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グランド・イリュージョン/見破られたトリック

  グランド・イリュージョン 見破られたトリック

 

 サマーシーズンが終わり、9月がスタート。状況は「ルーム」が公開されていた4月、「海よりもまだ深く」などがあった5月に近く、今月は観賞予定作が10本にもなる。トシのせいもあるし、暑いし、混雑も予想されるだけに、映画館通いを怠っておりましたが、お楽しみ習慣を再開です。それにしてもこうしてページ作っておいてヨカッタ、本作のオリジナルが2013年だってパッと出てくるもんね。

 

 前回のお目当てはメラニー・ロランで、続いて豪華なキャストも品質保証になっていた。そして中身は文句ナシで、あっと驚かされた記憶を私めに刻み、好きなシーンを摘んでは何度も見ている。今回はキャストのマイナーチェンジがあって、華の2人=メラニーとアイラ・フィッシャーを欠いている。華はリジー・キャプランが継承して、新規加入が元ハリー・ポッターのダニエル・ラドクリフ。

 

 15年前には少年でしたが、今ではすっかり大人のダニエル君。「ヴィクター・フランケンシュタイン」では“せむし男”に変身したりと、イメージ脱却も時間の問題かな?ただし彼の加入は本作の宣伝効果に寄与している。17:25スタートの本作、TOHOシネマズららぽーと横浜にはけっこう高校生を見かけたんだよね。彼らにとって元ハリー・ポッターって私めには想像もできないくらいのインパクトなんじゃ?

 

 現在「シン・ゴジラ」「君の名は。」も公開されているのに、洋画に若い人が集まるのは嬉しい事実。コレは「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の時にも感じたこと。進んでいる彼らはレンタルなり配信なりで、前作を予習しているのはまず間違いないでしょう。あるいはTV放映もあったのかな?よって“分かっている人”が観る続編としてはまずまずだと思う。

 

 この辺は痛し痒しで、映画通向けにもっと突っ込んだ中身にしてしまうと、観客を置いてけぼりにしてしまう可能性が出てくる。方針として“マジシャンは世を忍ぶ仮の姿”のヒーローチームを強調するってことだったのでは?そうそうネタはないですよ。でも監督が「G.I.ジョー/バック2リベンジ」のジョン・M・チュウだけに、ちゃんと129分素人衆でも満足できるモノになっている。

 

 突っ込んだ見方をすれば、現代の悪役はIT関連で大儲けした面々に説得力があり、素人が追いつけない技術を持つ彼らが披露しているモロモロが、果たして嘘かホントか見抜く力はコチラにはない。会社の御曹司が経営陣のデタラメさをバラしたりハッカーでも悪くないけど、そこにトリックの名手=マジシャンを立ち向かわせる図式は妥当な線。造りも実にオーソドックスな続編になっていて、悪くないですよ。

 

 もっともチームリーダー=ディランの過去を最初に持ってきて、前回のオチをひっくり返しているところにニンマリしちゃった。やはりの悪役って、落ち着かないのは自分だけでないなとひと安心。ウディ・ハレルソンは双子になって出番が増え、ジェシー・アイゼンバーグも今年既に3本目になっちゃった。新規加入のリジーがいなかったら新鮮味に欠けるところだった。

 

 合衆国と中国との仲が良いか悪いかはよく分かりませんが、行き来のあるのは確かで(「ブラックハット」)、かの国の今が映し出されている。チラッとしか映らないんで見逃しちゃいそうですけれど、日本の部分に愕然。だってさ、渋谷の交差点は定番なんだけど、HMVの看板が見えるんだよね。「ダラス・バイヤーズクラブ」の時もムム?ってなったけど、大丈夫かな?

現在(9/2/2016)公開中
オススメ★★★☆☆

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関連作

  ヴィクター・フランケンシュタイン

 

 データ的にはなぜレンタル屋ストレートなのか?のモンスター映画。ハリーポッターことダニエル・ラドクリフが出ていて、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のジェームズ・マカヴォイもだし、「ニューヨーク 冬物語」のジェシカ・ブラウン・フィンドレイがヒロインで、「SHERLOCK/シャーロック」のモリアーティ役アンドリュー・スコットも・・・。

 

 「007/スペクター」にも出てくる旬な俳優アンドリューが本作を見つけるカギだったんですけれど、裏方も私めの好みに合致。監督は「ラッキーナンバー7」以来お見限りのポール・マクギガンで、脚本はマックス・ランディス。名前でわかる通りマックスの親は「星の王子ニューヨークへ行く」のジョン・ランディスにして、この人が担当したのは「クロニクル」「エージェント・ウルトラ」だったりする。

 

 「フランケンシュタイン」が94年で、「アイ・フランケンシュタイン」は2年前。ターザンゴジラも復活しているんだから、勢いに任せて公開してみても良さそうなのに・・・、は外野のたわ言なれど、「屍者の帝国」との合わせ技で見ても面白いと思う。“人間の部品を合わせて怪物を作っちゃう”って設定のみオリジナルから流用で、結構今風のネタを盛り込んでいる。

 

 その辺はフランケンシュタインに扮したジェームズの真骨頂で、イッちゃってる科学者そのもの。たぶん既に分かっていたのでしょう、体外受精のことを狂気じみてしゃべる。目玉を電気で動かすヴィジュアルは「NEXT WORLD」にあった“蘇ったゴッホの耳”に近い。なにせサーカスで見つけた背むし男を、あっと言う間に直しちゃうしギンギン。相棒のイコールがむしろ人間的で、ダニエルが扮しているだけにロマンス方面が展開。

 

 “科学万能だからって手を着けちゃならない領域ってものもある”を代弁するのがタービン警部役のアンドリューで、モリアーティとは逆の立場も上手くハマっている。ベネディクト・カンバーバッチ(「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」)、マーティン・フリーマン(「アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち」)だけでなく彼も今後要注目。科学万能の人、儲けようとする人が手を組んでも結果は・・・。永遠に繰り返されるのかも?
オススメ★★★★☆

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