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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

  シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

 

 世間様は連休谷間で平日のハズが、けっこう若い人も見受けられるTOHOシネマズ海老名。みんな学校どうしたの?は余計なお世話で、座席がかなり埋まっている劇場は久しぶり。マーベルコミックのマークがついたバックパックを、背負ってる女子高生を見かけるくらいだから、認知度は高いんでしょう。集客力で勝る邦画に、金をタップリかけたアメリカ映画が劣るのも不思議な気がする昨今。

 

 まぁ「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」から継続しているネタなので、人気なのは納得。で、オッサンは何を楽しみにしていたかというと、監督の手腕。「キャプテン・アメリカ/ウィンターズ・ソルジャー」はホントに見逃して悔しかったし、最近とみに多いんですけれど、ルッソ兄弟をお気に入りに新規登録。“兄弟監督に旨味あり”って分かっちゃいるのに情けない。

 

 予想通りでした、文句ナシです、処女作「ウェルカム・トゥ・コリンウッド」もさっさと見ておけば良かったです。「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」の何が不満だったかというと、冗長になってしまうCGバトル。ラスボスが雑魚キャラに見えてしまっては、盛り上がりません。ところがコチラは内部分裂にして、CG部分を可能な限り削いでいる。

 

 ドラマ重視で展開していて、もう見ごたえ十分。Before We Goが見たくて仕方ないクリス・エヴァンスもロバート・ダウニー・Jrも役者として認識できる。バランスが良くて、スカーレット・ヨハンソンドン・チードルジェレミー・レナーを控えめにするのは戦略として正しい。よってダニエル・ブリュール(「天使が消えた街」をぜひ)がちゃんとワルじゃない悪役になるんだよね。

 

 それとピーター・パーカーの家にアイアンマン=トニー・スタークがあがり込んで、若いおばさんとお話ししているんだけど、それがなんとマリサ・トメイ「オンリー・ユー」の2人が再共演です、ニヤニヤです。またトニーの母親役で出てくるのがホープ・デイビス(「ワンダーランド駅で」をぜひ)だったり、至れり尽くせりの映画好きへのサービス。

 

 「42〜世界を変えた男〜」の主演チャドウィック・ボーズマンもエッジの効いたブラックパンサー役で良かったし、冒頭にやっつけられちゃうけど、クロスボーンズ役のフランク・グリロは最近どっかで見たなと思ったら「ウォーリアー」のトレーナー役だったんだよね。そうそうワトソン=マーティン・フリーマン(「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」)も出てたな・・・。

 

 もしタブレット片手に見ていたら集中できません、やはり映画は劇場に限ります。これだけ豪華な面々を取り揃えて、アクションも抜かりナシ。CGは不可欠ながら、いかに使っていないように見せるかがキモで、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」にしろ素人には見破れません、メイキングを見なくなったし、騙されたままの方が幸せ。車と同じ速度で走るキャプテン・アメリカたちは凄かった。

 

 ハルクソーを出さないのも戦略としてアリ。ま、うるさいオッサンを黙らせる肉弾戦だけでは不十分。ちゃんと若い人向けにスパイダーマンとアントマンも交えた、マンガならではの見せ場も用意している。リブートがコケた蜘蛛男も再開するみたいだし、「アントマン」もちょっと見たくなった。時代についていけない大人を置き去りにもしないし、劇場に詰めかけた10代もがっかりさせない。

 

 テーマはもちろん圧倒的なパワーと、それに伴う破壊で、合衆国の今を露骨に表している。前作はいつの間にかナチ化している合衆国で、行き着く果ては内部抗争という図式は、そのまま大統領選挙真っ最中のかの国とリンクする。はてさて全米1ヒットは間違いないけど、どれだけ稼ぐのか?未だ興行収益のランキング出てないんだよね。でもこの監督の次回作は何であれ注意しておかないと・・・、と思っていると次のアベンジャーズがストックされている。

 

現在(5/2/2016)公開中
オススメ★★★★☆

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関連作

  ウェルカム トゥ コリンウッド

 

 “兄弟監督に旨味あり”なのはコーエン、ウォシャウスキー(「ジュピター」)、スピリエッグ(「プリディスティネーション」)と分かっちゃいたけど、スルーしていたルッソ兄弟。ついでにジョージ・クルーニースティーヴン・ソダーバーグコンビがプロデューサーってお墨つきでピンと来なくちゃ、「エデンより彼方に」「スキャナー・ダークリー」みたいに損をする・・・。

 

 ただ焦ってレンタル屋に行かなくても良さそうです、Amazonの配信でも見られますから。現時点の視聴環境は定まっておりませんが、利便性という点で配信は優位。さて、2003年の段階でこの兄弟監督が後の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」を任されると予想した人はかなりの目利き。ただし、映画好きはこの手のインディ系を続けてもらっても、常連になりたくなる出来具合。

 

 だってさ、ルイス・ガスマン(「ラストスタンド」)が出てきてとっ捕まって、その女がパトリシア・クラークソン(「しあわせのまわり道」)で、もみ上げが妙なウィリアム・H・メイシー(「ルーム」)が出てきて、サム・ロックウェルで決まりです。もれなく大好きなキャストで、プロデューサーのくせにジョージもやりまくり。サムは「コンフェッション」と同じ時期なのに、まるで別人なのも見どころ。

 

 早い話がしょぼい「オーシャンズ11」で、出てくる連中で賢いのが一人もいない。ダサさ加減で「レディ・キラーズ」より一歩リード。貧乏臭さも笑いのネタで、「バンク・ジョブ」のシリアスさは皆無。といった感じで金庫破りネタがお好きな方にはオススメできます。最新作でもテンポの良さ、人物配置などに切れの良さがありましたがその辺を並行してご覧になってはいかがでしょう。
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