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THE NEXT GENERATION/パトレイバー第3章

  THE NEXT GENERATION パトレイバー/第3章

 

 第3弾です、前売り券買っちゃったから、全部観ることになっている実写パトレイバー。だんだんその世界に慣れてきて、試される趣向が楽しみになってきた。恐らく最終章が近づいてくれば、それなりに“構築物”らしさが漂うだろうけれど、未だ何話かはお遊びの余地があるはず。功殻機動隊のリブートも上々の売り上げで(興行収益ランキング10位だよ)、コチラも固定客が必ず馳せ参じる手堅い商売。

 

 で、予想通りにお遊びエピソードの4、5は気楽に楽しめる中身となっておりました。テロリストがコンビニを占拠し籠城ってお話の4は、パトレイバーならではですな。前回はそば屋(「うる星やつら2」のあのマッハ軒)が出てきましたが、僻地のレイバー中隊にとってはなくなてはならない食料源供給所=コンビニ。それにしても「ダイ・ハード」とは月とスッポンとも言うべきヌルい展開。

 

 ところが全てカーシャに名場面を持って行かせるための“弛緩した流れ”で、ラストはスピード・アップします。第1章から目が離せなかった美女カーシャらしい活躍はぜひご覧になってご確認を。それにしても男は添え物ですなぁ、佑馬の武器オタクぶりも、大田原のどーしょーもなさも。前シリーズの篠原遊馬には最初の劇場版で見せ場あったし、太田功だって・・・。

 

 エピソード5は今年ギャレス・エドワーズ版ゴジラが公開されちゃうんだから、負けてられない原産国の心意気でしょうか。押井守のテイスト全開で、下地はOVA版の“4億5千万年の罠”だと思う。ついでにやたらと放送禁止用語に用いられるピー音で伏せられますが、ガメラを茶化している。ガメラは後輩の金子修介が傑作にしてしまい、ルパン三世は頓挫、「鉄人28号」の話が来なかったから舞台にしたのか・・・

 

 でもメインの怪獣というよりも、観客は大人だから舞台を熱海したところがアピール・ポイント。寂しくなっていったことは劇中語られますし、86年の「熱海殺人事件」でも「ありゃ温泉場じゃねぇか」などと言われる。リゾートとして認識されることに成功した小田原と比べれば分かりやすくて、東海道線の運行本数少ないです。去年見てきましたけど、駅はちょっと物悲しさまで漂う。

 

 しかし本作でスポットを当ててくれるのは、現在静岡県民だけに嬉しいです。映像作品で触れたのは「熱海の捜査官」以来だな。展開されるお話はアホらしくもショボいけど、ゲスト出演の面々は豪華でした。特に海洋学者=七海言子の松本圭未は見たことない人で、レイバー中隊の面々から“おばさん”などと言われるけどセクシーです、中年にはたまりません。

 

 あと秘書から“悪魔の顔になってます”と言われるベンガルでしょ、嶋田久作の出番は次回でしょ、「アサルトガールズ」の佐伯日菜子に「28 1/2 妄想の巨人」の奥田恵梨香に、丹古母鬼馬二は久しぶりだなぁ、隆大介は見分けがつかなかった、などなど。みなさん監督からお声が掛かって楽しんだのでしょう。渡部篤郎とか鈴木京香も「ゼブラーマン」に出演しているしね。

 

 たぶん次回もお遊びエピソードは継続すると思う。怪獣ネタの後編だし、エピソード7のタイトルはなんと“タイムドカン”。ま、非主流の日本映画こそ楽しいと勝手に思っているので、夏休み終了後にお楽しみってとこでしょうか。「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の後で観てヤバイかな?と心配だったけど、特撮はお家芸の範囲内で進化していて悪くなかった。

 

現在(7/12/2014)公開中
オススメ★★★★☆

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  鉄人28号

 

 確かに特撮はアメコミ映画とか「トランスフォーマー」などがあるので、残念に映るかもしれない。でも46歳のオッサンがガキの頃は、TVで「ウルトラマン」を見ていて微塵もそんなことは思わなかった。怪獣に戦車は手も足も出ないんだけど、“ホントは木っ端微塵になっちゃう”という現実が分かる年齢に達した。ワルのロボットが出てきて、逃げ惑う人々の熱演にニヤニヤ。

 

 でも本作の対象年齢はチビっ子。無垢な子供の操縦する鉄人が、悪のIT企業CEOが操るブラックオックス(「トップをねらえ!」はまんまコピーだな)に立ち向かう姿に、食い入るようになってくれなくては。で、涙もろいオッサンは操縦者金田正太郎少年を見守りつつ、内田樹氏の「街場のアメリカ論」で触れられていたロボット漫画の部分を反芻しつつ、釘付けになった。無垢な少年がいなければスーパーパワーを発揮できない悪しき時代の遺産=鉄人28号。

 

 原作を完全再現するのではなく、時代を21世紀にして“悪しき戦争の遺産”だけ頂いている構造。そのほうが見やすいし、伝えたいメッセージが肝心。マジンガーZと同じで“無理目の敵にも立ち向かう”は今の子供たちだけでなく、大人にも響くはず。というわけで特撮より人間描写が楽しめます。あえて自衛隊出さないのも、設定が込み入っちゃうもんね(「ガメラ2レギオン襲来」)。

 

 主人公の金田少年=池松壮亮が全てで、「ヴァンパイア」くらいしか思い出せないけど、幼い蒼井優もなかなか脇に徹している。結構豪華キャストで「電人ザボーガー」にも出ている柄本明は原作のファンだったのかな?気合入ってます。「THE NEXT GENERATION/パトレイバー第1章」の整備班もクローズ・アップされてましたけど、鉄人作っている職人の面々の場面は楽しめる。2005年にコレがあるんだから、押井守もうかうかしてられないね。
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