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トニー・スコット

アンストッパブル サブウェイ123          

 

 亡くなってしまったのが実にもったいない、“スピーディな映画を撮るならこの人”と思っていた。大ヒットしたトップガン」からスタイリッシュで、すっ飛ばす感覚は現在でも太刀打ちできる監督がいない。ただしMTV的な手法を使っていただけに、その限界も熟知していた。列車の映画は実物でなければ迫力は出せないアンストッパブル」が証明しているんだけど、結果として遺作になってしまったのか。ただスパイ・ゲーム」をもう一度見てみたら、流れるように進行する映画ではあっても設定に手抜きはなかった。ラスト・ボーイスカウト」あたりからもう一度見直してみるか。
(7/11/2013)

 

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監督作

  トゥルー・ロマンス

 既に「レザボア・ドックス」が売れているから、どうしてタランティーノが監督しないのかな?と思ったけど、トニー・スコットのドライブ感はこの作品に不可欠。驚くべき豪華共演で、へろへろ・ジャンキーの ブラッド・ピット、股間を撃ち抜かれるゲイリー・オールドマン、“よき父”のデニス・ホッパーとコワモテのクリストファー・ウォーケン(この2ショットは映画としては貴重。)、極めつけはエルビスのヴァル・キルマー(顔映ってないんだよね)。主役の二人(クリスチャン・スレイター&パトリシア・アークェット)は公開当時けっこう勢いがあっただけに、ちょっと寂しい。クリス・ペンも亡くなってしまったんだよな。脇役が充実しているから、今(2011)でも楽しめます。レンタル屋だった男の脚本だけに、TVに映っているのはほとんどが映画で、「フリージャック」なんてミック・ジャガーが悪役を演じる今やレアもの。“棚の位置づけ”は青春映画に類するかもしれないけれど、バイオレントの味付けはタランティーノ。エアロスミスの“パンプ”で一番のお気に入りだった“アザー・サイド”がかかるトコは結構ノリノ リになってしまった。しょぼいヤツのロマンティックで、バイオレントなまさにタイトルが示す通りのトゥルーロマンス。
オススメ★★★☆☆

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  トップガン

 

 典型的な80年代映画にして、 ジェリー・ブラッカイマー 印の1本。ゆえになんにも考えないで観れば抜群に面白い。さぞや映画評論家が嫌う要素てんこ盛りで、延々とケニー・ロギンスの“デンジャー・ゾーン”がかかる。パイロットを集めるにはこれ以上もない宣伝かもしれない。でもさ、「愛と青春の旅立ち」ともども当時の必須 デートアイテム・ムービー だよ。もう観賞後のレストランの会話まで予想できちゃうけれど、作り手はそんなことは百も承知で作っている。ちょっと年代がズレているので、ワシは 「デイズ・オブ・サンダー」が好きなんだけど。確かトム・クルーズは実際に戦闘機に乗ったはず、手は抜いていないのです。トム・スケリット、マイケル・アイアンサイドと脇役が充実、ライバルのアイスマン=ヴァル・キルマーもかっこよい(彼も“被り物にさえ出なければ・・・)。 もちろんトム・クルーズを一気にスターにした。でも今(2011年)や「トップガン」のではなく、トムが出ていた「トップガン」になった。
オススメ★★★☆☆

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