マーク・アイシャム
ジャジーな印象があるのは初期の「モダーンズ」、「リトルマン・テイト」、「蜘蛛女」からくるもので、手がける作品は広範囲に渡る。「ブレイド」、「リリィ、はちみつ色の秘密」、「イルカと少年」など多種多様だ。ロバート・レッドフォード・レッドフォードの「大いなる陰謀」、「声をかくす人」ポール・ハギスの「クラッシュ」、「告発のとき」を担当するも決まった監督はいないような。それもそのはずで、ミュージシャンとしてウィンダム・ヒル・レーベルで楽曲提供。トランペット奏者として驚かされたのはYOU
TUBEでジュリア・フォーダムのライヴに参加、なかなか聴かせてくれました。
(7/24/2013)
音楽担当作
アシュレイ・ジャド主演のサスペンス「ツイステッド」。なかなかに見応えある作品です。MTV出身とか元CMディレクターだった人とかが監督を務める昨今、正攻法のサスペンスで迫るフィリップ・カウフマンはやはり“巧い”と唸ってしまいます。特に奇をてらった演出とかがない代わりに、1時間30分じっくり映画を堪能させてくれます。もちろんあっと驚くラストがある作品がなので、内容には触れられませんが、サスペンスの女王アシュレイ・ジャドは今回も受難の連続。
凛々しい彼女と比べると男どもは情けないですな。次から次へと好色な視線を彼女に向けるだけですもの。髪をショートにして革ジャンを着こなす彼女はかっこ良い。他の出演者についてもノー・タッチでなければこの作品は楽しめないので割愛。でも本当にキャストも上映時間も無駄がない。さすが熟練の監督フィリップ・カウフマン。マトモな映画って今や貴重なのです。
オススメ★★★☆☆