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あなたは私のムコになる

  あなたは私のムコになる

 

 この国だけで流行している“婚活”なる要素はこの作品には関係ないんですけれど、オフィスの鬼上司(魔女だったかな?)にまで上り詰めた、優秀な編集者を襲う深刻な問題は“ビザ切れ”。「扉をたたく人」などは最もシビアな例ですけれど、サンドラ・ブロックが主演することでズッコケ・ラブコメに変身。母国カナダへの国外退去を偽装結婚で乗り切ろうとするため、無理やり部下の男の子に命令。で、命令された可愛い秘書の男の子にも“お家の事情”があって・・・。

 

 さて男の子の実家に行ってみたら、温かい家族が待っていて、ずーっと仕事一筋で、独りで生きてきた主人公は、ウソを突き通すことが出来なくなっちゃって・・・。あれっ?この設定どこかで観たような・・・、なんのことはない、彼女のベスト・フィルム(と個人的には思ってる)「あなたが寝てる間に」そのものなんですね。でも本当に“裏のない善人”が宿命的に似合ってしまうサンドラ・ブロック、正々堂々“期待される役柄”を演じていていいじゃないですか。

 

 「デンジャラス・ビューティー」しかり、「トゥー・ウィークス・ノーティス」しかり、製作も兼ねるような映画人ですから、トム・クルーズとおんなじで、自分への期待を良く知っている。偽装結婚の話だったら「グリーンカード」を観ればいいんだし、出版社のキャリアが本当の仕事に目覚めるんだったら、ジェニファー・ロペスの「ボーダータウン報道されない殺人者」があります。しかしこれはあくまでサンドラ・ブロック主演のラブ・コメで、監督のアン・フレッチャーもその辺は良く心得ている。彼女の監督作「幸せになるための27のドレス」だって、“会社”の描き方はハッキリ言っておまけ程度だったけど、そうでなくては。

 

 やはり今世紀もう一度見直すべきは“家族”かもしれません。題材こそ違え、「96時間」「私の中のあなた」も“家族”のお話でしたからね。「男と女の不都合な真実」にしても現代ラブ・コメだけに“下品だけど甥思いの男”がお相手でした。確かにサンドラ・ブロック 主演のラブ・コメにバリエーションはそれほどないかもしれないけれど、“期待される役”をあえて演じてみせる彼女はやっぱ大人の女性になったんだなぁとしみじみ。それにしても監督が女性だからかもしれませんけれど、キャリア女性への容赦ない描写であんぐりしてしまう反面、部下役のライアン・レイノルズ君はずいぶんと可愛く映っていましたね。

 

現在(10/25/2009)公開中                        
オススメ★★★☆☆

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  あなたが寝てる間に…

 

 サンドラ・ブロックのベスト・フィルムと個人的には思っている、楽しくて、暖かくて、可愛らしい作品。駅の改札で働く彼女は穴の開いた手袋はめてたりして、もろ一般庶民!!っつー感じ。独りで暮らしている彼女に突然、素敵な誤解が生む騒動が起こるんですけれど、それはぜひごらんになってお確かめを。彼女を取り合う兄弟のピーター・ギャラガーもビル・プルマンも良かった。この手のハート・ウォーミング作品を手がけたら第一人者の監督ジョン・タートルトーブ、「フェノミナン」「クール・ランニング」も大好き。ぜひオススメ。 
オススメ★★★★★

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  トゥー・ウィークス・ノーティス

 

 普通っぽさを出す場合、サンドラ・ブロックジュリア・ロバーツだったら軍配はサンドラの方にありそうです。というのは彼女の傑作「あなたが寝てる間に」以来、彼女のその個性に男が引き寄せられるという設定に無理がありませんから。ジュリアの場合堂々と女優を演じてしまいますものね。美人のタイプとしてもチョッと違うのです。で、お互いヒュー・グラントと共演して一方は本屋の店主と女優、もう一方はセレブとお抱え弁護士。「ノッテイング・ヒルの恋人」 と比べてご覧になるのも一興でしょうか。それにしても「メイド・イン・マンハッタン」といい、この作品といい上流階級を演じるのはイギリス出身の俳優が多いですねぇ。
オススメ★★★★☆

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