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綴り字のシーズン

  綴り字のシーズン

 

 観ていて天才的なチェスの才能を持つ子供の物語「ボビー・フィッシャーを探して」を思い出していましたけれど、これはなかなかに自然にスーッと感動する秀作です。全米スペリングコンテスト(というのがあるそうです)に挑戦していく天才少女と、彼女を取り巻く家族のお話。なんとあのリチャード・ギアも“お父さん役”が板に付いてきたのですね。お母さん役にはこちらも驚きのジュリエット・ビノッシュ。あの「存在の耐えられない軽さ」とか「ポンヌフの恋人」での可憐な感じが印象的だったので、月日の経つのは・・・とつい思ってしまいました。

 

 さて、物語は家族の中では控えめだった末の娘イザベルが、実は大学教授の父をも唸らせる才能の持ち主であることが判明、家族内のバランスに微妙な変化が現れ始めます。そして徐々に息子から娘に、その注目度が傾倒していく父、家族には言えない秘密を持つ母、家族から離れていきつつある息子と、コンテストに勝ち進んでいく主人公イザベルと平行して描かれていきます。

 

 つまりはただ天才少女がコンテストに勝ち進んでいくだけの物語ではなくて、家族のお話しでもあるのです。加えて英文科の学生には文字の魔力云々の件があるのでご注目を。結末は伏せますが、前記した「ボビー・フィッシャーを探して」と物語は似ているのに、その着地点は異なります。やはり時代を反映してのことでしょうが、そこんところがこの作品をただのスター俳優の爽やか感動映画とは一線を画したものにしていて好感が持てます。ちょっと「普通の人々」を思わせますけれど、あくまで主人公は天才少女、明るさの兆しが射すところが救いとなっております。

 

 「リトルダンサー」もそうでしたけれど、家族の中に頑張っている者がいると応援したくなるのが人間。そういった普遍的なテーマがこの作品には込められていて素晴らしいですね。不毛な現代日本には一服の清涼剤となりそうな“家族の思いやり”の物語、いかがでしょう。

 

現在(1/20/2006)公開中
オススメ★★★★☆

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関連作

  ボビー・フィッシャーを探して

 

 タイトルのボビー・フィッシャーとは実在する伝説の人物で、チェスの世界では“天才”の代名詞。で、その伝説的天才に匹敵するかもしれない才能を秘めた少年が主人公。息子の才能を伸ばそうと、奮闘する父親にジョー・モンティーニャ。少年を導く二人の対象的な師匠、ベン・キングズレーとローレンス・フィッシュバーン。映画好きにはたまらない上手い俳優だけのキャスティング!!更に主人公を演じるマックス・ポメランク少年も申し分なし。物語は大切なのが“才能”ではないことを教えてくれる実に感動的なもので、断然オススメ.
オススメ★★★★☆

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  存在の耐えられない軽さ

 

 とにかく大人の恋愛!!つー感じの1本。わめいたりうめいたりせずに、じわじわ大人の三角関係がなんとも言えない雰囲気のなか進行していきます。ところがチェコのプラハに、ソビエト軍が侵攻してからがぜん物語は急展開。それまでインテリでハンサムなだけのプレイボーイかと思っていた主人公の脳外科医が、戦いを(抵抗と言った方が良いかもしれません)開始、この辺は主役を演じるダニエル・デイ・ルイスの力が発揮されていますね。そして彼と共に生きる妻を演じるジュリエット・ビノシュも、初々しくて健気で素晴らしい。こんな風に人生をまっとうできたらと憧れてしまいます。ラストもしみじみと締めくくられるしね。
オススメ★★★★☆

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  リトル・ダンサー

 

 貧乏のどん底にあった80年代のイギリス。そんな “ あしたのジョー ”に出てきそうなドヤ街から、一人の小さな才能が開花していく様を丁寧に追った「リトル・ダンサー」。そりゃあハリウッド製の作品には適わないかもしれませんけど、良かったですね。スタッフの大人たちは丹念ないい仕事をし、主演の少年は抜群の演技(といったらいいんでしょうか?)を見せます。
オススメ★★★★☆

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