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Sweet Rain 死神の精度

  Sweet Rain 死神の精度

 

 死にそうな人のところに死神がやって来て、死なすかどうするか判別する。なんだブラッド・ピット 主演の「ジョー・ブラックをよろしく」のパクリじゃないかと思ったけれど、この手のネタに目がないのでついつい観てしまった。ここのところ邦画の主流は当るけれど、あまり興味をそそるものがないので、大丈夫かと心配でしたけれどかなりイケます。それはやはり金城武によるところは大きいでしょう。なにせアジアの大スターだからして。ちゃんと映画として成立させている。

 

 加えて原作の持つ力も大きい。下地は「ジョー・ブラックをよろしく」かもしれないけれど、併せて不滅者と必滅者との相関関係を盛り込んでいるのがミソ。「ハイランダー悪魔の戦士」 も一見チャンバラB級アクションながら、“死なない男が見てきた時代”という隠し味があると、作品をワン・ランク上昇させることが出来ます。

 

 また主演が金城武だけに共演者もなかなかの人が出ていて、ヒロインの小西真奈美もいいけれど、あっけらかんとしたお婆さんを演じた富司純子もグー。ま、各々のキャラに触れると台無しなので割愛しますが。さらに脇役も相当いける人々で、村上淳とか吹越満とかちゃんと見せてくれます。光石研なんて「時効警察」 、「めがね」 共にもうこの人が出てくれば大丈夫(どんな具合に?)とばかりにクォリティの高さを証明するような役者さん。アジアの大スターを迎える布陣としては申し分ないでしょう。

 

 全体としてレイモンド・カーバーの短編を恐ろしく旨く繋げて、映画に仕上げたロバート・アルトマンの「ショート・カッツ」や、筒井康隆の短編集をやはり一本の映画として成立させた「男たちのかいた絵」 (DVDレンタルありません)のような趣がこの作品の勝因ではなかろうかと思います。時代設定に多少難があっても、全然この作品の評価を落とすものではない。これなら周辺の国に持って行っても、十分お客さん入ると思いますけれどいかがなものでしょう。

 

現在(3/25/2008)公開中

オススメ★★★☆☆

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  男たちのかいた絵

 

 筒井康隆の短編集を巧妙に1本の長編作にまとめたヤクザSF(とでも言うんだろうか?)二重人格者に扮した豊川悦司の変貌振りが凄まじく、“大魔神”もびっくりするやら笑っちゃうやら。この手のものが観られないのは寂しい限りですなぁ。もしどこかのレンタル店に“ビデオ”があったら必見。
オススメ★★★★☆

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