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浅野忠信

  首 MINAMATA―ミナマタ― 唐人街探偵 東京MISSION ある船頭の話   

 

  根強い人気もあるし、実力も申し分ない役者さんでファンも多い。もっともこの人目当てのファンではないので、肝心な作品は見逃している。ところがかなり初期の「眠らない街 新宿鮫」以来、好きな映画に出演していることが多く、けっこう観ました。「茶の味」とか「花よりもなほ」などは脇でチョロっと出てくる割には“いい味”で、バリバリの主演「鮫肌男と桃尻女」なんてこの人抜きには考えられない。「PARTY7」のアホらしい役も嬉々として演じられる。

 

 アクションも難なくこなしていて、「五条霊戦記/GOJOE」にしても「座頭市」にしても凄みのある悪役でチャンバラ。刑事役のような公務員側はあんまり演じていないような・・・。そして渡辺謙に続き、アメコミ映画に挑戦ですよ。あのアンソニー・ホプキンスナタリー・ポートマンと共演で、ケネス・ブラナー監督の映画に出演するって楽しみ。「マイティ・ソー」のポスターに映るこの人は、根津甚八に似ていると思うのは気のせいか?この人が自然で繊細な「珈琲時光」はオススメです。
(7/2011)   

 

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出演作

  五条霊戦記//GOJOE

 

  伝説の“京の五条の橋の上”で繰り広げられた弁慶VS牛若丸のデス・マッチを大胆にアレンジした伝奇もの。背景に平家と源氏の血で血を洗う抗争を持ってきて、平安時代のサイキック・ウォーズも織り交ぜ見応えあり。時代劇に自然描写を入れるのは「蟲師」も後に挑戦しているけれど、なかなか見せてくれます。残念ながらコレに比べると「陰陽師」は一歩譲ってしまう。出演者がなにせ浅野忠信と隆大介と永瀬正敏だからして。チャンバラもすごくて「ハイランダー」など西洋人がやると、ついつい腰が引けちゃう殺陣もバッチリ。

 

 浅野忠信は“鬼”と呼ばれるくらいだから、髭そってその美貌全開なんだけど気迫がこもっている。その鬼に弁慶は妖刀で立ち向かうなんて「魔界転生」みたいだけど、義経になる前だけにやりたい放題の肉付けがされている。で、肝心の弁慶に扮した隆大介は、意外なことに牛若丸を演じる浅野忠信より華奢。パンクラスの船木誠勝まで出ているので余計にそう見える。ところがコレが最後に効いてくる仕掛けで、ぜひご覧になってご確認を。初めて観たときは永瀬正敏の役は余計に見えたけれど、なくてはならない位置ゆえに、彼が配されていることが年取って分かった。
オススメ★★★☆☆

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