2月


 「チェ39歳別れの手紙」
2部作の完結編であるにもかかわらず、クライマックスや劇的なシーンを削りチェ・ゲバラ本人がそこにいるかのような錯覚を起こさせる「チェ39歳別れの手紙」彼の訴えたことが心に響く傑作です。
2/1 オススメ★★★★☆  

 「ベンジャミン・バトン数奇な人生」
タイトル(原題)が示す通り興味深いベンジャミンの人生を追う「ベンジャミン・バトン数奇な人生」最新VFXと美貌の演技派たちによる共同作業を傑作に仕立てた監督デビッド・フィンチャーの手腕に脱帽。 
2/7 オススメ★★★★☆ 

 「少年メリケンサック」
国民的女優、宮崎あおいが全編にわたってエライ目に遭う大爆笑のパンクコメディ「少年メリケンサック」でも驚いたのは監督宮藤官九郎の造詣の深さ。だって“スターリン”の遠藤ミチロウが出ているんだぜ。音楽好きとしては大満足、早くも今年(2008年)邦画ナンバー・ワンの1本になっちゃいそう。
2/14 オススメ★★★★☆ 

 「フェイクシティ ある男のルール」
もう大根役者とは言わせない、キアヌ・リーブスの代表作になること必至のクライム・アクション「フェイク シティある男のルール」原作者ジェームズ・エルロイの感覚に時代がやっと追いついたんでしょうか。
2/16 オススメ★★★★☆ 

 「チェンジリング」
思わずあり得ない!と叫んでしまう話なんだけど、事実。「チェンジリング」が描き出す衝撃は計り知れない。しかし見どころが警察の腐敗だけではないのはさすが。クリント・イーストウッドの時代背景描写がこの暗い話にあっては救いとなります。  2/22 オススメ★★★★☆        

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