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レオナルド・ディカプリオ

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ レヴェナント:蘇えりし者 J・エドガー          

 

 役者としてこの人は実に危険、2本コケた作品がある。ところが履歴を漁ると製作で携わっている作品で感心させられるものばかりだ。そのキャリアは「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」から始まり、「ファーナス/訣別の街」「スーパー・チューズデー/正義を売った日」など。守備範囲外とも見える「赤ずきん」「エスター」なんて、作品傾向から察するに自ら出演するとバランスを崩すと考えているのかな?

 

 ドキュメンタリーの「The 11th Hour」が案外この人の実像を知る手掛かりになりそう、確かプリウスに乗っていることをアピールしたニュースがあったハズ。役者としては「ギルバート・グレイブ」でその実力を見せつけているわけで、知名度はもちろん「タイタニック」でワールド・ワイド。ただマスメディアの焚き付けるブームを、知らん顔して追っていくと、コケた作品を含めて順調な仕事ぶり。

 

 アクの強さをアピールしてきたため、誠実な感じの役をあえて回避している。「ジャンゴ/繋がれざる者」なんてワルそのものだったし、気合の入っている「J・エドガー」は仏頂面が爆笑を誘い、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」でも炸裂。わざわざ「ジャックとジル」みたいなアダム・サンドラーのコメディに出る必要がない。「アビエイター」も素っ頓狂な男だったね、そういえば。

 

 「ディパーテッド」で共演のマット・デイモンはどーしても生真面目青年のイメージがあって、悪役がハマらないけどこの人は逆。「レヴェナント:蘇えりし者」のお楽しみは、アレハンドロ・G・イニャリトゥ(「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」)作品にトム・ハーディと共に出演するということ。今後もし監督作があったら、ノー・ギャラで出演する人が続出しそう。
(3/12/2016)

 

 

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出演作

  ワールド・オブ・ライズ

 

 タイトル名こそ挙げなかったけど、何度もレオナルド・ディカプリオリドリー・スコットの“コケた作品”として認識していた自分が恥ずかしくなる。キャストだけでもたまらなかった。現地の連絡員としてオスカー・アイザック(「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」)を見つけた瞬間ビビーンときて、マーク・ストロング(「記憶探偵と鍵のかかった少女」)で完璧になり、ゴルシフテ・ファラハニ(「パターソン」)で閾値を超えた。

 

 以後自分のお気に入り作品に顔を出す人々で、売れっ子ばかり。また「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」「ドローン・オブ・ウォー」で見慣れた監視カメラの映像が2008年当時を象徴している。あの段階でドローンを見せるわけにはいかなかったのかな?「ヨルムンガンド」に出てくるブックマンのモデルは、コチラと「レッドオクトーバーを追え!」のジャック・ライアンなんだそうだが納得。

 

 トニー・スコット「スパイゲーム」も似ていて、図式は遠方から操作する方と現場の諜報員。スパイは常に二律背反を迫られるは「マリアンヌ」に至るまで王道なんですな。メイキングを見ると「ブラックホーク・ダウン」の監督はアフリカに何度も行っているのだそう。足繁く通えば見えてくること多々ありで、「ホワイトハンター・ブラックハート」クリント・イーストウッドとはまた別の視点でアフリカを舞台に描く作品があっても良さそう。
オススメ★★★★☆

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