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デヴィッド・フィンチャー

  ゴーン・ガールサイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ           

 

 「ドラゴン・タトゥーの女」は3部作のはずだから、継続して手掛けるのかと思いきや、ベン・アフレックを主演に据えて「ゴーンガール」が公開待機中。ルーニー・マーラに目をつけたのは、「サイド・エフェクト」で彼女を起用したスティーヴン・ソダーバーグもだけど、2人ともTVドラマにシフトしている。「サイド・バイ・サイド」でデジタル化を歓迎していた両者だし、新趣向で来るでしょう。

 

 彼のダークな作風には定評があったけど、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」辺りから、少しずつ変わってきたような。もっとも権力中枢を描く「ハウス・オブ・カード」は間違いなく、陰謀劇に紛れて“ニュースにならない政治家のネタ”を暴露してくれそう。「J・エドガー」のおかげで「セブン」の“FBIに関する部分”がブラック・ジョークだったことに気がついただけにね。
(10/10/2014)

 

 ポール・ハギスが「スリーデイズ」を撮ったけれど「ドラゴン・タトゥーの女」の予告編を見る限り、完全移植濃厚。流れている曲であれっ?と思ったらトレント・レズナーが楽曲提供。「ソーシャル・ネットワーク」に続いての起用だけど、「セブン」の雰囲気でアレを料理するのか期待は高まる。予告編第一弾の「移民の歌」のカヴァーも良かったけれど、劇中で使われるのかな?
(12/12/2011)

 

  処女作は“出世街道”間違いナシのはずの「エイリアン3」。ところが撮影を始める時に湾岸戦争勃発(確かそう)。難儀したというニュースはあったけれど、運よく公開されデビュー。ま、評判はあんまり良くなかったけれど、リドリー・スコットジェイムズ・キャメロンの後だもんねぇ。しかし今(21世紀)となっては2人の巨匠に負けない個性派として認識されている。

 

 やはり2作目の「セブン」が決定的で、信者誕生(ワシも)。ところが同じ路線が嫌いみたいで、「ゲーム」はスカしたりして・・・。この人の作品は“人が悪い”というか“ドライ”というか、“善人”があまり登場せず、心温まるシーンがほとんどない。もしあったとしても「セブン」みたいに後の暗さを倍化させるための仕掛けだったり。

 

 好きな監督なんだけど、どーも顧客満足度優先という気がしないので、“映画作家”っぽくない。けれど、独特の世界観は映画作家なんでしょう。好きなのでたいてい観ているけれど、なぜか愛が足りない気がする。それは乾いた作風というのではなくて、何かポッカリ穴が開いているというか、ヒューマニズムが欠落しているというか。この辺はコーエン兄弟に通じるところだと思うけどいかがでしょう?ブラッド・ピットとの相性はバッチリで、3作(「セブン」「ファイトクラブ」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」 )で良い仕事をしています。 

 

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監督作

ハウス・オブ・カード 野望の階段

 

 合衆国の権力中枢=ホワイトハウス周辺で繰り広げられる権謀術数のお話。仕掛け人がデヴィッド・フィンチャーケヴィン・スペイシーで、「セブン」で仕事した2人が明るいお話を提供するわけはない。陰謀の国=英国発の「野望の階段」をリメイクしたものだそうだが、ケヴィンは狡猾で用心深いワルが楽しそうだ。基本路線は復讐劇で、こちらを向いて彼が解説してくれるところなど「ハムレット」を思い出させる。

 

 フィンチャー作品の「ドラゴン・タトゥーの女」が縁なのか、ロビン・ライトもワルの気配ムンムン。また「消されたヘッドライン」レイチェル・マクアダムスみたいな、21世紀のジャーナリストに扮したのはケイト・マーラ。「トランセンデンス」にも顔を出していたし、このドラマがステップになったのだとしたら、マスコミに関しても突っ込んで描かれるのだろう。

 

 未だDVDの1だけしか見ていないけど、楽しみだ。それは監督として参加した面々を目にしたからで、「フォーンブース」のジョエル・シューマカーでしょ、ジェームズ・フォーリー(「摩天楼を夢みて」が好きなのだ)なんて渋い。シーズン2になるとロビン・ライトの初監督作を拝めるわけで、ジョディ・フォスターまでとなるとニヤニヤですよ。
オススメ★★★★☆

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  ゲーム

 

 種明かしは一回こっきりのサスペンス。「セブン」で当ったデヴィッド・フィンチャー、豪華共演で、マイケル・ダクラスとショーン・ペンを共演させてハラハラ・ドキドキのあり得ない展開。華がデボラ・カーラ・アンガーで「クラッシュ」(クローネンバーグ版)ともどもアダルト・セクシーな魅力で、セクシー中年ダグラスを魅了。種明かしは一回こっきりだけにもういちど見直すと、はてな?というシーンあり。機関銃のトコはどうやってんだろう。
オススメ★★★☆☆

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  エイリアン3

 

 リドリー・スコット(「エイリアン」)、ジェームズ・キャメロン(「エイリアン2」)の後を受けての第三弾で、デヴィッド・フィンチャー華々しくデビュー!のハズが、ちょっと厳しかった。やはり前2作が映画好きを狂喜させる内容だけに、観客の視線もシビアに。囚人惑星の連中VSエイリアンという仕組み自体はそれほど悪くない。セットの真ん中に意味不明な“鉄”の文字に笑ったりして。いちおう三部作完結編(になるはずだった)のつくりで、シガニー・ウィーバー演じるリプリーは決着をつけることに。
オススメ★★★☆☆

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