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僕の彼女はサイボーグ

僕の彼女はサイボーグ  僕の彼女はサイボーグ

 

 吸血鬼ネタ ”の次に好きなのが“タイムパラドックス ”もので、ついつい観に行ってしまいます。代表的なのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でしょうけれど、アーノルド・シュワルツェネッガーの代表作「ターミネーター」 も実はれっきとしたこのジャンル。この作品でもバッチリ“お馴染み”のシーンが出てきてニヤニヤ。おっとそういえば国産の傑作「時をかける少女」(原田知世バージョンアニメバージョン も共に)も忘れちゃあいけない。ちゃんとあの中からエッセンスが抽出されておりました。

 

 さて、タイムパラドックスを背景にした国産恋愛映画ですけれど、監督が韓国人のクァク・ジョエン。これが大当たりの起用で、素晴らしい。もともと「猟奇的な彼女」の監督さんですから、材料があれば難なく上質のラブ・ストーリーに仕上げてしまいます。もはやこの国の監督では出せないテイストが見事成し遂げられている。決して日本人監督がダメというのではなくて、同じ様に撮ってもテイストが出せない、ここが致命的。

 

 主演の綾瀬はるかちゃんは久々の大器って感じで素晴らしく、無表情のサイボーグを熱演。「マジック・アワー」でもあれだけ賑やかなキャストに混じって、存在感をアピールしている。また主人公なんだけど、彼女の脇役に徹する小出恵介くんもなかなかに芸達者であります。映画に専念すれば両者ともいずれ花咲かすこと間違いなしの若手。

 

 キャストと題材は十分鑑賞に堪えうる恋愛映画、今年見た3本目の邦画は数ある洋画の恋愛ものに負けないと確信します。ただ日本人監督だけが“不在”なのがチト残念。カップルで見るには最適 、極上の1本。ここしばらくこういうの無かったんだよねぇ。

 

現在(6/5/2008)公開中   
オススメ★★★★☆

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関連作

  ターミネーター

 

 運良くヒットしたから記念すべき第1作となっていますが、特撮を見れば一目瞭然で低予算映画。もちろんこの作品を契機にジェームズ・キャメロンアーノルド・シュワルツェネッガーもサクセスしていくわけですが、面白さを分析しようにも“ただひたすら面白かった”と言うしかない。虜にされて、リリースされていなかった海賊版のコピーを骨でもしゃぶるように見ていたのは17歳の時。

 

 つらつらと思い返してみると「マトリックス」「セブン」がこの作品に近いインパクトを持っていた。で、公開当時は本作を観た同級生はそろってノック・アウトされたんだけど、他の面々は黒澤明の「乱」に行っていた。なぜかって言うと、彼らはエキストラとして出演していたからだ。私めの家にもオファーの電話がかかってきていたのは29年前。思い出があると映画が記憶から遠ざかることは、あまりないですね。
オススメ★★★★☆
(面倒くさいので、修正しませんがこれは特別 11/7/2014に訂正)

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