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マリアンヌ

  マリアンヌ

 

 辻堂で「たかが世界の終わり」終了後、小田原に移動しての観賞。道中が面倒くさくて、東海道線→御殿場線と乗り継いで、松田から止めてあった車に乗って小田原に至る。シネコンとて万能ではなく、好きなものに労を惜しんでもいられません。運転している最中“オレは一体何やってんだ、松田さくらまつりの方が良かったのか?ロバート・ゼメキス、もしつまらなかったら、ただじゃおかんぞ”などとヤバイ心理状態。

 

 もっともクォリティは保証されている。スティーヴン・スピルバーグロン・ハワードに引けを取らない技量の持ち主。「木根さんの1人でキネマ」でたびたび触れられている「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の監督だし、去年は「ザ・ウォーク」があった。“特撮が得意な人”の根拠は「コンタクト」とか「ベオウルフ/呪われし勇者」とかがあるからなんだけど、今回は正統派ロブロマンスで攻めてきました。

 

 

 冒頭は仏領モロッコから始まって、時は1942年なんだから「カサブランカ」が思い当たらないと映画好きとしては恥ずかしい。かの名作に挑戦するわけですから、美男美女が主演でなければ。目立つ役者さんはその2人、ブラッド・ピットマリオン・コティヤールくらいで、スッキリした感じ。それにしても本日はマリオン2本立てですよ、そして来月には「アサシン・クリード」があったりとせわしいものだ。

 

アサシン・クリード

 

 「イングロリアス・バスターズ」と被っちゃうんですけれど、ブラッド演じるマックスは砂漠に後下して、街で潜行している女スパイと落ち合う。マリオンの輝く美貌にホッとします、映画はやはりこうでなければ。ま、何度も繰り返されていると言えばそうなんですけれど、非情なミッションの渦中に結ばれる男と女って定番中の定番。でもその嘘クサさを見せつつ、観客を呆れさせない手腕は作り手にかかっている。

 

 

 第二次世界大戦に関して、だいぶ私めの情報量も増してきておりまして、この時期の英国でしたら「英国王のスピーチ」、フランスでしたら「ミケランジェロ・プロジェクト」とか「黄色い星の子供たち」「サラの鍵」などが参考になるでしょう。たださすがは特撮の見せ方を心得ているロバート・ゼメキス、爆撃の最中に出産するシーンなんて初めて見た。

 

 

 いくら殺しても飽き足らないナチなれど、ヤツは殺されるのは百も承知だから(「ワルキューレ」)諜報戦とて手抜かりなし。史実に基づくとかナシに、歴史に埋もれた1ページを背景に、悲しい男と女の物語がメインテーマ。昨今ないですからね、アメコミ映画でやるわけにはいかず、既に史劇的コスプレレンタル屋ストレートのご時世ですから貴重です。この辺りは現時点11で触れます。

 

 

 それにしてもブラッド・ピットももはや五十路、かなり若い役に挑戦。少なく見積もっても20歳はサバ読んでる。第二次世界大戦下の戦闘機パイロットに40代は考えられないし、フランスに潜入して「ディファイアンス」みたいなことしてるし。「マグニフィセント・セブン」デンゼル・ワシントンにしろ頑張ってるではなく、それだけ寿命が延びたのか、栄養事情が関係しているのか。

 

 

 スパイ映画としても戦争映画としても捉えられるけど、王道の恋愛映画としてよくできていると思う。スキがないとかではなく、ホントにたまたまふらっと劇場に入って、ボサっと眺めていたら引き込まれる造り。あまり劇場に足を運ばれない方に特にオススメです。かつて映画が当然のように提供していたモノがあります。真逆にあるのが「ズーランダー2」で、その楽しみ方からして21世紀的。どちらが良いというわけではありません。

 

現在(2/13/2017)公開中
オススメ★★★★☆

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関連作

  ズーランダー No.2

 

 関連作として「博士の異常な愛情」に続き、「マリアンヌ」には不釣り合いな気もするベン・スティラーのファッション・モデル・コメディ。が、よくアメリカ映画をご覧になっている方でしたら、爆笑の連続をお約束します。以下ネタバレですので、ご観賞後がオススメ。いきなりジャスティン・ビーバーが笑いをとる。「ジェイソン・ボーン」バリのアクションを展開したかと思えば、蜂の巣にされて、自画撮りして息絶える。

 

 でも次に登場のペネロペ・クルスに連呼されなければ、オッサンは最近のポップアイコンに気がつきません。で、辛いことがあり、隠遁生活をしている伝説の男デレク・ズーランダーなんだけど、もう時代遅れなんだよとは真実。もう私どもは引退後の余生を考えるトシなのです、「選挙の勝ち方教えます」サンドラ・ブロックみたいにね。ただ実際のファッション業界はこんなアホな世界ではない(「マドモアゼルC 〜ファッションに愛されたミューズ〜」をご参考までに)。

 

 お話はダメ人間だろうと息子を取り戻すためだったら、なんでもやっちゃうという王道路線。そしてカメオ出演している面々を見るだけで画面に釘付け。スターを2人にした「マリアンヌ」の対極です。中でもあのドクター・ストレンジことベネディクト・カンバーバッチはやる気満々だった。確認できたのはジャック・バウアーそのもののキーファー・サザーランドでしょ、スーザン・サランドンでしよ、ジョン・マルコヴィッチなどなど。

 

 あと空港でスーザン・ボイルが出てくるし、「フランシス・ハ」で娘が活躍している大御所のスティングもやりまくり。で、一度見たあと“データベースを参照しつつ楽しむ”というやり方もアリだと思う。驚くべき変身の「ゴーストバスターズ」主演、クリスティン・ウィグなんてまさにだし(「LIFE!」でベン監督と共演)、HDDに突っ込んであるパート1をチラッと見ると現合衆国大統領が出ている。しかし悪役ムガトゥを演じているウィル・フェレルに納得がいかず、「主人公は僕だった」をじっくり見たり。前世紀では考えられない視聴環境は自殺行為ですかな。
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