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トランスポーター3 アンリミテッド

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 現役アクション・スターにして元水泳選手のジェイソン・ステイサム。当たり役の運び屋=フランク・マーシャルをみたび演じる。ところが三部作完結編という兆しは微塵もない。確かに「トランスポーター12」の続編ではあるけれど、前作を観なくてもぜーんぜんOKな造りは清々しいですねぇ。また緻密なプロットとは無縁のバシバシいく展開も、このシリーズならではで、いかにもリュック・ベッソン・プロデュースっていうテイストはイケます。

 

 「ボーン・スプレマシー」にも負けない格闘シーン、「ミシェル・ヴァイヨン」ばりのカーアクション、ベッソン好みの女優などなど。確かにCGを使用しているらしいんですけれど、そうは見えないところは買えます。CG多用の合衆国作品はどうも躍動感に欠ける。また主人公の線の細さも物足りなさの1つで、ベッソン作品お得意の“美男子でなくとも強い男”は少なくとも映画には必要。

 

 いちおう“車から離れちゃうとぶっ飛んじゃうよ”っていう仕掛けはあるものの、肝心なのは“現代の悪党”がどんな連中かが描かれているところが良い。ほら「007/慰めの報酬」でも出てきた環境を食い物にする奴らで、実際現在(2009年)の巨大企業(=人類の敵)はエコを標榜してうまいこと人々を騙していますものね。ま、壮大な裏の事情は知るよしもない運び屋は、結果的にある搾取される国を救ってしまうんですけれど、それは観てのお楽しみ。

 

 ウォルター・ヒルの「ザ・ドライバー」を基にしてるこのシリーズ、まさか3本も製作されるとはねぇ、それもまだ続きそうで楽しみ。ただ主演のジェイソン・ステイサムはいつまで現役でいられるんでしょうか。最近出演の傑作、「バンク・ジョブ」みたいな役にシフトしていっても、またそれはそれでありだと思うんですけれど。彼の場合、悪役(「セルラー」もできるしね。

 

現在(8/27/2009)公開中       
オススメ★★★☆☆

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関連作

  ミシェル・ヴァイヨン

 

 財力と才能を兼ね備えた美貌の青年(うらやましいなぁ)主人公ミシェル・ヴァイヨン。彼が様々なレースを転戦し、悪のライバル・チームと競い合っていく爽快感バッチリの一品。それにしても出演者のほとんどが美男美女。迫力のレース・シーン以外でも眼を楽しませてくれる、さすがスタイリッシュ映画がお得意のリュック・ベッソン ・プロデュース作。
オススメ★★★★☆

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  ザ・ドライバー

 

 リマスターされたので再見、なんでもう一度見たかは吹き替えが入ってたから。で、不完全品として退けるか、“ふむふむなるほど”と見るかは人それぞれ。でも欠けているけれど、楽しめるならという人なら取っとけるDVDです。これでやってくれるなら「ダーティハリー」 もと思う。欠けているのはテレビ放映時の吹き替えをそのまま使用している点。でもさ、ライアン・オニールの声は野沢那智がピッタリで、VHSで録画していて何度も見たから身体に染み込んでいる。口数少ないけれど、「いやだ、お前は虫が好かん、あいつもだ」はやはり日本語の方が響くんだよね。普段は吹き替えをまず見ないんだけど、70年代の映画はほとんどテレビで見ていたせいか?
(11/26/2012)

 

 冒頭のカー・チェイスはまさに「トランスポーター」のオリジナル。しかし主演は甘いマスクの二枚目(死語!)ライアン・オニール。彼も無口で非情なプロフェッショナル。彼を追う刑事のブルース・ダーンも渋くてよいです。全体的にさすがウォルター・ヒル監督作って感じで乾いていてカッコ良い(「ストリート・オブ・ファイヤー」「48時間」も)。おまけに物語の鍵を握るのが未だにその美貌が変わらないイザベル・アジャーニ文句なしのオススメ品。
オススメ★★★★☆

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