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 猟奇殺人を扱ったサスペンスといえば、「羊たちの沈黙」「セブン」と相場が決まっており、なかなかこれらを超える作品にはお目にかかれません。しかし良くも悪くも時代は進み、ネットによる公開殺人を題材にしたサスペンスが登場。これがなかなかに怖い。ネットのアクセス数に比例して死が迫ってくるなんて、考えただけでもゾッとします。

 

 またこれだけ日常化したインターネットですから、ひょっとすると?という不安がよぎり、恐怖倍増。その殺され方たるや、ハロゲンランプで焼き殺されたり、酸のプールで生殺しにされたりと漫画チックでないだけに食い入るように見てしまいます。サイコな犯人の異常な殺し方は「ザ・セル」 なんかでも見せ付けられましたけれど、怖くて「ソウ」すら見ていない臆病者にとってはショッキングでしたね。

 

 ま、そんな異常者に敢然と立ち向かっていく強き母を、ダイアン・レインが演じていてカッコ良い。「ジャンパー」 でもそうですけれど、母親役が板についてきましたね。あの「ストリート・オブ・ファイヤー」 の時のゴージャス美女がねぇ。この人が過度に美しく描かれていないのはテーマが絞り込まれて、作品のスピードが緩まない効果となっております。さすが「真実の行方」 の監督、サスペンスの盛り上げ方は心得ています。

 

 平和なこの国でしたらネット を「電車男」のように有効活用する人々が描かれますが、隣近所が得体の知れない合衆国では悪用の傾向が強いみたい。「ジェイ&サイレントボブ帝国への逆襲」 のサイレント・ボブみたいにネット の向こう側にいる卑怯者をぶっ飛ばしてもらえないものでしょうか。代表選手「羊たちの沈黙」「セブン」 は超えられないかもしれないけれど、緊張度満点のサスペンスとなっております。心臓の弱い方はご注意。

 

現在(4/12/2008)公開中
オススメ★★★☆☆

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  ストリート・オブ・ファイヤー

 

 監督ウォルター・ヒルの持ち味が炸裂したヴァイオレンス映画。暴走族に連れてかれた元彼女をタフガイが奪い返し、連中と対決することに・・・という単純なストーリーなのに、全編を彩るロック・ナンバーがサイコー。この作品のダイアン・レインは確実に“イイ女”で、必死に取り合うのもうなずけます。しかし岩を砕くハンマーで殴りあうなんて凄まじかったよなぁ、アレで人が死なないんだからなぁ。タフガイを演じる無口なマイケル・パレには憧れました。今(21世紀)あんまりそういうキャラ受けないけど・・・。
オススメ★★★★☆

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