関連テーマ 

 

 

 


サイドボックス

ここにテキスト


出し

ナイスガイズ!

   ナイスガイズ!

 

 本作を知ったのはちょっと前になる。もっとも自分のページで確認すると1年近く経過しているのが正確か。主演の2人ラッセル・クロウライアン・ゴスリングの監督作を同じ劇場で観たことは、ごく個人的なお話しなれど、偶然すら機械にメモしておかないと、自分の立ち位置すら怪しくなる。また世間様のニュースとは無関係に、映画に関して今月はしおりを付けておく出来事があった(現時点11)。

 

 で、データベースを漁ってから劇場に行くのも常態化していて、本作の場合、先に触れた2人に加えて、製作のジョエル・シルヴァー、撮影のフィリップ・ルースロに目が止まる。ジョエルはこの手のバディものはお得意のプロデューサーってことで納得なんだけど、フィリップには驚かされる。なにせ「ディーバ」の人、というのは勝手な思い込みで、派手な「コンスタンティン」「シャーロック・ホームズ」も手がけている。

 

 

 この余分な情報を持ったうえで、レディースデイでけっこう入っているブルク13で拝む。冒頭からもうたまんなかったですね、なんでフィリップだったか分かった気になって。描かれているのが70年代ってのがキモで、スモッグで覆われた夜景を再現できるのは彼ならでは。TOVE LOのPV(Fairy Dust)でさえ、どーよ最新撮影機器使ってんのよという精密さ。

 

 「アメリカン・ハッスル」「インヒアレント・ヴァイスアレント」になかったムードを醸し出すことに成功し、40年も前のことですから、当然IT機器なんてどこにもない。よって凸凹コンビが陰謀に巻き込まれて、持ち前の知恵と腕っぷしで事件を解決していくというお話も成立する。もう何回となく繰り返されてきたネタなれどわたくしめは弱い。ただやはり「ロング・グッドバイ」がベストなんですな。

 

 

 監督作を持つ2人の掛け合いも楽しいんですけれど、それだけだと新鮮味がない。じゃあ新たな美女が登場かと思えば、画面をさらったのは娘役のアンガーリー・ライスちゃん。3人の取り合わせが絶妙で、「マッチスティック・メン」っぽさは楽しい。ライアンがもう親父役で、そのダメっぷりを見事に引き立たせているんだからさすが。下手をするとラッセルはお爺ちゃんか・・・。

 

 

 そのラッセルにも父と娘のお話(「パパが遺した物語」)があるけど、取り返しがつかないくらい太っていて唖然。ジョン・グッドマン(「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」をぜひ)かよとも思うけど、彼とキム・ベイシンガーの共演を拝むのは「L.Aコンフィデンシャル」以来。そこで気がつくのは、自分がもはや“オールド・ファン”なのだということ。

 

 

 「ジョーズ2」の看板も映っていたけど、観たもんね渋谷のパンテオンで。オレってもうそれくらい生きていて、「リーサルウェポン」をまんま移植したような物語が楽しくてしょうがない。じゃあ21世紀の今、観る価値がないかというと、さにあらず。政治不信を招いた大統領の時代で、その後日本の台頭で衰退していく自動車産業、ポルノ映画などが描かれており、「フロスト×ニクソン」「ガン・ホー」「ブギーナイツ」が並行観賞にオススメです。

 

 

 三下の悪役も美味しくて、キース・デヴィッド(「ドク・ソルジャー」をぜひ)はホントに老けたなぁ。エライ目に合わされるブルー・フェイス役のボー・ナップは今後売れっ子になるかも(「サウスポー」を見直すか)。物語の上で彼とマット・ボマーの処理がちょっと見たことのないものだったので、監督シェーン・ブラックの「キスキス、バンバン」も見とかないと。ジョエル・シルヴァー作品らしく、無駄なくスッキリで今や希少種。

 

現在(2/22/2017)公開中
オススメ★★★★☆

Amazon.com

DMM.com

 

前のページ       次のページ

 

top

 

関連作


ホームページ テンプレート フリー

Design by

inserted by FC2 system