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さよなら。いつかわかること

  さよなら。いつかわかること

 

 

  イラク戦争に出征中の妻を失った男。2人の幼い娘を持つ彼は“母の死”を告げることが出来ずに旅に出る。この切ないロード・ムービーは、小粒ながら忘れられないミニシアターの秀作です。そして静かに描かれている旅を彩っているのがクリント・イーストウッド提供の楽曲。本当に多才な監督で、繊細なスコアはともすれば退屈になってしまうアメリカの道中を、しみじみとした情景に変えています。

 

 また主演のジョン・キューザックがあまりにもごく普通の“お父さん”に変身しているのには驚き。「ザ・スナイパー」(未公開ながらマジ傑作です)でも父親役が板についてきましたが、本当にごく普通のパパになりきっています。娘役の二人も絶品の自然な仕草を披露。「アイ・アム・サム」のように自然と泣けてきちゃいます。

 

 「大いなる陰謀」で描かれたアフガニスタンほど前面には出てきませんけれど、合衆国が現在(2008年)もイラクで部隊を展開、戦闘が継続されているのは厳然たる事実。ただこの作品が小粒ながら優れているのは、“厳然たる事実”を背景として存在させていること。

 

 家族の喪失というこの世で最も辛い出来事に焦点を当てることで、「サラエボの花」同様に貴重な反戦映画となっています。失われた家族は決して帰っては来ない、アダム・サンドラー主演の「再会の街で」 もそうであったように、これほど切ないことはないのですね。そりの合わない兄弟でさえ抱きしめ合うしかないのです。そのシーンはまた良く出来ている名場面。

 

 この作品は決して問題提起型のメッセージ色の濃い作品ではありません。しかし今現在この地上で行われていることが、結果として一つの家族を不幸にしてしまう事実を静かに描き出している。文句なし、こういう作品に出会えるからミニシアター に通うのが止められないのです。映画好きにとっては宝物のようなもの。

 

現在(5/9/2008)公開中
オススメ★★★★★

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  I am Sam : アイ・アム・サム

 

 ダコタ・ファニングを一躍有名にした“親子の絆”映画の佳作。もちろんでき過ぎた娘を際立たせるため、ちょっと1本足りない親の役をショーン・ペンが文句なしの名演で支えている。そしてなんと言っても全編を彩るビートルズ をカヴァーしたサントラが文句なしに最高。関西方面から奥さんと子供を残して、東京で板前として働いていたお客さんにオススメしたら、大感激。もう翌日にはビデオを買って、愛するご家族に送っていたりして。それだけの魅力は十分にあります。
オススメ★★★★☆

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