出演作

サイドボックス

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出し

ジョン・キューザック

マップ・トゥ・ザ・スターズ 大統領の執事の涙        

 

 トム・ハンクスがELOを「幸せの教室」で起用しているのと似ていて、この人プロデュースの「オフロでGO」は選曲の趣味が完全に一致していてニヤニヤしてしまう。「コン・エアー」でもなかなか切れ者捜査官が似合っていて印象に残っていたけれど、決定的だったのが「ポイント・ブランク」。自身で脚本を手掛けているだけあって、変わった無表情の殺し屋役。以降は飛び飛びで観ている人だけど、「さよなら。いつかわかること」は素晴らしかったし、「2012」など父親役も板についてきた。

 

 モーガン・フリーマン「ザ・スナイパー」なんてレンタル屋ストレートが実にもったいないモノながら、この人のイメージが“坊や”だからですかねぇ。「ハイ・フィデリティ」とか「セレンディピティ」とか。マジ路線の「アドルフの画集」とか「ニューオリンズ・トライアル」も捨てがたいんだけど。お姉さんのジョーンと共演することが多いけれど、彼女も実になんとも言えない魅力の女優さんです(「アダムスファミリー2」「スクール・オブ・ロック」)。
(7/20/2012)

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出演作

  フローズン・グラウンド

 

 「コン・エアー」のコンビ再びといっても宣伝には使えないが、ニコラス・ケイジとジョン・キューザックは攻守ところを変えて再共演。ジェリー・ブラッカイマー印の護送飛行機アクションでは、ジョンが切れ者の捜査官で、ニコラスが囚人。今回は実際に起こった連続猟奇殺人を元に、疲れたニコラス扮する刑事が、済ました顔で善良な市民の生活を享受している変態ジョンを追いつめていく。

 

 刑事の妻役でラダ・ミッチェルがちらっと映るけど、ほとんど見知らぬ顔ばかりで展開は読めない。アル・パチーノ「インソムニア」は白夜のノルウェーだったけど、大自然そのもので人はあんまりいない。翻って合衆国最北端の州には、人があまり来ない場所もあるけど、都会も備えている。つまり異常者にとっては好都合の土地で、獲物を見つけることも、それを捨てても見つからない所には困らないわけだ。

 

 パソコンだけでなく、走っている車で80年代は再現される。よくもまあ、あれだけ見つけた来たものだと感心。そして時代が時代だけに、警察は外注(「THE MENTALIST」「Lie to me」)しないで、地道な捜査を通じて犯人に迫っていく。資料をくまなく調べ、勘も働かせて、という捜査過程は古臭いんだけど、なくなって良いものか?ただアラスカの自然は、そう簡単に人類がどうこうできる規模じゃないよな。ぜひその辺りもご覧になってご確認を。
オススメ★★★★☆

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  オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式

 

 オッサンたちの青春時代、輝いていたと思うのは気のせいで、時が過ぎれば笑いのネタになること必至。 「ラブソングができるまで」にしても「アドベンチャーランドへようこそ」にしても今(2011年)となっては“笑える80年代”。もう邦題からして広末涼子主演の「バブルへGO!タイムマシンはドラム式」そのもので、中身も合衆国に移し変えただけという代物なれど、実に楽しいレンタル屋ストレート

 

 ま、もうチッと上になると 「団塊ボーイズ」になるんですけれど、現在(この作品の中では2010年)“四十路坊や”真っ只中のジョン・キューザックは製作も兼ねていて、やりたかった企画なのでしょう。モトリー・クルーが延々とかかって、“Home Sweet Home”をエンディング・テーマにもってくるだけでなく、“Kickstart My Heart”も効果的(ダサい意味で)。この手の“過剰性欲処理ロック”がかかると自然に体が動き出す性質なので、 「燃えよピンポン」「シューテム・アップ」も好きなのです。それにしてもあの2作品が劇場公開で、コレは厳しかったのか・・・。

 

 「レスラー」ミッキー・ロークが「昔は良かった、ガンズとかあったしよぅ」とこぼすとこがあるんだけど、心の中で“そうだよなぁ”と思ってしまう自分が情けなかったりして。で、大枠の仕掛けタイム・パラドックス(コメディ系)はつくづくオリジン「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を超えるのが無理だと再確認。何のことはない真似しちゃえばいいわけで、より下品に、より中年テイストを盛り込めば違って見えます。それにしても「サマータイムマシン・ブルース」 にしろこの手のしょぼいタイムパラドックスものではわが国は負けていないですね。
オススメ★★★☆☆

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  セレンディピティ

 

 出来すぎ??そりゃあそうです、だって映画にしか“嘘のような偶然”は存在しませんもの。「セケンディピティ」はこの冬数少ない恋愛映画の定番をいく一本でした。ここのところ恋愛映画に連続出演のジョン・キューザックとLAXスーパーリッチな笑顔の ケイト・ベッキンセイル (当時は)。この2人が嘘のような偶然に身を任せつつ、恋に落ちていってしまう。定番といわれればそれまでですけれど、今までもこの種の作品は恋愛映画の王道としていくつも作られてきましたし、その時代その時代に支持され続けてきました。
オススメ★★★☆☆

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