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 “当たったからできちゃった典型的なパート2 
「ジョン・ウィック:チャプター2」
スパスパ殺してやりまくりのキアヌ・リーヴス、チラリ出演もお楽しみに。”

 前回は悪党を心地よくスパスパ殺すB級アクションの醍醐味で、思わぬヒットだったハズ。売れたら続編はパターンで、あの得体の知れないホテルの設定は美味しいから、今回に持ち越しは予告編から察せられる。またウィレム・デフォーは退場してしまったので、代打がローレンス・フィッシュバーンかな?「グランド・イリュージョン」「スーサイド・スクワッド」などで、役者に目覚めた感じのコモンも出てくる。

  で、持ち味は冒頭に炸裂する。マフィアのボスがとにかく弱気で、ピーター・ストーメアが涙目で登場。ヒタヒタと車を取り返しに来るジョンにビビっている。ピーターは「ジャスト・ア・ヒーロー」とか「ロックアウト」などが掘り出し物なんですけれど、キアヌ・リーヴスとは「コンスタンティン」で共演しているんだよな。予告では「マトリックス」の2人が再共演を期待させるけど、追加のサービスにニヤリ。

 劇場に行く前TSUTAYAにはキアヌの“くたびれ具合”を確認できる「ネオン・デーモン」が並んでいたり、チョッと手を伸ばせば幾らでも出演作なんて手に入る。そんな今の視聴環境において映画館の売りをアピールしないことには、集客も厳しくなっていく。土曜の深夜でしたからソコソコの入り。「シドニアの騎士 第九惑星戦役THX上映会」みたいな客席のワクワク感がチト物足りない。ま、B級のおっさんアクションですから、カップルは少なめ。


 とは言っても儲かったから予算は増していて、ジョンはロシアン・マフィアから車を取り戻したら、イタリアの親分にハメられる。ヤクザですから、上昇志向と手口の汚さはピカイチで、ジョンは世界中の殺し屋から追われる始末。なかなか楽しかったのは殺しの準備のトコですかな。仕立て屋に防弾仕様のスーツ作ってもらったり、「キングスマン」っぽさが入っている。

光をくれた人

 たぶんラストの仕掛けは「燃えよドラゴン」へのオマージュだと思われるけど、他にも元ネタはありそう。ニューヨークを仕切っているローレンスが演じた男だけど、「ゴースト・ドッグ」をパクったのか。また手話の殺し屋が光っていて、ルビー・ローズは今後の注目株になるでしょう。「光をくれた人」のアリシア・ヴィカンター、「スター・トレック BEYOND」のソフィア・ブテラなどを追う感じかな?

 関係ないけどソフィアが次に出演予定の「アトミック・ブロンド」は本作製作総指揮のデヴィッド・リーチが監督担当で、実は今から楽しみなのだ。五十路のキアヌよりシャーリーズ・セロンの方がタフでしなやかって感じがするもんね。もっとも息切れせずにスパスパ殺しまくった彼もさすがで、3桁はヤったんじゃ?ここのところアクションは「スペシャルID 特殊身分」くらいしか見ていないからなかなか新鮮。

 続編があっても良さそうだし、投げっぱなしにしても良いし(「ジャンパー」を覚えていますか?)。前作にも感じたんだけど、“どこで終わっても良さそう”なのが本作の持ち味で、「ダークナイト」っぽいラストだったから、もしパート3が作られる場合、風呂敷は大きくなりそう。そうなるとキアヌ・リーヴスは50代半ばで、撃ったり投げ飛ばしたりのアクションに挑戦するわけで興味津々。もっとも昨今は倉庫で遭遇した「良心をもたない人たち」に驚かされてまして、B級アクションのコチラの方がよほどスッキリ。
現在(7/8/2017)公開中
オススメ★★★★☆

ジョン・ウィック:チャプター2


ジョン・ウィック:チャプター2

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