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TOMORROW パーマネントライフを探して

   TOMORROW パーマネントライフを探して

 

 フランス女優メラニー・ロランに夢中になったのは2010年の「オーケストラ!」が引き金で、熱は「グランド・イリュージョン」まで冷めなかった。3年間はご執心だったわけで、あれこれ見たなぁ「人生はビギナーズ」も良かったなぁ、「ラスト・アサシン」は今となっては中身をスッカリ忘れてしまったけど。昨今のお気に入りはルーニー・マーラ(「キャロル」)で、“イルカ顔”の人が好きになりやすのかも。

 

   

 

 アイドルを追いかけるみたいな衝動は認めますが、女優さんの魅力は美貌だけではありません。彼女たちの根性は半端じゃないし、情報量だって一般的な人より桁が違う。ナタリー・ポートマンが好例ですけれど、母親になると一段とカッコ良かったりする(「ジェーン」)。本作でメラニーは監督に乗り出すわけで、きっかけは妊娠中に接した「ネイチャー」の論文なのだそう。

 

 共同監督のシリル・ディオンがこの問題に関して、よく知っている人なのかは判然としませんが、私めにとっては復習の意味もあって大変役に立ちました。既に環境の危機的状況に関しては幾つか観てきた。「不都合な真実」「Beautiful Islands ビューティフル・アイランズ〜気候変動 沈む島の記憶〜」とかあったし、人間には「虐殺器官」ならぬ滅亡欲なるものがあるのでは?とも思う(日本の原子力発電なんかまさにそう)。

 

 

 

 “TVのニュースは宣伝だけで占められている”わけで、無機物に文句を言うヒマがあったら映画館に出向いて、身銭切ってこの手のドキュメンタリーを観れば良いのです。とは言っても昨今は本ページ作成もマンネリ化しております。よって、どーしようかというところに映画館のサイトを新たに始めて、川崎市アートセンター アルテリオ映像館まで出向いたのが功を奏しました。

 

 土地勘のない新百合ケ丘駅近辺だけに、時間をつぶせるところも思い当たらず、図書館でオリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 2つの世界大戦と原爆投下を読んだりして。本作で触れられていることと重複する部分もあって、ワリと予習になった。繰り返し描くことがこの種の問題では肝要で、それは第二次世界大戦もまたしかり。「この世界の片隅に」のような作品は何度も作られなければならない。

 

 昨年「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」がありましたが、合わせて「幸せの経済学」「サバイビング・プログレス/進歩の罠」もオススメできます。警鐘を鳴らすだけでなく、“どうしたら?”のヒントが語られていることが共通する。個々の問題に焦点を絞って語るのではなく、もっと俯瞰した視点でなければ捉えることはできない。ただ環境を改善するってだけでなく、消費も経済も教育も同時にというやり方。

 

  

 

 日本では“全ておざなりのまま、滅亡に向かってひた走って”いる印象ですけれど、“生き残りに真剣な国”ほど先に進んでいる。形式はマイケル・ムーアアチラと似ていて、取り組んでいる国々の現場にカメラを持っていって話を聞く。デトロイトでは街の真ん中で畑を耕している人、マンチェスターで道路脇に野菜を植えて育てている人、みなさん我々の隣人。

 

 フランスでいろんな野菜を分けるのではなく、一箇所で育てている人のお話はすぐにメモを取りそうになった。だってトマトの葉っぱを食べちゃう虫を、バジルの匂いが追い払ってくれるってんだもの。“いろんな植物が混在してこそ自然なのだ”はホントに当たり前で、機械作業の都合上整った植え方しているだけ。裏を読む猜疑心を育てても仕方ありませんが、まさに“目からウロコ”のエピソード満載。

 

 教育もさっさと商売教育やめてフィンランドに学べば良いのに。マネが得意な日本人のクセに、今すぐ終わっちまいそうな方(高度資本主義)を追いかけてる。もっとも本作は教科書として今後も役に立つし、細かいところをもう一度確認したいからリリースされたらのんびり眺めたい。この劇場に来ているのは女性が大半で、今さらナニ言っても無駄なTVピープルと正反対。希望が持てます、みなさん肝心なニュースはこれだと分かってらっしゃるんだから。

 

現在(3/26/2017)公開中なれど3/31までです
オススメ★★★★☆

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