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ベオウルフ/呪われし勇者

   ベオウルフ/呪われし勇者 

 

 予告編やらTVスポットで、てっきり実写映画とばかり思っていたけれど、なんと全編××・ムービー。キャストが豪華だっただけに、まさかこういう仕掛けでくるとは夢にも思わなかった。冒頭この手のファンタジーは壮大さを演出するためにも××を使って、圧巻の迫力ある映像でお客の目を釘付けにします。

 

 けれど、いつまで経っても××だからアレ?と思って見ていた。でもまさかこんな豪華キャストでそれはあり得ないという固定観念があるし、時折殆ど実写と見間違えるほど精緻な部分があるので、なんだ××の中に実写を混ぜた新しい手法か、さすがはロバート・ゼメキスすごいなぁなどと変に感心。ところが違ったワケですね。

 

 いやはや驚きました。年をとったといえばそれまでだけど、ゲームを含めて××技術の進歩はとんでもないものです。今年(2007)フランスの「ルネッサンス」、アメリカでは「トランスフォーマー」(今年のナンバー・ワンに勝手に決定!)、この国では「ベクシル2077日本鎖国」「エクスマキナ」と映像の進化を見せつける作品が幾つか創られました。

 

 続編で儲けよう根性むき出しの超大作にいささか食傷気味だっただけに、この流れは実に清々しい。元々ロバート・ゼメキスという監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」なから始まり、「ロジャーラビット」でアニメの中に実写の人を登場させ、「フォレスト・ガンプ一期一会」でそれまでではあり得ない映像を産み出してきた。「ポーラーエキスプレス」は見ていませんけれど、トム・ハンクスが出演したのもうなづけます。これだけのクォリティならアンソニー・ホプキンスアンジェリーナ・ジョリーも嬉々として出るわけです。

 

 さて映像は最先端ながらお話しはというと、こちらは最古の英語叙事詩。最古だけにこれ以上はさかのぼれないわけです。でもどっかで見たことあるような部分が幾つも・・・。悪魔との契約、王族の継承にまつわる秘密、空飛ぶ竜、などなど。つまりはここからパクッていった作品が多いことの証明なんでしょう。

 

 ただ全体を虚しさが貫いているのは悲惨なこの現在にこそ必要な物語なのかも。この辺は大人向けと言えます。甘い誘惑には代償がつきもの。その甘い誘惑そのものを体現しているのがアンジェリーナ・ジョリー 、見事なキャスティングです。「マイティ・ハート愛と絆」とは180度違うまさに毒婦、すごい女優になったものだ。

 

映像は最先端、物語は原点、キャストと監督はアカデミー賞 クラス。そして何より見終わっても狐につままれたような感覚。実写だったのか、××だったのか?今年最後の収穫でした。

 

現在(12/13/2007)公開中
オススメ★★★★☆

 

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関連作

  フォレスト・ガンプ/一期一会

 

 ロバート・ゼメキスの持ち味が存分に発揮された傑作。VFXを駆使してアメリカ現代史が描かれます。頭は少々弱いが足の速い主人公ガンプが、文字通りアメリカ現代史を駆け抜けていきます。そして物語は二重構造になっていて、 トム・ハンクス 演じるガンプが表舞台を生きるのと同時に、ロビン・ライト 演じるガールフレンドはアメリカのダーク・サイドを生き抜こうとします。宙に舞う羽がとても美しいオープニングから、ラストに至るまで文句なしの一本です。
オススメ★★★★★

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