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バイオハザードX リトリビューション

 バイオハザードX バイオハザードX リトリビューション

 

 気がついたら本日は“女の戦い”2本立てだった1本目。もう1本は「白雪姫と鏡の女王」だけど、最先端のハズのコチラは相も変らぬ感じで清々しい。だってさ、それこそ思い起こせば第1弾を観たのが10年前ですよ(立ち見経験のラスト)。トントン拍子にシリーズは継続され、気がついたら、なんだこのままいくと「スターウォーズ」に肉迫するじゃないかという数を重ねてきた。定石ならば、新3部作の第2弾になるところだけど、どうなんだろう?監督の体力があればいくらでも量産が可能だし、ゲームの人気はサッパリ分からないけれど、医療企業VS人々という観点からもう一度見直すと、資本主義が終焉を迎えない限り戦いは継続可。ま、考え過ぎたけれど・・・。

 

 で、主演のミラ・ジョヴォヴィッチのスタイル、美貌は健在で(半裸状態のサービス)、その他の出演者の方々も努力家です、全然キレイです。でも観ていてデレデレになったりしないのは壮絶なバトルが展開されるからで、アクション俳優なんてモロに前世紀の遺物でしょ?などと言われてしまいそう(「エクスペンダブルズ2」スタローン、期待しています)。今回はこの作品がゲームを基にしていることを再確認させてくれる。まさに原点回帰で、前作を振り返る導入部分で過去にバトルが繰り広げられた場所が映し出され、主人公アリスは各ステージで戦う。それぞれ東京、ニューヨーク、サバービア(郊外住宅地)、モスクワ。東洋の主要都市で北京じゃなく、我が国の首都が選ばれているのはもちろん、発祥の地だからに他ならない。予告編で気になっていたHMV渋谷も削除されていたりして(やりますね)。

 

 ステージが設置されている秘密基地がロシアのウラジオストクで、かの地が出てくるのは「タイフーン」以来でしょうか。おびただしい数の原潜が捨てられている。氷突き破って潜水艦が出てくるのは「バビロンA.D.」、雪に埋もれた秘密基地に凄腕がやってくるのは「リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い」と、B級作からいただいちゃってるようなイメージが楽しい。もっとも「インセプション」から貰っているかもしれない。冒頭の3D全開シーンは、やはりアレがこの手のゲテモノ映画に適していることの証明。

 

 ティルトローター(「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」)が大挙して責めてきて、銃弾の雨あられ。それにしてもどうして日本のマスコミは機種名(オスプレイ)を連呼するんだろう?ステラ(「荒川アンダーザブリッジ」をご参照ください)、コブラ、ハインド(「アヴァロン」、「5デイズ」を参考までにどうぞ)とは言わずヘリコプターなのに・・・。さらに3Dを活かすには液晶画面が浮き立つ効果が抜群で、ゲームだけに至る所で使用。実際このページを作る時にもウィンドウを幾つも開けて作業するから違和感なし。またホラー観ないし、単純だから血飛沫がひっかかたかと思った(「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」でも盾をよけちゃったんだよね)。

 

 「コロンビアーナ」も戦う女は強く、美しく武器は最新式を使いこなす。「エージェント・マロリー」も間違いなくこの路線。シエンナ・ギロリー、ミシェル・ロドリゲスに加えて「1911」のリー・ビンビンまで参加。「アイムヒア」は声だけで残念だったけど、「エラゴン 遺志を継ぐ者」以来の美貌が確認できたシエンナは悪役としてがんばっていた。そしてミシェル・ロドリゲスなんて男を相手に2対1の戦い。「ガールファイト」の人だからかもしれないけれど、「マチェーテ」などはセクシー・ダイナマイツ。でもほんとは熱心な活動家(「バトル・イン・シアトル」)で、ちょっと垣間見せてたね。

 

 みなさんコスプレに加えて「アップルシード」みたいなアクションを展開。けっこう合衆国の皆さん見ていたのかな?(「アベンジャーズ」しかり)。パート3が良くできていると思っていたけれど、ゲームをやってきた若い人に聞くとイマイチなのだそう。ハッキリ言って“中巻”だけにスッキリとはいかないけれど、ゲーム・ユーザーにはアピールする構造なのかもしれない。

 

 確かに新味を出すのは難しいですよ、ミラがそろそろ母親役に無理がなくなっているので、ケイト・ベッキンセイル「アンダーワールド 覚醒」と被ったり。意味あるのかな?というコスプレも「アサルト・ガールズ」と同じく好事家じゃないから分からないけれど、その種の人々にはアピールする味つけなのかもしれない。ただし、「プリースト」とか吸血鬼映画好きだから、ぜんぜんOK。

 

 前作なんて“え?観るの?興味ないなぁ”と周りに言われても先行上映にいそいそ行った。パート1からの腐れ縁だし好きなものは仕方ない。要素として吸血鬼映画、ゾンビ映画を取り入れているけれど基がゲームだけに、その要素を反故にすることも可能。これはこの作品の特権で、ゾンビは走らない。ぜひ参考までに有酸素運動を推奨する「ゾンビランド」をどうぞ。

 

現在(9/18/2012)公開中 
オススメ★★★☆☆

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 ミラ・ジョヴォヴィッチバイオハザード・シリーズがあるように、ケイト・ベッキンセイルの看板シリーズがコレ。「トータル・リコール」では結構年齢に相応しい感じがあったけれど、これは何せ“年を取らない”吸血鬼映画だけに、変わらぬ美貌を披露。第1作をイントロで流しても、違和感なく進行できるのはさすがの技でしょう。マンネリ打破には3Dと次代を担う××の出現で新規巻き返し、もちろん踏襲されている部分もあってシリーズのファンも納得か?

 

 でも吸血鬼モノの常で、雰囲気は「デイブレイカー」「ダークシャドウ」にも近くて、「コンテイジョン」の要素も取り入れるとなると・・・。突っ込みどころ満載でも結局見ちゃうのは吸血鬼映画好きゆえといったところでしょうか。なぜかダニー・マクブライド(「ロード・オブ・クエスト」)がキャラクター創造なんだよねぇ、「プロメテウス」にもクレジットされるウォルター・ヒルみたいなものか。
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