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アクロス・ザ・ユニバース

  アクロス・ザ・ユニバース

 

 ビートルズ の楽曲を使ってミュージカル。コケるとエライことになるネタながら、上手くいったのがこの作品。とにかく別格のロックバンドだけに人気も根強く、結構大人のカップルが劇場に来たりしていて、侮れません。ま、教養として知っている身ですけれど(だって世代じゃないですもん)、次から次へと繰り出される名曲には思わず口ずさんでしまいそうになります。

 

 “Helter Skelter”とか“Strawberry Fields Foever”とか実にニクイところでかかるんですなぁ。しかも主人公の名前がジュードとルーシー。それぞれ“ Hey Jude”、“The Sky With Diamonds”からとられているのは、ビートルズをお聴きになっていた方でしたら殆ど常識ですよね。

 

  またビルの屋上でライヴするシーンがあるんですけれど、モロ映画Let It Be」 (ビデオにすらならなかった幻の一品)が再現されていて、歌われるのが「愛こそすべて」“All You Need Is Love”。ビートルズのファンであるかないかを抜きにしても、聞き覚えのある本当のマスターピース。

 

 彼らが活躍した時代はヴェトナム戦争なんかがあったりして、暗い方向に向かいがちだったけれど、高らかに「愛こそすべて」と歌うことは大切だったわけですね。この曲がかかるのはクライマックスなんですけれど、自然と泣いてしまいました。ビートルズのカヴァーでサントラを構成した「アイ・アム・サム」の時も泣いちゃいましたけれど、彼らの曲ってただのロックバンドのものではないですね。この作品で使用されている曲も後期から取られているものが多く、“ロック”というジャンルに収まらない曲を、天才集団ビートルズは次々に産みだしていったんだなぁと改めて感心。

 

   そして実にニクイ演出でうまーくまとめちゃった監督、ジュリー・テイモアは次回作も期待できそう。実際に歌っている主演のジム・スタージェス君、「ラスベガスをぶっつぶせ」ではMITの天才青年でしたが、ここではリバプールの労働者がハマッていて素晴らしい。更に「ダウン・イン・ザ・バレー」でもイケナイお嬢ちゃんを演じていたルーシー役のエヴァン・レイチェル・ウッド、なんとマリリマンソンの彼女とは驚きでした。

 

 まずミュージカルは見ない人間なんですけれど、「スウィーニー・トッド・フリート街の悪魔の理髪師」にしろ通常の作品に飽きてきたら、悪くないですね。この作品もいかにもミュージカルって部分が少なかったし。悲惨が現実は日々目にしているので、むしろ高らかに“愛こそすべて”と叫ぶこの作品は断然オススメ。今(8/14/2008)のところ今年ナンバー・ワン。

 

現在(8/14/2008)公開中   
オススメ★★★★★

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関連作

  Let It Be

 

 今を去ること30年くらい前、深夜2:00頃テレビでやっていて、たまたま観た。断片的にしか覚えていないけど、ビルの屋上で“get back”とかアルバム“let it be”の曲を演奏しているビートルズの面々と、それを見上げる人々の映像は鮮明に記憶している。見物している人へのインタビューでは、「彼らは才能あるから大丈夫だよ」などとごく自然。商売として“解散”を盛り上げるそぶりが皆無。VHSにすらならなかったのが本当に不思議、リリースが待たれる幻の1本。
オススメ★★★★☆

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