2015/4
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
高鳴るドラム、カメラが境をやすやすと超え、見事な奇跡が出現するアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの挑戦「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」ヒーロー役者のその後を描いたこの監督に、ついつい因縁を感じてしまう。
4/15 オススメ★★★★☆
マジック・イン・ムーンライト
もがいている監督たちを横目で見やりながら、 涼しい顔して作品を産みつづけているウディ・アレンに乾杯
「マジック・イン・ムーンライト」 エマ・ストーン、コリン・ファースの魅力を味わうなら間違いなくコレ。
4/16 オススメ★★★★☆
JIMI:栄光への軌跡
映像資料が大量にある伝説の男を期間限定で描いた「JIMI:栄光への軌跡」 アンドレ・ベンジャミンの化け具合と、イモージェン・ブーツの魅力は捨てがたい。
4/16 オススメ★★★☆☆
セッション
このビンタは効くぜ「セッション」 鬼のJ・K・シモンズVS敗けじの若造、マイルズ・テラー。ラストシーンに興奮、惜しむ拍手などない。
4/20 オススメ★★★★☆
インヒアレント・ヴァイス
70年代迷探偵を主人公にするのは、とにかく忙しい21世紀には必要。「インヒアレント・ヴァイス」 ホアキン・フェニックスのだらしなさが魅力で、謎解きそっちのけでテレテレ観ていられる。
4/20 オススメ★★★★☆
龍三と七人の子分たち
まずは復活がめでたしの北野武最新作「龍三と七人の子分たち」 ずっと亜流だった監督だけに、ズッコケ大活躍のジジイどもが暴くのは、日本で横行している悪事。
4/26 オススメ★★★☆☆
あの日の声を探して
今この瞬間にも、無数に繰り返されている惨事を、抑制の効いた演出に徹し、人々に伝えた本作関係者に敬意を。 「あの日の声を探して」 時代が進もうが、観ていて自然に滲む涙は本作が心に訴えるからだ。
4/26 オススメ★★★★☆