監督作
「フランケンウィニー」  「ダーク・シャドウ」  
「アリス・イン・ワンダーランド」
「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」
「チャーリーとチョコレート工場」
「PLANET OF THE APES 猿の惑星」
「スリーピー・ホロウ」
「エド・ウッド」 「バットマン・リターンズ」 
「シザーハンズ」  「バットマン」

 

サイドボックス

ここにテキスト


出し

ティム・バートン

 ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち ビッグ・アイズ フランケン・ウィニー リンカーン秘密の書          

 

  かつては“不思議ちゃん御用達”などと侮っていて、その反省を踏まえて「ビッグフィッシュ」に感動したりしました。それからたった数年ですが、現在この人のファンはどんな人なんだろ?引き続き若い女の子が多いのか。職場の若い人は「ドクター・ストレンジ」「虐殺器官」を知ってても、「バットマン・ビギンズ」「インセプション」「ハーモニー」には???という反応で、世代間ギャップを思い知っている。

 

 「シザーハンズ」から変わらずこの人の作品に駆けつける人だって年を重ねる。バートン初段くらいの認識ですけれど、彼の作風は安定。「ビッグアイズ」は実話を元にしたネタで、今回「ダーク・シャドウ」っぽいファンタジーに回帰という印象がある。世間のというよりファンが求めているもの、技術的な進化も試すとなるとこの方面になるのでしょう。
(2/10/2017)

 

 ホントに遅ればせながらだけど、この人のイマジネーション(目くらまし)映像の下に隠されたシッカリした世界観には感服する昨今。それはテリー・ギリアムの「12モンキーズ」「未来世紀ブラジル」を経由しての事なんだけど、凡庸な感性を悔やむしかない。お気に入りのソダーバーグフィンチャーにはない豊かさに今更気がつくとは。 「ダーク・シャドウ」にしても時代記号がきちんと刻まれているし、「フランケンウィニー」などは家族の絆にして動物感動作であり、怪物映画の本質に迫っている。過情報な作品が主流になりつつある中で、情報量を差っ引いて母国を描く。ジョージベンかと思いきや、この人も合衆国映画にとってなくてはならない映画作家。リンカーンの映画まで製作しているしね。
(12/18/2012)

 

 けっこう前から観ている割には今ひとつ“お気に入り”と感じない人気の映画作家。遭遇の仕方が悪かったのか、「バットマン」からですから。ヒーローものなのにものすごくアクの強い味つけで、「スーパーマン」みたいなものを期待していたのに???となった。しかし話題のプリンス楽曲提供だし、ジャック・ニコルソンの怪演込みで別な意味で楽しめた。「ダークナイト」はヒース・レジャーにジョーカーを演じさせて挑戦しているけれど、軌道修正しているとも見える。並行観賞するとかなり興味深い。

 

 改めて「スリーピーホロー」「PLANET OF THE APES 猿の惑星」 などを見直すと、恐ろしくシッカリした実力の持ち主であることを思い知らされる。蓮實重彦氏の指摘は鋭かった(映画崩壊前夜 )。そしてもっとビックらこいたのが「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」で、イマジネーションの凄さに感動してしまった。観ていたのに遅ればせながら発見の素晴らしい人。「シングルス」 でチラッと出てくる茶目っ気もあるし、大スター=ジョニー・デップとの相性は抜群で、予告編ではティム・バートン版「アダムスファミリー」に見える「ダーク・シャドウ」は果たしてどうなるのだろう?
(5/9/2012)

 

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プロデュース作

    ナイトメアー・ビフォア・クリスマス

 

 実に20年近くも見ないで過ごしてきたことを大損だったと後悔。また同時に余計な知識によって感動が倍加する素晴らしい1本。「アーティスト」などは省くことで映画の醍醐味を味合わせてもらった作品ながら、公開当時の最新技術を駆使して描かれた世界、ティム・バートンのイマジネーションにただ圧倒され、魅せられてしまう。子供からバンドの追っかけをやっている“不思議ちゃん”に至るまで、根強い人気があるのも納得。

 

 見ているそばからファンになってしまうわけで、“ガチャガチャおもちゃ”にまでなるわけだ。ダニー・エルフマンの楽曲も秀逸、このティム・バートン・ワールドは後の「スウィーニー・トッドフリート街の悪魔の理髪師」「アリス・イン・ワンダーランド」に引き継がれていく。なるほどねぇティム・バートンに信者(熱心なファン)がいることを理解するにはまさにコレだったんですね。2012年まで放っといたのは間違い。
オススメ★★★★☆

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