出演作 

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出し

ロバート・ダウニーJr.

  シビルウォー シェフ 三ツ星フードトラック始めました アイアンマン3 

 

 初期は青春映画でクセのある役を演じたり、ルーキーを順当に演じていた。低迷期もあったそうだが、「ゾディアック」辺りから上昇運がついたのか、ヒーローを掛け持ちで認知度もワールド・ワイドになってきている。「アベンジャーズ」では主役しか出ていない中の、中心っぽかったもんね。それは中年の特権で、ひょっとするとアメコミ好きのニコラス・ケイジは悔しがっているのかもしれない。お芝居は「チャーリー」を覚えている人が未だにいるし、「毛皮のエロス」なども注目度は低くともなかなかだった。トム・クルーズブラッド・ピットの方が歳上とは意外、アメコミ以後が勝負です。
(5/18/2013)

 

 被り物=アメコミ・ヒーローを若い役者さんが演じると、なぜかキャリアに良い効果が現れない。もう路線変更しているから良いんだけど、ジョージ・クルーニーベン・アフレック(「ザ・タウン」)も一回やって、いまひとつの時期があった。ところが中年になって「アイアンマン」に出たこの人は違います。もう一本ヒット・シリーズ「シャーロック・ホームズ」まで獲得して勢いに乗ってしまった。話題になった「レス・ザン・ゼロ」に出演している関係上青春スターかと思いきや(「エア★アメリカ」)、「チャーリー」で根性入りまくりの熱演を披露、映画好きをを納得させた。

 

 ただし「ショート・カッツ」などワリと地味めの作品が続いたり、テレビドラマに出たりと見かけないなぁと思っていたら、2005年の「グッドナイト&グッドラック」あたりから勢いが増してきて「路上のソリスト」みたいな小さいながらも佳作のミニシアター系作品にも恵まれた。「デュー・デート」などもワル乗りし放題だったけど、しばらくはヒット作への出演が続きそうですね。
(3/14/2012) 

 

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出演作

  チャーリー

 

 「ガンジー」「遠い夜明け」に続くサー・リチャード・アッテンボロー監督の偉人伝。説明不要の映画人チャーリー・チャップリンの自伝を元に、分かりやすくまとめられているように見えます。同時代に生きていたわけではないから、どういう人物だったかは知りませんし、とてもじゃないけれど映画通のうんちくには適わない。でもさ、人それぞれのチャップリンがいて当然なんだから、自伝を映画にしているだけでも後世の人間には知る手掛かりになります。

 

 あくまでチャップリンに無知な私めにとっては、コレの後で「独裁者」を観て号泣できたんだし、イントロダクション映画としては佳作だと思う。偉人伝音楽方面の典型的な人生で、私生活はボロボロ、しかし仕事にかける執念は並大抵ではなく、結果として誰も真似のできない作品を世に残した。世の中に無関心ではなく、使命感と反骨精神を貫いている(コレが命取り)。“笑いが必要な時代(大恐慌、二度の世界大戦)”を駆け抜けた映画人だということは伝わります。

 

 もちろんただの偉人伝としてだけでなく、今(2011年)見ると、もの凄い豪華共演になっていてビックリ。「エリザベス」の時もそうでしたが、ある程度年月が経つと熟成される映画なんてものもあるかも。自伝執筆に加わる編集者役でアンソニー・ホプキンスが出てきたかと思えば、悪辣な弁護士役でジェームズ・ウッズ、ダグラス・フェアバンクスに扮したのがケヴィン・クラインで、ダン・エイクロイドも良いし、FBI長官のフーバーを演じたケヴィン・ダンなんてこの後政治家役(「デーブ」)がハマッていた。モルダー(X−FILE)やる前のデヴッィド・ドゥカブニーが画面の端のほうでチラチラ映っていたり、「ニューヨーク、アイラブユー」みたい。

 

 女優陣も豪華絢爛で、マリサ・トメイもダイアン・レインもこの時期確実に美人女優の代名詞。ミラ・ジョヴォヴィッチが既に出ていたのには驚きながら、チャーリーの“運命の女”に扮したモイラ・ケリーは文句なし。そしてもちろんチャーリーに扮したロバート・ダウニーJr.はホントの意味で体当たり演技。飛んだり跳ねたりズッコケたり、チャップリンの真骨頂を見せなくちゃなんない。表情も含めてなりきっている。このネタをロバート・アルトマンが映画化していたらとチラッと思ったりして。 
オススメ★★★★☆

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  レス・ザン・ゼロ

 

 “鼻からコカインを吸ってると、気がつかないうちに鼻血が出てきちゃうよ”、“ヤクにハマるとホモ行為を強要されるよ”というメッセージはくっきり覚えている。合衆国の“ジェネレーションX”(「リアリティ・バイツ」などがそうか)を代表する作家、ブレット・イーストン・エリスのデビュー作を映像化した青春映画。80年代のお話だけに、“青春の挫折と苦悩”ではなく、“お先真っ暗”という印象がある。同じく彼の小説を元にした「アメリカン・サイコ」でもフィル・コリンズが鳴り響きますが、コチラはバングルス。サイモンとガーファンクルのカヴァー“冬の散歩道”は大好きで何度も聴いたが、「カクテル」よりまるで作品に反映されていなかった(ような曖昧な記憶がある)。

 

 主演のアンドリュー・マッカーシーはとんとご無沙汰だけど(「狼たちの街」にも出ていたけれどずいぶん前)、ジェームズ・スペイダー(「リンカーン」)とロバート・ダウニーJr.はしぶとく健在。本作でジェームズはあこぎなワルで、アンドリューにぶっ飛ばされるんだけど、「マネキン」でまたまた同じなのにはホントに笑った(もう一度見たいものだ)。ブラッド・ピットがエキストラで出ていると聞き、友達と飲みながらビデオで何度もチェックしたのはもうずいぶん前だなぁ。合衆国の“ヤクにまみれた青春群像”は幸運にも我が国では理解不能。
オススメ★★★☆☆

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