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アサルトガールズ

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 「真・女立喰師列伝」 の一編、「ケンタッキーの日菜子」が良いなぁと思っていたら(×××××××喰うために決死の降下作戦で爆笑)、菊池凛子ちゃん(「ナイスの森」「バベル」)まで出して、「斬KILL」の一遍「ASSULT  GIRL2」(ヴィジュアル的に秀逸!)に発展、更に黒木メイサちゃん(「ベクシル2077日本鎖国」)を加えて遂に長編へ。期待高まる巨匠、押井守の最新作は!・・・、やはりヤツの恐るべき“我が道を行く”映画。

 

 そりゃあさ「スターウォーズ・エピソードU」(2002年)くらいまでだったら、日本映画の特撮も合衆国のVFXに負けないところまできた!って水準なんだけど、「アバター」観ちゃたからさぁ、ドーしても“特撮魂”貫いてるように見えちゃうのよ。最新技術を使っているハズなのに、円谷テイストが漂うのはやはり国産ゆえか・・・。しかし妙に愛着がわくのは、なぜなんだろう。

 

 で、メインタイトルこそ違うけど、あのゲーマー映画「アヴァロン」のゲーム世界をまんま流用して、いつもの“実写版押井ワールド”が展開。あの非デジタルなリズムを刻む独特のペースでお話が進行していく、“一見さん”お断りの世界。一般の方を拒むかのように「赤い眼鏡」も「天使のたまご」もDVDレンタルないもんね。ただ「スカイクロラ」が好きになっちゃったら、あなたも押井守の世界へ・・・。

 

 表通り「うる星やつら2/ビューティフルドリーマー」「機動警察パトレイバー12」「Ghost in THE SHELL攻殻機動隊」「イノセンス」が問答無用のアニメ傑作群なのに、裏稼業(「立喰師列伝」 、「真・女立喰師列伝」 、「斬KILL」)が止められないロン・ハワードコーエン兄弟 と同じ悪癖を持つこの映画作家、サイコーです。少なくとも現在のこの国でこれほど自由な映画製作できる人は彼以外には存在しないし、大人向けに円谷テイストの特撮を堪能できる作品を世に送り出せるなんて並じゃないですね。

 

現在(1/28/2010)公開中
オススメ★★★☆☆(ただしお好きな方限定)

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  機動警察パトレイバー THE MOVIE

 

 メディア・ミックス(OVA、コミック、テレビアニメ)でしっかりした人気を得て、満を持しての劇場版。ファンはうるさ型の連中ばっかりだから、半端な代物を作るとエライことになるので、作り手の根性入りまくり。コンピュータ・ウィルスと戦うんだけど、ロボットものの王道だったりする(「マジンガーZ対暗黒大将軍」 に似てると言って分かる人いないだろうなぁ)。押井守 の趣味がちょろっと反映なのが良い効果に・・・
オススメ★★★★★

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  機動警察パトレイバー2 the Movie

 

 PKO派遣で行った先のカンボジアで、部隊が全滅した自衛隊員が日本に戻ってきて東京で“戦争”を起こしてしまうというとんでもない内容。公開年は1993年。まさに衝撃作という呼び名がふさわしい傑作。声の出演に竹中直人と根津甚八を起用したことも成功の要因でしょうか。テロリストに対抗するのは正義の味方のイメージからは程遠い中年の後藤隊長と特車二課の面々。いやはやぶったまげますよコレは。
オススメ★★★★★

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