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 マス・メディアがどーでもいいようなニュースを垂れ流している一方で、命がけのジャーナリスト も存在することを描いてきたのが映画。最近でもジェニファー・ロペスが真の記者に成長する「ボーダータウン報道されない殺人者」「ブラッド・ダイヤモンド」 に登場するジェニファー・コネリーなんか、見ていて実に勇ましく惚れ惚れします。対して男がジャーナリストを演じてしまうと「ハンティング・パーティ」リチャード・ギアにしろ「トゥルークライム」 のクリント・イーストウッド にしろ、だらしないことこの上なかったりして・・・。ただ少なくとも彼らの真実を求める姿勢には、揺るぎない信念があって見ていて感動的です。

 

で、ラッセル・クロウ がいかにも不摂生極まりない新聞記者として登場したのがこの作品。「アメリカン・ギャングスター」の時もそうでしたけれど、セクシー男優ナンバーワンの称号(「グラディエーター」 )なんか、屁とも思っていないような体型改造には役者魂が感じられます。もちろん彼の演じる新聞記者も、根性の入っている昔気質のブン屋さんで、プロそのもの。

 

 ところが既に時代はネットが主流 となっており、若くてチャーミングなウェブ担当の新人(レイチェル・マクアダムス !!)と事件に臨んでいくことに。 更にその担当する事件が厄介なことに、友人の議員がかんでいるデリケートな代物。とにかく真実を確実に、地道に、したたかに追い求める主人公は、一筋縄ではいかない事件の核心に迫っていきます。ま、ここのところは触れてしまうと台無しなので割愛しますけれど、現実にありそうな物語は観ていてスリリング。

 

今回この作品で合衆国最後の巨大産業=軍需産業と政界の癒着、戦争請負会社など厳然と存在する事実が暴露される。題材にこんなことを選べるんだから監督のケヴィン・マクドナルド、肝が据わっています。だてに「ラストキング・オブ・スコットランド」を撮っていない。また「ザ・ペーパー」 と同様に時間に追われる新聞社の現実は変わらないけれど、記事の中身は株主の意向=“当たり障りのない売れるネタ”優先である現実も21世紀ならではでしょうか。

 

「大いなる陰謀」と同じくアメリカ合衆国が瀕している危機を主軸に、ジャーナリズムの変化も交えつつ、愛憎劇の様相までも盛り込み、ラストのどんでん返しへと進む。実に情報量の豊富な現代のサスペンスです。恐らく一度で済ませてしまうには勿体無いボリュームでしょう。それにしても「ステート・オブ・グレイス」 以来ファンなんですけれど、ロビン・ライト・ペンは相変わらず美しいなぁ。

 

現在(5/27/2009)公開中    
オススメ★★★☆☆

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関連作

  トゥルー・クライム

 

 新聞一筋!記者魂 の塊!というだけでは家庭は上手くいかない・・・。という典型的な“仕事人間”(あるいはダメな大人)をクリント・イーストウッドが演じ、タイトル通り“本当の犯罪”に立ち向かっていくお話し。ラストはもうホントにギリギリで、ハラハラする展開。しかし見所は名優ジェームズ・ウッズとクリント・イーストウッド の豪華な掛け合いで、いいトシした大人が“ヤッたのか?”“どうだった?”などと言い合っているところは、内容がシリアスなだけに爆笑。
オススメ★★★★☆

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  ザ・ペーパー

 

 ロン・ハワード裏稼業の楽しい1本。新聞社のてんやわんやを豪華キャストで描いていて、かなり笑えます。初代「バットマン」 =マイケル・キートンが主役なのは「ラブ・in・ニューヨーク」「ガン・ホー」以来の付き合いだからでしょうか(表通りだと彼はなぜか出ない)。輪転機の前でグレン・クローズがぶっ飛ばされちゃうんだもんなー。妊娠中のマリサ・トメイにしろ編集長役のロバート・デュバルにしろロン・ハワードの裏稼業(低予算)だとみんな悪ノリできちゃうみたい。蛇足ながら「ラブ・in・ニューヨーク」「ガン・ホー」もイケます。
オススメ★★★★☆

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