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シークレット・アイズ

  シークレット・アイズ

 

 日比谷に移動して久しぶりのシャンテでの観賞。先ほど終了した「マネーモンスター」に続いてジュリア・ロバーツ2本立てが進行。あの「プリティウーマン」もついに五十路を迎えるんだなぁ、「ノッティングヒルの恋人」「食べて、祈って、恋をして」などがチャーミングな彼女を確認できる作品としてオススメなんだけど、悪役を経て、大女優のメリル・ストリープバトルを展開して、今度は復讐の鬼と化す。

 

 本作のお楽しみのひとつがコレだったんだけど、事前におすぎさんのビデシネプレビーを読んじゃって、チト不安でした。何せほとんどスルーされているんだもん。特にニコール・キッドマンは影が薄いとのこと。ただし注目していたのは監督のビリー・レイで、監督作は「アメリカを売った男」以来となる。ただし脚本では「ハンガーゲーム」「キャプテン・フィリップス」に参加している。

 

 オリジナルは2010年に観ていて、「オーケストラ!」2本立てで再度拝んだ。事前にオリジナルを見なくて良かったです、本作の出来不出来ではなく、やはりアメリカ映画ならではのリメイクになっている。これは「マーサの幸せレシピ」「幸せのレシピ」の関係に近いかもしれない。ですからオリジナルを観客に紹介する意図も含まれると考えれば・・・。

 

 主要キャストの配置自体が変更されているのは余り気にならなかったんですけれど、オリジナルの“政変によって司法制度がおもちゃにされる”という部分を合衆国にどう置き換えるかは見どころだった。合衆国に政変はありませんでしたが、本作の捜査に影を落とすのは9.11。ココがこの監督らしさでしょう、「スポットライト 世紀のスクープ」もそうですけれど、マスコミの騒ぎに紛れて忘れ去られたことは少なくない。

 

 2月の「オデッセイ」に続いてお目見えのキウェテル・イジョフォーが主役ですけれど、オリジナルのリカルド・ダリンが余りに印象が強すぎて、そのイメージを払拭するには至らなかった。恐らく若く見えるからかなぁ、この人の場合誠実な感じ(「2012」とか「それでも夜は明ける」とか)がピッタリだけに、ミスキャストではないんだけど。

 

 そして“影が薄い”ハズのニコールなんですけれど、この人だけがオリジナルの雰囲気を醸し出していた気がします。クラシカルで凛とした美貌を漂わせてね。確かジュリアと初共演ながら、演技合戦には至っていないので次に期待したいものです。「美しい絵の崩壊」みたいな作品だったら、2人の美人顔を活かせるような気もする。

 

 やはり予想通りジュリア・ロバーツの変貌ぶりこそ本作の目玉。すでにサンドラ・ブロックが幾つかやってきましたけれど、この人の刑事役はなかったハズ。加えて老け役が入魂で、ちょっと前の「マネーモンスター」とは比べモノにならないくらい怖い。ただ彼女がすご過ぎたため、恋愛映画としては成立しなくなった。これは痛しかゆし。

 

 インディ系の作品ですから、それほど大がかりではありませんが、だからこそ“大を生かして小を殺した”合衆国の姿勢を刻むことに力点が置かれている。わざわざアルフレッド・モリナ(「スパイダーマン2」もずいぶん前だなぁ)が2回も出てきて、そのことを主人公に念押しするところがまさに。でもさ、確かに帰宅してオリジナル見たら味わいという点で一歩譲っちゃうんだよね。

 

現在(6/14/2016)公開中
オススメ★★★☆☆

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