、映像のクォリティには舌を巻く。劇場用のアニメーション「マクロスF〜サヨナラノツバサ〜」までいかないと笑われちゃうわけだ。
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