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アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生

  アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生

 

 「不都合な真実」とか「ブリッジ」などですと、現在の世界を追う手立てになるドキュメンタリー。そういった作品ですと勉強にはなりますが、多少かしこまってしまいます。ですが、人物を追うものになりますと気軽に楽しめ、かつなるほどと肯いてしまうものがあります。その人物が亡くなってしまうと「Ray/レイ」のような伝記映画となりますが、せっかく本人が生きているのなら、その人物に直接アプローチするのがベター。意外にも画面には映らないものまでこちらに伝わってきます。フィデロ・カストロにオリヴァー・ストーン監督が直撃インタビューした「コマンダンテ」などが良い例で、まさに歴史の生き証人であり、画面から彼のカリスマ性が感じられる。

 

 で、こちらも歴史の生き証人。女性が対象となっているせいか、ロザンナ・アークェットが有名女優にインタビューする「デブラ・ウィンガーを探して」 を思い起こさせます。でもその女性たるや凄い人物。アメリカのサブカルチャーの真っ只中を生き抜いてきた女流写真家で、デミ・ムーアの妊婦姿ヌードが記憶として新しいアニー・リーボヴィッツ。関係者インタビューでは今どきのセレブから、ローリング・ストーンズのミックとキースまで出てきて興味津々の話がごろごろ。

 

 なにせジョン・レノン を暗殺直前に撮影した人物ですから、生ける伝説なわけです。初期はローリングストーン誌の表紙を飾る看板カメラマンで、ローリングストーンズに同行して取材。あの「あの頃ペニーレインと」 で描かれたような乱痴気騒ぎの中にあって、彼らの生態を映し出してきたり。ストーンズ誌の後はヴァニティフェア誌でセレブを写しまくり。

 

 しかし凄いのはそれだけではなくて、恋人で知識人のスーザン・ソンタグ(アメリカの頭脳だそうです)と戦火のサラエボに飛んで現地を撮影。並みの売れっ子とは違います。現在は50代ながらえらく小さい3児の母として子育てしつつ精力的に活躍中。まるでフォレスト・ガンプのようにサブカルチャーの中を走り抜けてきたけれど、芯のしっかりした魅力的な人物。彼女のカメラの前でジョージ・クルーニーやらミハエル・バリシニコフが何でもやっちゃうわけです。いやはやアメリカにはとんでもない人がるものだ。かなり刺激受けますよ。

 

現在(2/29/2008)公開中                            
オススメ★★★★☆

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  デブラ・ウィンガーを探して

 

 ここのところ出演作がなくて寂しいなぁと思っていたら、なんと自分で監督作を発表してしまったロザナンナ・アークェット(「グランブルー」 の彼女サイコー)。タイトルは「愛と青春の旅立ち」のデブラ・ウィンがーになっていますけれど、いろんな女優が登場してきます。素でしゃべる彼女たちは、その実力を図らずも暴露してしまう形のユニークな作品。印象的だったのはなんと言っても「ファーゴ」に出ていたフランシス・マクドーモンドで、女優はやはり頭が良くないと務まらないんだなぁとつくづく感心してしまいます。
オススメ★★★☆☆

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