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スター・トレック BEYOND

  スター・トレック BEYOND

 

 レナート・ニモイが亡くなったのは去年の3月(「プリデスティネーション」で触れている)。驚いたのはチェコフ役のアントン・イェルチンまで他界している。彼の場合「アトランティスのこころ」から「君が生きた証」まで観たかなぁ、「今日、君に会えたら」などこれから楽しみだったのに・・・。共演のフェリシティ・ジョーンズが「インフェルノ」「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」と注目度が増しているから余計に悔やまれる。

 

 レイトショーのTOHOシネマズ小田原に来るのも習慣になった。去年の「ミケランジェロ・プロジェクト」からだから1年近くだ。駐車場で「入れ替わったのはなんで?」、「それはね〜」という会話を交わしているカップルがいたりして、引き続き「君の名は。」は好調のようだ。映画がデートの“会話の具”になるのは健全、データを漁ってキャスト、スタッフの履歴を踏まえたうえで観賞とは不健全。

 

 もっとも脚本担当のサイモン・ペッグは半端なマニアではない。「宇宙人ポール」の男はイーサン・ハントの一味で、「スターウォーズ/フォースの覚醒」にも出演している。うるさい人だということは「ピープルVSジョージ・ルーカス」をご参考までに。2009年のリブート1作目、ファンにはお馴染みの悪役カーンが出てくる2作目を経て宇宙探索の旅に乗り出したエンタープライズ号の面々。なんとTVシリーズの1エピソードをスクリーンで展開しているみたいで驚く。

 

 ありありと分かるワナに、まんまとおびき寄せられてエンタープライズ号が大破、見知らぬ惑星に放り出されるクルーたち。行った先で待ち受けているワルの宇宙人が被り物のトカゲ頭ですよ。「ギャラクシー・クエスト」を思い出して笑った。もっともCGで表情を出すのが難しいことは「ターザン:REBORN」「グレイストーク -類人猿の王者- ターザンの伝説」を見比べると歴然、セコイ選択ではないのです。

 

 で、取り残された主要メンバーでお話を展開させられるから、カーク、スポック、マッコイのトリオ漫才が炸裂。全編ファンサービスで満ちているし、スター・トレック初体験の人には旧作をオススメできちゃう。なにせ脱出ポッドの部分はアレだし、惑星に円盤部分が不時着もアレにあったし、ピカード艦長シリーズからパクってきているもの多々ありでニンマリ。

 

 そしてクライマックスはドサクサに紛れてやりたい放題、これは劇場観賞ならでは。ちょっと止めて、疑問を検索して解消なんて無理だから、23世紀なのにbeastie boysが武器になっている。ぜひご覧になってご確認を。かつて聴いていた曲を味わうってのも悪くないですよ、別に古くなったわけでもないし。それにしても突っ込もうと思えば、ウフーラのトコなんて穴だらけ。

 

 じゃあ不満かといえば、まったく逆で楽しい体験でした。4DX、MX4Dを意識して水しぶきが上がる描写はアリなんだけど、圧巻は冒頭の宇宙基地ヨークタウンで、「エリジウム」とか「インターステラー」を超えている。サイモン・ペッグのオタク度は凄くてヴィジュアル的には「ジュピター」や日本版の「エクスマキナ」も流用しているでしょう。カーク艦長がバイクアクション+分身の術を使ったり、メンバーが若いうちは派手なコトもOK。

 

 前2作で再起動が叶ったんだから、後は勢いに任せてこのペースだったら何作でもと思うけど、チェコフ役のアントンが亡くなっているし、キャストはそれぞれ忙しいしはてさて。製作ペースが加速している21世紀、サイモン・ペッグがいるから可能かもしれないけど、ぜひタイトル探すのが大変だった「スター・トレック ネメシス」みたいにならないことを切望。

 

現在(10/22/2016)公開中
オススメ★★★★☆

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  ザ・ブリザード

 

 もし主演の2人、クリス・パインとケイシー・アフレックがいなかったら成立しない実録人命救助物語。色調を抑えた画だし、1951年当時を再現する方向だけに絞れば、「パーフェクト・ストーム」を超える作品に仕上がっただろう。あくまで推測ですけれど、4DX、MX4Dが全体に影響している。家で見ますから、水しぶきの効果はまるでないし、椅子が動いたりもしない。

 

 で、“職務に忠実な海の男”という部分をクリスもケイシーも背負っていてさすが。カーク艦長ジャック・ライアンなどリブート作の主人公も持ち味ですが、クリスは「アンストッパブル」がなんと言ってもヨカッタ。そして「容疑者ホアキン・フェニックス」の監督なれど、ケイシーが“頼りになる男”をふてぶてしく演じるとは。「ジェシー・ジェイムズの暗殺」もすでに過去。

 

 ただし、最も美味しかったのはベン・フォスター。隅っこにいる割には気になって仕方ない。クリス演じるバーニーと“確執はあるけど、最後は頼りになる”リチャードが絶妙のスパイスだった。彼に関しては「360」がオススメなんだけど、「インフェルノ」で知名度はグッと上がるでしょう。職務に忠実なだけと「ハドソン川の奇跡」の機長は仰るが、「炎のメモリアル」「タワーリング・インフェルノ」など人の命に関わる仕事に就いている人々こそ勇者。当たり前ですけれど、忘れているからこそこういう作品は必要なのか。
オススメ★★★☆☆

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