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インディ・ジョーンズ/ クリスタル・スカルの王国

  インディ・ジョーンズ/ クリスタル・スカルの王国

 

 主演のハリソン・フォードは還暦過ぎてるんだから、無理に決まってる、などと思っていたけど、ちゃんとアクション・アドベンチャーになっていたシリーズ最新作。ま、忘れた頃に引っ張り出してきたのか、ネタ不足のアメリカ映画界の嘆かわしさか・・・、はこの際どうでもよくて、恐ろしくオーソドックスに作られたアドベンチャーものでした。若手の作り方とは一線を画したルーカススピルバーグ の製作手法は古臭いけど効果的で、パチモンには負けない心意気。

 

 さてご存知ジョーンズ教授が今回は、第二次世界大戦後の時代に大活躍。前3部作の では“ナチ”が敵でしたが、今回は米ソ冷戦下でもちろん仇役はソヴィエト連邦スターリンの子分。この悪役に扮したのがケイト・ブランシェット で、「エリザベス・ゴールデン・エイジ」にしろ「バベル」にしろオーバー・アクトのない演技派美人女優。しかしこれらのうっ憤を晴らすがごとき超ブチ切れの将校がハマッていて面白い。

 

 本当に好き放題やってる感じで、インディ・シリーズに出るのを最も楽しんだんじゃないでしょうか。年齢的にもドンピシャの人ですもんね。また彼女に加えて今回参入のシャイア・ラブーフは大出世でしょう。「コンスタンティン」キアヌ・リーブスの助手、「トランスフォーマー」では“メガトロン”に追い掛け回されていた少年も立派に50年代風“ツッパリ君”に変身。もっとも彼の役柄についてはもちろん内緒。

 

 で、更に今回のお宝とその展開についてバラすと元も子もないので割愛しますけれど、ちゃんと時代背景を盛り込みつつ、あっと驚くラストになっていました。キャラの設定が似通った某シリーズに負けないスケールの大きさは本家の意地でしょうか。ただむかーし「スターウォーズ」 と「インディシリーズ」が・・・という根も葉もないウワサがあって、どことなくそれを思わせるラストだったのでついつい思い出してしまいました。

 

 余談ながら前3部作を見なくても特に問題はないんですけれど、強いて言えば1と3を見とけば無難かなといったところでしょうか。もともとそれほど複雑な伏線のあるシリーズではありませんし、娯楽作の醍醐味は全部つまっていて文句なしでしょう。でもこういった文句なしの娯楽作って最近なかなかお目にかかれないのです。完璧なCGをあえて避けて、ミニチュアを使ったりした製作手法はルーカススピルバーグならでは。今こういう技術持ってる人少ないですからね。

 

現在(6/21/2008)公開中
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 ある年代にとっては定番。アドベンチャーもののエポックで、この後いくら冒険ものを作ってもだいたい亜流と呼ばれてしまう。原題は“mummy”=ミイラ男なのに、パッケージを含め売りが殆どコレとおんなじなった「ハムナプトラ」 などが分かりやすい。入手困難ながら村上春樹・川本三郎共著「映画をめぐる冒険」(貸したマンマ帰ってこない)のなかで“ローレンス・カスダン(「シルバラード」)の脚本をルーカススピルバーグ、二人のワンダーキッズがよってたかって仕掛けを施した”と書いてあったが(たぶん)、確かにもう次ぎから次ぎへと冒険活劇のお約束てんこ盛り。また考古学者のクセに腕っ節が強いジョーンズ教授、ムチの達人なのに××がダメなのがお茶目。ハリソン・フォードはこの時期スピルバーグ&ルーカス御用達俳優で、ソロ船長と被らないところがエライ。なんと「存在の耐えられない軽さ」のフィリップ・カウフマンまで噛んでいる、豪華だなぁ。
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