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彼が二度愛したS

彼が二度愛したS  彼が二度愛したS

 

 素顔を隠した被り物「X-MEN」で注目されていながら、持ち前のハンサム顔を活かし、「恋する遺伝子」とか「ニューヨークの恋人」 で安定した“いい男”の位置を確保しているヒュー・ジャックマン (今それをやっているのは「魔法にかけられて」のパトリック・デンプシー)。ただそれでは飽き足らないようで、「プレステージ」とか「ファウンテン/永遠につづく愛」で若干のステップ・アップ。でも“悪役”がなかなか回ってこないので、自ら製作した作品で見事ワルの詐欺師に変身。

 

 で、彼にカモにされるのがユアン・マクレガーヒュー・ジャックマンをワルに見せるためには、「スターウォーズT〜V」のジェダイの騎士(真実一路)が必要だったわけで、ちゃんと生真面目な会計士がハマっている。そして彩を添える謎の美女にミシェル・ウィリアムス。それにしても驚きましたね、この人を初めて観たのはヴィム・ヴェンダース監督作品「ランド・オブ・プレンティ」だったんですけれど、あの作品ではまだいたいけな少女だったのに・・・。時の経つのは早いものです。

 

 物語は騙し、騙されの実にスリリングな展開を見せるんですけれど、目新しいのは主人公がハメられるキッカケとなる秘密クラブ。電話一本で超多忙な人々が短時間の“大人の”デートをすることが出来るという合理的なシステム。なさそうで在りそうな非現実的なこの部分なんですけれど、仕事を愛しちゃったカワイそうな現代人には意外に現実的かも。

 

 ただとにかくオフィスに詰めたら深夜まで仕事1本!の人々を描写するのに大活躍したのがハイヴィジョン撮影。「マイアミバイス」 でも威力発揮のこの最新技術が描き出す光景は映画の中で“都会”を印象付けることに成功。ビルからもれる蛍光灯などの光を捉える技術があってこそ、冷たい舞台背景を浮き立たせる効果になっております。

 

 ただのどんでん返しエロティック・サスペンスなら見飽きたかもしれませんけれど、二人の色男対決に加えて都会の夜景が冷たく光るこの1本いかがでしょう。もっとも実際にビルの中でお仕事している人々にとってはあり得ないってことになるかもしれませんが。目当てのマギーQ(「Mi-V」「燃えよピンポン」 )の出番が少なかったのがちょっと残念。

 

現在(11/14/2008)公開中            
オススメ★★★☆☆

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関連作

  ニューヨークの恋人

 

 メグ・ライアン主演の久しぶりのロマンティック・コメディ「ニューヨークの恋人」は正統派のロマコメにタイム・スリップ 味が加えられている。一味違った一品に仕上がっています。原題は「ケイトとレオポルド」というタイトルで、メグ・ライアン扮するバリバリのキャリア志向の女性“ケイト”が、タイムスリップしてきちゃった“レオポルド”公爵と珍妙な成り行きから恋に落ちるというお話。確かに分かりやすい筋書きではあるんですけれど、“定番”こそ真理って感じで、かなりイケます。レオポルドになった“良い男”X-MENのウルヴァリンことヒュー・ジャックマン(この人今後要チェックです)も定番中の定番ハンサムで、作品の柱になっていました。
オススメ★★★☆☆

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