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押井守

ガルム・ウォーズ 東京無国籍少女 THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦 VHSテープを巻き戻せ!

 

 現在公開中の「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」で忙しいのでは?という一面がありながら、もっと多面的にせっせとお仕事に励んでいる最中の64歳。allcinemaで分かるのは次の作品「東京無国籍少女」なんだけど、IMDBを覗くともう1本「Garm Wars」がクレジットされている。ランス・ヘンリクセンとケヴィン・デュランドが出ていてまたまた実写だ。日本の特撮技術向上に尽力する先頭ランナーになろうとしているのか?

 

 勝手な解釈だが、アニメ作品の巨匠だったのは過去の話で、“特撮は誰もやらないからオレがやるしかない”と思っているのかもしれない。既に神山健治など後の世代は育ち、アニメは商品過剰にある。現在新境地を開拓中なのは「シドニアの騎士」の方面で、頭が下がるというか、アニメは輸出品なんだよね。逆輸入した方がソフトは確実にお得で、オッサンからするとかなり無名なんじゃ?と思えるモノまでコッテリ。

 

 模倣がお得意の世代ではなく、不毛の時期にアニメを開拓してきた人だし、人と同じことはダメなんでしょう。よってアニメ作品に復帰するのはまだまだ先になりそうだ。特撮の水準は確実に上がっていることを最新作が見せつけているけど、同時にこの人のファンは平日にも劇場に足を運んでいるし(第7章で実感)、集客も安定しているからこその挑戦が続く。
(5/5/2015)

 

 アニメだけでこの人の足跡を追うと、アニメ業界で働きたいと思うかもしれない。実写だけを見続けると、何で監督でいられたの?と不思議になるかもしれない。どちらもカルト(分かんない場合付けちゃう)と称されもするけど、アニメ方面はけっこう王道の描き方。そして実写こそこの人の夢が具現化されているのかもしれない。メイキングやその著書をかじると徐々に見えてくる。

 

 なんで「鉄人28号」の舞台なんてとメイキングを見て呆れたが、まさに最新作のための肥やしだったことが「パトレイバーNext generation 1」を観たらスッキリした。寸法計ってたんじゃないかな?実際にロボットと人間が一緒に立ってどう写るか。宮崎駿「風立ちぬ」を、大友克洋が「SHORT PEACE」を生み出したんだからアニメ方面であと1作でいいから、新作を拝みたいものだ。
(4/6/2014)

 

 今となってはこの人が凄かったのか、原作が素晴らしかったのかが分からなくなってしまった「うる星やつら」、「機動警察パトレイバー」。原作を読んでいたときはアホ面さらしていた高校生の時だったけど、21世紀の若い人々に未だに通用する作品にしたんだから、職人気質の人なのかもしれません。「スカイ・クロラ」だって良く出来ていた、傑作はもちろん「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」 

 

 大昔のアニメ・ファンにとっては「風の谷のナウシカ」の宮崎駿、「機動戦士ガンダム」の富野喜幸と共にヒーロー。ただアニメ以外の側面に接したのが「赤い眼鏡」で、映画研究部の学生じゃなかったら、正直「なんだコレ」で終わっていたかも。でもクセになっちゃう独特のテイストがあって、「立喰師列伝」まで観に行ってしまった。ハッキリ言ってこの人のアニメ作品は文句なしなんだけど、合間仕事はロン・ハワード もビックリの代物が多い。 「アヴァロン」 「立喰師列伝」を合流させて 「アサルトガールズ」撮っちゃうんだんなぁ。

 

 ただ後進の育成もちゃんとやっていて、BLOOD THE LAST VAMPIRE は面白かったし、脚本担当の神山健治 は見事「東のエデン」 で独り立ち。「アヴァロン」のメイキングから察するとそうとうな武器オタク。
(10/2010)
 

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監督作

  28 1/2 妄想の巨人

 

 何を思ったか、舞台演出をやり始める押井守。ま、「立喰師列伝」 と同じく読めない人ながら欲望には忠実ですから、「鉄人28号」を舞台で再現したかったんでしょう、理屈もヘチマもない。周囲の人が諦めつつも付き合っている様子が映っているのは、「アル・パチーノ/リチャードを探して」 みたい。舞台裏のドキュメントとして「gate to Avalon」は好きだったけど、劇場公開作品にしてしまうとは恐ろしい。ところがただのドキュメントでは終わらずに、振り付けの人とか美術の人のインタビューは監督の要求を満たしているんでしょう、ボイス・コーディネーターのイライラする様子なんか良かった。時折見せる東京の夜景も悪くなかったし。で、監督の人脈のすごさが分かる、いろいろな人の鑑賞後の感想は爆笑。揃いもそろって酷評で、三池崇史まで出てきて悪ノリしすぎ。でもこの舞台見たくなるよな。
オススメ★★★☆☆

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  イノセンス

 

 バトーと犬がメインになってしまったため、評判を落としたかもしれないけれど、映像はピカ一。映画を観ていることに快感を覚えた。アニメーションでありながら、CGを多用しつつも見事に魅せきってしまう。もはや和製SFなどと言わなくても十分合衆国産の作品を超えるものが誕生。原作は料理し放題の攻殻機動隊だけに、“ゴーストダビング装置”や“択捉経済特区”の部分を抽出。テイストは完全に押井守監督作品ですから、ご注意を。
オススメ★★★★☆

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  BLOOD THE LAST VAMPIRE

 

 上映時間は短いけれど、凝縮された内容で、全編英語でというのも悪くなかった。日本だけれど英語にするため、舞台は米軍基地に。吸血鬼ものは大好きだから、その構成要素、“不死”、“闇”の部分がクローズ・アップされているのは完全に好み。実はホラーを観ない臆病者なので、“グロ”の部分が強調されると引いてしまう。サキを演じた工藤夕貴も勇ましく、長編にしてリメイクしたくなるのも分かる。
オススメ★★★★☆

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