出演作

サイドボックス

ここにテキスト


出し

キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

REDリターンズ サイド・エフェクト スマイル、アゲイン   

 

 デビュー当時から“ゴージャス美女”というレッテルを貼って、この人を見ていた。よって「マスク・オブ・ゾロ」とか「エントラップメント」など期待通りの役柄だったし、確か日本のCFにも出ていて、大人の美貌を持つ美人のイメージは、多くの人が共有していたハズ。ま、「アメリカン・スウィートハート」で共演のジュリア・ロバーツと同じで、同年代の役者を坊やに見せてしまうのは仕方がない。そのイメージはジョージ・クルーニーとの共演作まで維持されるんだけど、トム・ハンクスとの「ターミナル」で、この人の新たな魅力を発見することに。それは「幸せのレシピ」まで継続する。2作品の彼女は美女なのに可愛いのだ。

 

 もちろん世間様が注目しているのは「トラフィック」で共演のマイケル・ダグラスとのトリビアかもしれないけれど、ゴシップ絡みの宣伝をこの人は好まないようだ。よって可愛らしさを滲ませたあとは更なる方向転換で、やはり注目させられることになる。“最後にショーン・コネリーをモノにした女優”はわざとおばさんキャラに挑戦していて、唸っちゃうんだよなぁ。「ロック・オブ・エイジズ」「噂のギャンブラー」がその典型で、「スマイル、アゲイン」はどんな感じになるのか楽しみ。わりとヒットシリーズのパート2にも出るね(「オーシャンズ12」「REDリターンズ」)。
(8/25/2013)

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出演作

  エントラップメント

 

 「シン・レッド・ライン」ほど再見して自分を情けなく思ったりはしないけれど、ショーン・コネリーの“引退カウント・ダウン作品”として見ると、なかなかの出来栄えだ。以前劇場で観た時は、最も無意味なシーン=赤外線をかいくぐる訓練が脳裏に焼きついていて、“スケベな映画だな”と脳内に処理済みにしていた。ところが監督は「ザ・コア」もお気に入りのジョン・アミエルで、意外に手堅い作品になっている。もうみんな忘れ去っちゃっただろうけれど、“コンピューターの2000年問題”を絡めている。更に金の置き場は世界のどこでも良くて、税金の安いマレーシアの首都クアラルンプールが舞台となると、今(2013年)見ても呆れることのない設定だ。もっとも秒進分歩のIT機器だけが一番早く風化していることも同時に確認してしまう(パソコンのモニターがモロ)。

 

 クリント・イーストウッド泥棒を演じたけれど、ショーン・コネリーだけに洒落ていて、城に住んでる大泥棒。世界的な知名度を誇る怪盗はフランスだけど、英国でも盗人の映画は現実的なものから、粋で楽しいものまである。「モネ・ゲーム」にも出てきたけれど、監督はやはりイギリス人だけに、“サヴォイ・ホテルは高級なのよ”まできちんと描いている。ヒロインのキャサリン・ゼタ=ジョーンズは後々“最後にショーン・コネリーをモノにした女優”になるのかもしれない。若いけど既に大人びていて、「マスク・オブ・ゾロ」ともどもデビューしていきなり色男をノック・アウトです。

 

 ヴィング・レイムスが出ているから、どうしてもイーサン・ハントシリーズを思い出しちゃうし、パクりはかなりだと思うがどうだろう?「ピンク・パンサー」よりよほどマジに作られているし、これだけは印象的だったラスト・シーンもさすがの仕上がりです。「クロッシング」の頃になると、屋根(頭髪)が傷んできているウィル・パットンも、美人=キャサリンに言い寄る男なんて、昨今お目にかかれない。すっとぼけた味のヴィングともども美味しいし、御大が出てきていきなり「裸の女は信用しない」などと言ったり。007のギャグなら、洒落っ気で「ザ・ロック」よりコチラに軍配が上がる。
オススメ★★★★☆

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