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TIGER & BUNNY The Rising

  TIGER & BUNNY The Rising

 

 雪に降り込められて、1週間が経過。ページの更新も遅れて、当然のように焦りが生じそうなんだけど、“気にしないよう”に心掛けたりして。なにせ平日は製造加工業で働いているので、当然納期がいっつも迫ってきて、残業続きでヘトヘト。そんな日常だし、締切のないページなんだから、のんびりじっくり取り組まなくちゃ。などと自分を正当化している。

 

 そんな秒進分歩の21世紀から落ちこぼれると、TVで盛んに“雪の被害”が叫ばれているのを見ると、一側面なんだけどなぁなどと呑気に構えてしまう。さらに意地悪く、なるほど悪い面だけを言いたがるのがマスメディアなのね、などと思ったり。先々週のことですけれど、降りしきる雪のなかとぼとぼ歩いて帰ったが、道なりの景色は絶品だった。一瞬寒さを忘れるほどの光景は得難い。

 

 さて、タイバニ最新作はどんなもんか。土曜日だし、“先週観に行く予定が伸びちゃって、今日やっと”という人だっていそうな入り。根強い人気はこの作品の魅力なのか、義理堅いアニメファンならではなのか?東映系のブルク13がイチオシだったのは、観賞のご注意CMに使われていたことでも分かるけど、Tohoシネマズでもやってくれて助かる。桜木町は遠くなりにけり。

 

 入りも上々だし中身もファン・サービスに徹していて合格。てっきりThe Beginning に繋げてくるかと思いきや、路線変更があったのか?すでに完結しているTVシリーズの延長線上にある内容になっている。この辺はお馴染みさんには説明不要で、全話ご覧いただくとお分かりいただけます。実は帰宅後にTVシリーズをもう一度見直したりした。

 

 あの涙のラストは活かしたいし、虎徹の二部リーグっていう設定も捨てがたい。いくつか選択肢はあったはずだけど、ファンの要望があったのかな?公開延期になってたもんね。去年まではレンタル屋でしたから、借りてく女の子に「延長なんだって」と教えられたものだ。鏑木・T・虎徹とバーナビー・ブルックスJr.の物語は完結していて、何度も噛みしめられるもの。

 

 「カウボーイビバップ」の路線ではなく、2部構成のみいただきで、「マクロス・フロンティア」とも違う。各キャラはもちろん出番がちゃんと用意されてて、突っ込みすぎず、捨て置かれずといったところでしょうか。てもありそうでなかった、ファイヤーエンブレムにスポットが当たったのは良かった。「東京ゴッドファーザーズ」だってハナちゃんを欠いては成立しないのだ。

 

 新キャラ(ドスコイ技には笑った)は完全な引き立て役なれど、悪役は分かりやすいよね。もちろん復讐を遂げようとする彼じゃなくて、CEO の方なんだけどかなり露骨ですよ。会社の合併買収でのし上がるなんて、TV宣伝(ニュース)がヒーロー扱いするだけ。スポンサーロゴ貼り付けている割にはかなり突っ込んでるね。やはりラストだからかなぁ。

 

 希望を残してスッパリ終わっているから、まずないと思うが、もっと見ていたいという気持ちを残して去っていくというのが有終の美。虎徹とバーナビーがあまりに馴れ合うと、ホモ臭がしてしまうので、この切り上げ方が無難。だってアメコミ・テイストがこの作品の特徴なんだもん。コテツが中年だとすると俺はもはやジジイか。日本映画は売りまくってるけど今年最初の国産だよ。

 

現在(2/22/2014)公開中
オススメ★★★★☆

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TIGER & BUNNY The Begining  TIGER & BUNNY -The Beginning-

 

 タイバニ(略してこう言うんだそうな)はリリースされていたTVシリーズを昨年の4月にかなりしつこく見ていた。現在(2/16/2014)はそれが「ヨルムンガンド」なんだけど、すっかり記憶が上書きされちゃった。情けないかな最終回のバーナビー・ブルックスJr.が、泣かせるセリフを言うシーンくらいしか覚えていない。秒進分歩の世間が悪いんじゃなくて、衰えている自分を再確認しなければ。そこでこの劇場版第1弾は第2弾の前に有効な必須アイテム。

 

 時間があれば再度全話見直してもいいんだけど、なかなかそうはいかない。映画バージョンはイヴェントの色合いもあるだろうし、公開が延期されているということは、マクロスFのような構造かもしれない(二部だしね)。で、腰を据えてみるとキチンとポイントが絞られていて、再編集版の域を超えている。各ヒーローは個性的なれど、鏑木・T・虎徹&バーナビー・ブルックスJr.のコンビこそが主人公、他は脇に徹している。ただ前からだけど、スカイハイはどうしてもトム・クルーズに見えちゃうんだよな。

 

 バーナビーに関してはTVシリーズで一応のケリがついているので、虎徹が第2弾の主軸なんでしょう。彼がヒーローを志したMr.レジェンドとルナティックは取っておかれたキャラクターで(Wikipediaをご参照ください)、アメコミ映画へのオマージュとして使われるのかが興味津々。本作で登場の新キャラ=ロビン・バクスターだけど、「エヴァンゲリヲン新劇場版:破」のマリに相当するのか?バイクのチェイス・シーンはどことなく「トロン:レガシー」っぽいんだよな。
オススメ★★★★☆

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