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ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー

  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

 

完全なネタバレです、本編ご観賞後にどうぞ

 

 暗い影が忍び寄るアメリカ合衆国、内田樹氏のTwitter、ブログをニュースとして眺めているだけに、かの超大国に“終わりが始まっている”気がする昨今。ただしダースベイダーのヘルメットを被ったら似合いそうな人物が次期大統領だけに、本作のヒットは確実でしょう。誰だって“ヤバイぜ、マジで”と嫌な予感しているんだから。もっとも私めの注目は監督とキャスト。

 

 2011年の「モンスターズ/地球外生命体」、2014年の「GODZILLA ゴジラ」とステップアップして、スターウォーズを手掛けるギャレス・エドワーズはかなりラッキーな映画監督。もっとも担当するのがスピンオフとも言えるし、Wから見たらプリークェルだしの厄介なネタ。直近で「スーサイド・スクワッド」がありますけど、“物語は主人公のためにある、他の誰にも担えない”ことを痛感する。

 

 では中身はというと、スタートからもうやられてしまいました。全世界にいるこのシリーズのファンは、あの「遠い昔、はるかかなたの銀河系で・・・」が出た瞬間に身構えます、アレが来るんですから。ところがスカされちゃうんだよね、掴みが大切な映画ならでは。お陰さまで飢餓感がエンドクレジットが終わっても募る一方で、けっきょくすっ飛んで帰って「スターウォーズW 新たなる希望」で落ち着く。ぜひご覧になってご確認を。

 

 ですから戦略としては正しいことになる(旧作見るからね)。このスタイルを選択するにあたって、かなり議論したんじゃないかな?でもさ、ダニエル・クレイグ版の007だって、“お約束”は「007/スペクター」まで我慢したし、「スター・トレック」なんか掟破りだったし、いろいろ趣向を凝らして新しいお客さんを楽しませなければ。誰のものでもない、「スターウォーズ」はみんなのモノ(「木根さんの1人でキネマ」3巻に収録されるハズの18本目をご参考までに)。

 

 よって独立した作品としても成立している。銀河全体を恐怖で支配しようとする帝国軍に、独立愚連隊が立ち向かうお話として。それには主役が肝心で、フェリシティ・ジョーンズがたまりません。「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のデイジー・リドリー嬢に一歩も引けを取らないし、スカーレット・ヨハンソンに肉薄するやも・・・、あんまり関係ないですね。

 

 実は一回こっきりだから、有名どころも多数出演で、マッツ・ミケルセン(「キング・アーサー」をぜひ)、フォレスト・ウィテカー、ベン・メンルゾーン(「美しい絵の崩壊」)などなど。またドニー・イェンは「イップ・マン 序章」そのもので、ファンサービスはなんと言ってもオリジナルキャストのジェームズ・アール・ジョーンズ。レイア姫もモフ・ターキンも出てきて至れり尽せり。

 

 データを漁っていたらトニー・ギルロイ(「ナイトクローラー」)が脚本に参加していて、“反乱軍とて清廉潔白ではない”という要素は、彼のテイストなのかも。なお次に観る「奇蹟がくれた数式」と合わせるため、イオンシネマ海老名で拝みましたが、スクリーンの大きさは本作には欠かすことはできない。3DもIMAXも4DXもアリですが、オリジナルを観た時に近い体験がオッサンにはなによりでした。

 

 確かにスマートフォン、タブレットなどで映像コンテンツを気軽に楽しむ時代だし、ストーリーテリングも変わってきているのでしょう(「WIRED(ワイアード)VOL.26」048をご参考までに)。レンタル屋に行ってズラッと並んでいるTVドラマに食傷気味になるし、このシリーズも既に8作目。ただ本作が初体験で、旧作を試すのは悪くないですよ。特撮は可能な限りオリジナルに直結するよう丁寧に作られていて、宇宙艦隊の部分なんかYも見直したくなったし。

 

現在(12/20/2016)公開中
オススメ★★★★☆

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  イップ・マン 序章

 

 もはや“ブルース・リーの師匠イップ・マンの壮絶な過去を描く格闘アクション”が宣伝には使えなくて、本作を観賞後に「燃えよドラゴン」に至る若者がいたって不思議じゃない21世紀。なんとアクションとしても成立するけど、歴史のお勉強にもなる偉人伝。本当に強いだけに、挑戦は受けても勝ったことを吹聴したりしない。奥さんに頭が上がらないトコは微笑ましく、信頼で結ばれているとは「300」にも通じるのかな?

 

 「北斗の拳」は漫画なんだ、と思い知らされるのは実話ベースだからで、なんでも拳で解決できっこない。侵略してきた大日本帝国のおかげで、極貧生活を余儀なくされる凄腕格闘家。「SPIRIT」の中村獅童、「マイウェイ12,000キロの真実」のオダギリジョー、山本太郎に負けず劣らずの悪役ぶりを披露するのが池内博之(「チームバチスタの栄光」)で、音楽担当が押井守神山健治御用達の川井憲次だったり、素晴らしいですよ。

 

 そりゃあ日本が悪役なんだから見ていて辛いけれど、ドニー・イェンが決まりすぎるくらいカッコイイ。つまり引き立て役が上手いのだ、とも解釈できるし食わず嫌いは視野を狭くします。高倉健さんだって「単騎、千里を渡る」に出ているんだし。「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」でストームトルゥーパーをバッタバッタとやっつける姿に重なるんだよね。
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