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  ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ
 
シリーズ、リメイクはつらいよ、危機感すら覚える
「ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ」
やってくる怪物=Amazonプライムに
駆逐されてしまうのか?

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

関連テーマ  怪獣映画  リメイク  外国人が描いた日本


 
 基本的に自分で観てつまんなかった作品はこのサイトには載せません。今年は未だないんですけれど、昨年は4本がボツで、うち3本がシリーズ。1時間前に観た「長いお別れ」に感動していただけに、戦々恐々。ネットを中心にしたレビューは好意的、興行収益とて初登場1位。ただし、「シン・ゴジラ」が何度見ても面白いのに対して、アニメ版は完全にコケており、こちらは展開が予定されている“モンスター・バース”シリーズに黄色信号が灯ったのでは?と個人的には思う。


  「木根さんの一人でキネマ6」を参考にすれば、「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」が予定していたダーク・ユニバースは暗礁に乗り上げているようだし、真知子ちゃんみたいに体力ないですから、アメコミ映画はことごとくパス。マスメディアを無視して生きているもんで、製作側の流す情報が身体にたまっていかない。職場の人たちが口々に「ゴジラ観た?」と聞くから渋々行ったようなものでして。もはやモンスターは日々TVに映っている政治家さんたちじゃない?だからみんなして興じていられるんでしょう。  

 


   ハンターキラー 潜航せよ
 とは言っても¥1,300をドブに捨てるわけにはまいりません、根性入れて楽しむことに。アホらしさ全開の「シンクロナイズドモンスター」だったら、期待は別のところにあるので文句なしなんですけれど、コチラはマジ超大作。よって目線を女優さんとパクリ探しにシフト。まぁ、関連作を挙げていくのは本サイトの目的でもありますし、アレかな?と目を凝らして観ることはできます、「ハンターキラー 潜航せよ」がそうだったように。







 女優陣はヴェラ・ファーミガは直近で「ジャッジ 裁かれる判事」を見ていて、うーんお母さん役が板についちゃったのね、「マイレージ、マイライフ」も遠い昔かぁなどとため息。チャン・ツィイーはリー・ビンビン(「MEG ザ・モンスター」)、ジン・ティエン(「グレートウォール」)が追い上げているけど、人気も美貌も「HERO/英雄」から衰えていない。サリー・ホーキンスは「シェイプ・オブ・ウォーター」でノックアウトされ、「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」も良かったななどと近過去に思いを馳せたりして。

       

  映像的にはティルトローター(通称オスプレイ)を搭載できるでっかい飛行機は「アバター」で見たな、モンスター0が南極に出現する画は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の再現か?渡辺謙の見せ場は「スター・トレック/イントゥ・ダークネス」でやってたような。ティム・バートン「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロだったらもっと幼稚に仕上げたかと思うけど、定番の曲がかかってゴジラ復活のシーンは見せ場になっていた。宇宙から来たというのは「ガメラ2/レギオン襲来」へのオマージュ?。
 
 
 
 



 なかなか難しいでしょう、part2だから「シン・ゴジラ」みたいな怪獣の威力が全開放されて、観客をビックリさせる仕掛けができないし。ただし、もし4DXだったら感想は変わっていたかもしれない。「アリータ:バトル・エンジェル」「レディ・プレーヤー1」も椅子が動く劇場で体験したわけだから。弱点は間に「ジュラシック・ワールド/炎の王国」を置くとハッキリする。あんなデカいモノからすれば、恐竜がトカゲで人間は虫けらサイズ、足元でドラマなんか展開できないですよ。

アリータ:バトル・エンジェル Amazonプライム


 現在の視聴環境は激しく進化していて、Amazonプライムで過去作品を幾らでも見ることができる。職場で30代の人も観たそうで、「どうだった?」と尋ねると、「フォレスト・ガンプとかグッドウィル・ハンティングに比べたらテンポだるいし、ラストは寝ていた」とのこと。ま、自分で楽しむ姿勢じゃないと「キングコング:髑髏島の巨神」も厳しかった。今後は「ビデオまで待つか」ではなく、「プライムになるまで待つか」の時代になっていって、主導権は移動していきそう。

現在(6/4/2019)公開中
オススメ★★★☆☆
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ジュラシック・ワールド/炎の王国
 
                 
   「ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ」と同様のヤバい要素が本作にはある。“怪獣と私たちはお友だち”。これを物語に込めるとなると、とてつもなく詰め込まなければならない設定、複雑すぎる伏線が必要になって、結果的に作品のテンポをたるませてしまう。なにせ第1作は情け容赦なく襲い掛かってくる恐竜にビックリしたわけだし、part2と同じ業を背負わされたわけだ。ただし、怪獣とは違って恐竜だけに人間を視認できるわけで、戦うことも可能。



 


 劇場でなくてヨカッタとホッと胸をなでおろす人は、どんどんAmazonプライムにハマっていくことになる。同時にシリーズ全部を観賞可能、面白そうなところだけを摘まんで見るのもあなた次第。とんでもない時代になったものだ、この種の超大作をエサにして、楽しみ方はそれぞれが発見可能。だって、音楽に関してですけれど、昨今はおすすめプレイリストから「おや、けっこう良いな」というアーティストを掘り下げているし。

 
 で、怪獣映画とは人間の傲慢さに対する警鐘を鳴らすのが肝心で、確かに込められている。遺伝子操作クローン技術は危険なことは伝わる。冒頭に火山の爆発があって一気に恐竜が絶滅すること、自然に任せるしかないのだはメッセージ。もちろん救い出すのではなく、金儲けにしようとする連中こそがモンスター。今や何でもかんでも包含し、それ以外を絶滅に追いやろうとしているのは、プラットフォーム企業なんだけど、そこまでは人々の理解がいってないから無理だよね。
オススメ
★★★☆☆

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