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サンドラ・ブロック

 ブレット・トレイン オーシャンズ8 ゼロ・グラビティ  ものすごくうるさくて、ありえないほど近い    

  

 ちょっと年上にジュリアン・ムーアがいることになるのか。スターとしての認知度が高く、インディ系の若い監督を発掘することはしていない。もっともその注目度を利用して後進の手助けはしている。メリッサ・マッカーシーとの共演作「デンジャラス・バディ」がそうで、「ゴーストバスターズ」の前に「SPY/スパイ」だけじゃ不十分だったのではと今さら気がつく。

 

 ただ昨今の劇場上映基準はよく分からなくなってしまった。「デンジャラス・バディ」が公開で、この人が製作総指揮した「選挙の勝ち方教えます」レンタル屋ストレート。TVで盛んに合衆国大統領選挙のパフォーマンスを垂れ流している時期だけに不思議。「ゼロ・グラビティ」以来劇場でお目にかかっておりませんが、ジョディ・フォスター「マネーモンスター」と新作は合わせてご覧になると、役に立つこと請け合い。
(10/31/2016)

 

 トム・ハンクスと共演の「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」が昨年で、しばらくするとジョージ・クルーニーと共演の「ゼロ・グラビティ」が控えている。この人に対する期待は現在では「しあわせの隠れ場所」などの肝っ玉母さんで、それは「あなたが寝てる間に・・・以来。ただ「ザ・インターネット」とか「完全犯罪クラブ」などのサスペンスも経てきているし、代表作の「スピード」があるからSF超大作にも体当たりになるでしょう。もうちょっと経つと「アンストッパブル」でロザリオ・ドーソンが演じた現場責任者なども楽しめるかも。
(11/10/2013)

 

 「スピード」キアヌ・リーヴスと共に人気者になった、サンドラ・ブロック。“庶民的雰囲気”を武器に「あなたが寝てる間に・・・」のようなハート・ウォーミング作の傑作を持つ(と勝手に思ってる)。持ち味を活かしたラブコメは「トゥー・ウィークス・ノーティス」「あなたは私の婿になる」でもいけるし、「デンジャラス・ビューティー」なども楽しい。もっとも「ザ・インターネット」とか「完全犯罪クラブ」のサスペンス方面にも出演しており、「評決のとき」などはぜひレンタル・リリースを望む素晴らしい法廷劇で、彼女は弁護士役に挑戦している。「しあわせの隠れ場所」の“肝っ玉母さん”が良かったし、年齢的にもお母さん役はバリエーションの1つ。トム・ハンクスと夫婦役は実に楽しみながら、同じ時期にジュリア・ロバーツも・・・。ライバルではないけれど、ロバート・デ・ニーロアル・パチーノのように後々なっていくのかな?
(2/19/2012)

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出演作

  選挙の勝ち方教えます

 

 “ゲームは人を夢中にさせる、だがプレーヤーは既に盲目”観賞中はずっとこのフレーズが頭から離れなかった。どこかで聞いたような、そうでないような。サンドラ・ブロックが製作総指揮も兼ねているだけに、笑えるシーン(酸素吸入器のトコなんか)もあるが、真摯に選挙という代物を人々に伝えようとしている。「スーパー・チューズデー〜正義を売った日〜」の2人、ジョージ・クルーニーとグランド・ヘスロヴも一枚かんでいるから納得。

 

 監督としては「ロード・オブ・クエスト〜ドラゴンとユニコーンの剣〜」の人ながら、「レディ・ソルジャー」も製作しているデヴィッド・ゴードン・グリーン。反対側にいる人々はフタをしておきたい内容。製作国だって危ういのに、衛星国の日本で公開されるわけないよね。原題は恐ろしくストレートで「我々のブランドは危機」。現在我が国でもマスメディアを隠れミノに、危機を醸成中ですから大変参考になる。

 

 凄腕の選挙コンサルタントだったジェーンは、鬱病になって「ハンテッド」みたいに山奥に引っ込んでいる。そこから引っ張り出されて、なんとボリビアの選挙キャンペーンのお仕事を依頼される。てっきり今の大統領選に合わせて作られているかと思いきや、チェ・ゲバラが殺害され、水資源の民営化をしでかした国とは。しかしこんな職業があること自体に驚いてます。

 

 プロだけに推してる候補の中身なんておかまいなく、因縁の男の挑発もあってのめり込んでいくジェーン。豊富な知識を選挙ゲームに惜しみなく投入していく様をスリリングに描いている。滑稽な方は「ケビン・コスナー チョイス!」がありますので、ぜひご参考までに。ただし、彼女にとって勝ち負けが大切なのであってボリビアのことなんて念頭にない。

 

 彼女が“本当のことに気づく”きっかけを作るのは、候補に心酔している青年で、彼の住むスラムが作り手にとって重要。もう選挙候補が卵をぶつけられようが、それとてパフォーマンスだと認識しなければならない。回転木馬に喩えられているけど、ゲームに過ぎない選挙なんだから、降りた方が身のため。TV視聴者が大好きな中傷合戦など、余すところなく勝つテクニックをバラしているし、お勉強になるニュースでもありました。
オススメ★★★★★

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  デンジャラス・ビューティー

 

 「あなたが寝てる間に・・・」 の可憐なサンドラ・ブロックも、豪快な女刑事を演じるようになっちまったのかと落胆する冒頭が、実は良いスパイスとなって彼女の大変身後がかなり楽しめます。ジュリア・ロバーツと比べると庶民度の高い彼女も、ここではミス・コン出場できる実力を如何なく発揮。マイケル・ケインのオカマぶりも笑いの一助ですが、一番笑ったのはドーナツのとこですかね。
オススメ★★★☆☆

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  完全犯罪クラブ

 

 雰囲気は岬のロッジが出てくるし、サスペンスの王道です「恐怖のメロディ」っぽいです。ま、オッサンの目線ですから高校生には容赦なく“もっと他にやることないのか?”と思います。頭の使い道が完全犯罪とは呆れる。でも、この手の少年がいてもおかしくない世の中だけに、情けなくなってしまう。ただし高校生に扮した二人は悪役ですから挑戦だし、評価されれば、キャリアを築ける。「誘う女」の時のホアキン・フェニックスは兄貴と違って変な役やるなと思ったけど、今では演技派。マイケル・ピット、ライアン・ゴズリング共にありきたりな青春モノではなく、大人から嫌悪される役で観客に印象を残すことに成功。

 

 素で見た場合、確実にサントラ・ブロックが難事件とともに自らの過去を乗り越える内容。ところがそれだけに収まりきらない作品にしているのが、二人の若造。遡って映画を漁ると見え方は確実に違う。「シルク」「ブルーバレンタイン」を経て本作を見ると特に。サントラ・ブロックは 「デンジャラス・ビューティー」と正反対なシリアスな役柄なんだけど、どこかに彼女特有のムードがあって、なぜかホッとするんだよな。それもこれもベスト・フィルム 「あなたが寝てる間に・・・」 のせいなのだ。
オススメ★★★☆☆

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