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英雄は嘘がお好き



     ここにテキスト

 



オッペンハイマー  そのジャンルにとどめを刺してしまう
よくないクセがある。
クリストファー・ノーラン
保守的というか、原理主義的な面もあり、
イギリス人そのもの。
 

















  クリストファー・ノーラン  

in 2024    


オッペンハイマー
 現時点で"映画監督のツー・トップ”と勝手に思っているひとり。もう一人はドゥニ・ヴィルヌーヴで、3月には両名の作品が上映予定。公開されるか未定だった「オッペンハイマー」は、人類に欠かせない1本だし、被爆国の日本が外れるのはこの監督にとっても不本意なのでは?まぁ、精力的な仕事ぶりで、妥協をしない感じで、芸術家肌。確か配信が嫌いで、Blu-rayの発売でも宣伝を買って出ていたような。COVID-19の真っ最中に公開されたのが「TENET/テネット」で、「IMAXは俺の独壇場」と見せつけているようだった。2回観た挙句に年が明けて、劇場が苦しい時にもう一回


楽しい終末  公開予定作の予習とまではいかないものの、「楽しい終末」は原爆の父やマンハッタン計画について参考になる。さらに「カウントダウンZERO」を再見して唖然となった。核物質を他国に密輸する運び屋の使っている道具が、「TENET/テネット」に出てきた"ある装置”にそっくり。やはりスパイの国=英国は、CIAに勝るとも劣らない情報の蓄積があるのだろう。やすやすとこの男はソコに接する位置にいて、母国発の作品を一級品にしてしまう。 カウントダウンZERO


    2001年宇宙の旅博士の異常な愛情 瞳をとじて ナポレオン  
     



 まぁ、映画の教養が無いので、ついこの人と「2001年宇宙の旅」「博士の異常な愛情」のスタンリー・キューブリックを比べてしまうけど、金字塔を打ち立てちゃうのね。"むこう10年は同じ路線など無駄”という自信と、綿密過ぎるくらい練られた設定に、裏打ちされた製作姿勢を貫いているような。この気合の入り方は「瞳をとじて」のビクトル・エリセにはないし、「ナポレオン」リドリー・スコットだって、もっと肩の力を抜いているような。「インターステラー」辺りからですかねぇ、"とどめを刺す”ような感じが出てきたのは。つまり、次のターゲットは偉人伝
(2/15/2024)
 



in 2017    

       
     
サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ  もはや「メメント」「インソムニア」を観た人々は、どれくらい今も劇場に足を運んでいるのか?という懐古趣味的感慨に浸る映画好きはまさにオッサン。「プレステージ」出演の面々も、かなりトシを重ねている。若い人が振り返るとき「ダークナイト ライジング」って懐かしい、となるのかもしれない。「木根さんの一人でシネマ」原作者のTwitterで触れられてたけど、「サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ」に出てくるこの人は芸術家肌。  



       
     
   超大作ならこの人というマスコミ的期待はあるにしろ、代表作は新生バットマンリブート。この認識はそれほど的外れではあるまい。以後リブートは増産体制に移行、でもやっぱシリーズの方が安定収入で、スピンオフは危険で、現在の視聴環境を考慮したら品数はもっとあっても・・・。といった感じで今の映画産業が動いているような気がする。もっともこの人はさっさとその辺を人任せにして、SF映画「インターステラー」に進み、今度は戦争映画「ダンケルク」を世に送り出す。  


 


     
   ぜひ「メメント」を若い人にオススメなんですけれど、CDに代表される記憶媒体の特徴を活かした作品で、私めがこの監督に小品を期待する主な要因。ま、その前になると記憶メディアはカセットテープで、もし興味がありましたら、この人の作品ではないけど「DIVA」はいかがでしょう。世間というより業界の期待があるから、小品は難しいかもしれないけど、リドリー・スコット「マッチスティックメン」「プロヴァンスの贈りもの」に近い作品を、こそっと撮っても良いと思うが。
(7/4/2017)





  

   
   

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