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ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える

ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える

 

 今やエディ・マーフィーとかジム・キャリー以後のコメディアンが出演する作品は、ことごとく“レンタル屋ストレート”になってしまう合衆国産コメディ。更に内容からしてもイケそうな「デート&ナイト」「モール★コップ」「オフロでGO!!!!!タイムマシンはジェット式」もレンタル屋直行で勿体ない。嘆いていても仕方ありませんけれど、日本人みんなが“泣ける映画”ばかりを求めているわけではないはず。むしろ今こそバカ笑いできる“他愛ない喜劇”が求められるのではありませんか?そして“お笑い”はなにもTVばかりに存在するわけではない。

 

 ただ見なくなって久しいんですけれど、テレビのお笑い番組にいま出演されている人たちは、正論を語る連中より偉いと本気で思う。だって「こんな時に不謹慎だろ」と言われるかもしれないのに、一生懸命アホだなぁと思われることを必死でやってるんだもん。たまたま床屋さんでテレビを見て、その話になったんですけれど、エライとされる連中(政治家とか有識者とか)なんかより・・・、いかんついつい毒づきそうになってしまいます。実際今のお笑いタレントはオッサンから見ると、かなりクレバーな人たちに映る。言葉とか表現のメチャメチャ厳しい制限の中でやってるからね。

 

 しかし劇場公開作品には制限がテレビより緩め。まぁテレビじゃあ無理だろうという笑いをバシバシ展開できる。これはなんと言っても映画の特権で、「エージエント・ゾーハン」なんかライン超えちゃってる。そしてもちろんこの作品の前作も、やりたい放題だった。ところがそのお笑い部分がパワーアップするのかと思いきや、けっこうおとなしめに前作を踏襲するようなスタート。

 

 まぁブラッドリー・クーパーはもはやドル箱になったし(「特攻野郎AチームTHE MOVIE」)、ザック・ガリフィアナキスは「デュー・デート出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断」で炸裂しまくり。「恋は3,000マイルを越えて」も良かったジャスティン・バーサは今後ラブコメの出演が増えそう。しかし前作でも地味めに面白い部分を担った、スチュ=エド・ヘルムズが今回の新婚さんにして中心に据えられている(アレンタウンの替歌は爆笑)。とは言ってもヘザー・グレアム出てないんだよね。前作からの絡みをアッサリ捨てて、何にフォーカスが絞られているかというと“ロケ地タイ”。行ってる人には明快ながら、知らない人にはゴチャゴチャとして映るアジアの名所で“記憶を無くした人探し”をむしろクローズ・アップ。

 

 観光名所の部分ももちろん満たすけれど、タイのダークサイド(といっても「闇の子供たち」ほどではない)を利用して笑いのネタにも使用。タイゆえに許されちゃってることがあって、サオとタマの×××ねたをやりたかったから行ったとしか思えない(「クライングゲーム」)。更に明らかに動物虐待と怒られそうな猿を使ったネタとか、予算が増えたからヘリを使った空撮なんかも見応えあり。そこにポール・ジアマッティ(「サイドウェイ」)が出てきて嬉しかった(ちょっと太ってたね)。

 

 通常売れたコメディの2作目ってグダグダになる場合が多いんですけれど、ちゃんと回避するようにロケ地をタイに設定して、派手なカーチェイスなども交え、人探しを目立つようにしたのでうまくいってます。前作が公開まで難儀したという代物だっただけに、この規模で公開されて良かったよねぇ。

 

現在(7/1/2011)公開中 
オススメ★★★☆☆  

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  マイファミリー・ウェディング


  レンタル屋ストレートが信じられない、定番のフォックス・サーチライト社製のミニシアター系感動作。やはりあの会社の作品といえばこの手のもので、「ブラック・スワン」は異色なのです。さてもう「ブレイキング・ポイント」とか「狼たちの報酬」とか未公開作品ばかりでなく、「エクスペリメント」、「レポゼッション・メン」など出まくりのフォレスト・ウィッテカー。同じ芝居を続けると飽きられるので、その変幻自在の実力を活かして今回はなんとDJに変身。もちろんヒット曲をガンガンかけまくるタイプではなく、「恐怖のメロディ」の時のクリント・イーストウッドみたいな“ささやき系”。よって女にモテるだらしないオッサン。そんな男にも1人息子がいて彼の元へ帰ってくる。ダメ親父の息子は良く出来たマジメ青年が定番なのは「抱きたいカンケイ」ともどもで、正統派ハンサムは“国境なき医師団”に参加してラオスに行こうとしている。

 

 そこまでだったらコメディにはならないんですけれど、メキシコ系の彼女と結婚を決意していて、両家を会わせなくちゃなんない・・・、となるとてんやわんやの大騒ぎに発展。「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」などはこれに比べると実にスルスルと進む楽しい1本でしたが、アフリカ系とメキシコ系が意地の突っ張り合いしたりして、実に楽しい展開はぜひご確認を。ラストはもちろん“家族の絆”がしみじみきます。コメディ演技もスチャラカ芝居もさることながら、グッとくる部分ではよき父親にもなれるフォレスト・ウィテカーだけでなく、アグリー・ベティが花嫁さん役なんだよね。
オススメ★★★★☆

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